土器・土偶など約140点を展示!未来の文化財候補も登場!その他VR体験やワークショップも登場!
【日時】2022年10月1日(土)~2023年1月9日(月)
※2023年1月1日(日・祝)は東急プラザ銀座閉館のため休み
【場所】東急プラザ銀座4F(東京都中央区銀座 5-2-1)

一般社団法人日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構(所在地:東京都千代田区九段南、代表理事:尼崎勝司、以下JDAS)が主催する「JOMON DAYS SATELLITE」が2022年10月1日(土)から東急プラザ銀座でスタートしました。開催は、2022年10月1日(土)~2023年1月9日(月)です。今回のように三内丸山遺跡センター協力のもと、博物館や美術館などでこれだけの出土品を展示するイベントは、およそ25年ぶりとのことです。
本イベントは、三内丸山遺跡センター全面協力のもと、土器や土偶など出土品約140点が登場します。完全なかたちの板状土偶や、実物のヒスイ製大珠、縄文時代を解明するための重要な情報源である魚骨や種子、炭化したクリ材などが登場する他、時代の流行があらわれる様々な縄目模様の土器がバリエーション豊富に並びます。
さらに、まるで遺跡に行ったかのように竪穴住居を見渡すことができる「VR体験」、自分で縄の模様が付けられるミニチュア土器や勾玉づくりを体験できる「縄文ワークショップ」など、大人から子どもまで縄文時代を深く楽しめるイベントとなっています。
青森県・三内丸山遺跡とは

青森市に所在する、今から5900年前~4300年前の日本最大級の縄文時代の集落跡です。遺跡の存在は江戸時代から知られていますが、平成の大発掘で全体が把握されました。国の特別史跡です。
2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中核の遺跡として世界遺産登録されました。
また、出土品の一部は国の重要文化財に指定されています。
■見どころについて
ミクロな世界

三内丸山遺跡で出土した魚骨や様々な種子が展示されています。魚骨は、その魚が獲れる時期が推測でき、その場所にいた季節などが推測される重要な情報源となります。今回はサバやブリなど回遊魚の他に冬に獲れるマダラの骨などが展示されています。
貴重な完全なかたちの板状土偶

三内丸山遺跡では、たくさんの土偶や土器が見つかっています。その中でも完全なかたちの土偶は、なかなか見つかりません。今回は、そんな土偶のなかから完全なかたちで出土した土偶を展示しています。
ヒスイ製大珠の実物

ヒスイは他地域からの交易品で、これが出土したことで、日本海を利用した活動をしていたことが推測されています。
また、今回は墓に副葬されたヒスイのペンダントも展示しており、これは唯一の出土品です。
時代の流行を写す縄文土器

縄文時代の土器といえば、縄目の模様がついた土器が有名ですが、その模様にも流行があったと考えられています。今回はそんな土器の中からいろいろな縄目の土器を展示しています。
タイムカプセル「2025年の私たちへ」

フォトスポットでは、土偶のパネルと一緒に写真を撮ることができます。さらに、撮った写真に2025年までSDGsにどのように向き合っていくかの目標を記入し、 2025年に掘り返すタイムカプセル企画も実施しています。
VR体験&ワークショップ

会場では、竪穴住居へ入ったような体験ができるオリジナルのVRやワークショップも体験できます。ワークショップは、ミニチュア土器と勾玉づくり体験の2種類を用意しています。
■「縄文デイズ JOMON DAYS」について
2021年7月、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることが決定しました。近年、縄文時代のその独特な暮らしぶりや文化は、「かわいい」「面白い」といった新たな視点で話題を集めています。さらに、現在「SDGs」の観点からも、気候変動に対応し、自然の一員として自然の恵みを大切にしたその文化が注目されています。
本イベントは、10月から東急プラザ銀座にオープンしている「JOMON DAYS SATELLITE」と、全国3か所を巡るワークショップイベント「JOMON DAYS WORKSHOP」の2つからなります。各イベントでは、様々なかたちで縄文の暮らしや文化に触れて、サスティナブルな縄文時代を体験することができます。詳細は「縄文デイズ JOMON DAYS」公式HPに随時更新されます。
公式HP:https://jomon-days.com/
《JOMON DAYS SATELLITE》
縄文文化を代表する青森県の三内丸山遺跡センターと全面的に連携し、三内丸山遺跡の土器や土偶などを展示します。また、縄文文化を最新VRで体験できるコーナーも設置しています。さらに、訪日外国人の方々も楽しめるように日本語、英語及び中国語の多言語で展示をします。その他、業界の全く異なる専門家たちを招待し、それぞれの切り口で縄文文化について語る講演イベントを予定しています。

開催場所:東急プラザ銀座4F(東京都中央区銀座5丁目2ー1)
開催期間:2022年10月1日(土)~ 2023年1月9日(月)
展示内容:発掘品展示、VR(※)・映像上映、パネル展示
入場料 :
大人(中学生以上) 700円
子ども(小学生) 300円
未就学児(小学生未満) 無料
※ 13歳以上:体験可。7歳以上:保護者の同意で体験可。6歳以下:体験不可
【講演会イベント】
2022年10月29日 「縄文文化とファッション」 松井 智則(株式会社ワンオー・プロデューサー)
2022年11月26日 「縄文 X ソーシャルデザイン」 齋藤 精一(パノラマティクス 主宰)
2022年12月17日 「世界遺産 三内丸山遺跡へ行ってみよう」 岡田 康博(三内丸山遺跡センター所長)
2022年12月24日 「縄文という未来」 隈 研吾(建築家)
■協賛企業

■日本博とは

日本博は、縄文時代から現代まで続く「日本の美と心」を体感する美術、舞台芸術、芸術祭などを、年間を通じ、全国各地で展開するプロジェクトです。文化庁、日本芸術文化振興会、関係府省庁、全国の文化施設、地方自治体、民間企業・団体等が連携して、各地域が誇る様々な文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を国内外へ発信し、次世代に伝えることで、更なる未来の創生を目指します。
■一般社団法人日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構
(通称:JDAS/ジャダス)
デジタルテクノロジーを通じた学術・文化・芸術又はスポーツの振興を目的とした各種事業を展開する一般社団法人。
名 称:一般社団法人日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構(通称 JDAS/ジャダス)
所 在 地:東京都千代田区九段南4丁目6番13号ニュー九段マンション301号
設 立:2017年2月
代表理事:尼崎 勝司
理 事:刈屋 富士雄、天野 春果、本橋 大佐
監 事:小松 裕介
最高顧問:猪谷 千春(国際オリンピック委員会 名誉委員)
顧 問:隈 研吾(建築家)、小林 一俊(株式会社コーセー代表取締役社長)、吉倉 正美(前東京都議会議員)、宮河 恭夫(株式会社バンダイナムコエンターテイメント代表取締役社長)
■開催概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/30505/table/5_1_0b15e62b1b35afea2b9ae34b3875e7af.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/30505/table/5_2_d807191fc9cef4d4c086f923bdd0889e.jpg ]
※本事業は、「令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト 補助対象事業(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)」に採択されています。