「Creative amusement」
沖縄県本島、最北端国頭村にある宿泊施設ヤンバルホステルをプロデュースする小山健一郎(ARCHITECTS&BOTANICAL代表)は、新型コロナウイルスによる観光業への影響で宿泊施設の在り方を再考し、脱観光業プランを強化する。住居化・オフィス化・テナント化へと。次代に向けての新しいプラン「Creative amusement」をリリース致します。

既に始まっていた脱観光業
2020年2月「自分発明企画」と題して、都会での生活に疲れた人や、人生で重要なターニングポイントを迎えている人、これからの人生をどう生きるか迷っている人に向けてホステルのドミトリールームを月額3万円で提供するという企画を実施。応募を開始して直ぐに2月~7月の半年で40人の予約を受付け、この時既に宿泊施設の"住居化"をイメージしていた。スタートしてから間も無く新型コロナウイルスが発生し、全国で宿泊施設の客足が遠のきだしたころ、本格的に脱観光業へとプランの強化が始まる。
「成長」「創造性」「エンジョイ」
利用者の成長をテーマの一つに掲げていたヤンバルホステルのプラン軸となるのは"人"であり"生活"。人の為になり生活に必要なものとは?またそれらを既存の建物で最大限活かすには?考えを巡らし、導き出したのは住む場所と「働く場所」を提供すること。この様にして住居化に続きオフィス化、テナント化の方針を固めた。それは宿泊施設には変わりはないが、住居であり、オフィスであり、テナント施設である。小山はそれを「クリエイティブアミューズメント」という。クリエイティブアミューズメントとは言葉通り創造性と娯楽、楽しみ、を掛け合わせたものだ。シンプルだがサービスコンテンツに落とし込むことで観光業が厳しい時代でも成り立つ仕組になっている。そして常に新しいことを取り入れながら変化を楽しむことが、これからを生きる上で必要不可欠。そんな意味が感じられるストロングスローガン。
住居化
マンスリー3万円で滞在出来る自分発明企画に加えて、ピーク時でなくても月20万円以上の売上げが見込める個室を、月額5万円で宿泊できる1組2名様限定のトライアルを始める。
オフィス化
企業向けに仕事場と宿泊のセットを1組30名様まで8万円(約 2700円 / 人)で提供する。宿泊はせずにセミナーや講演会でも利用可能。その場合、日程や料金プランについては別途打合せが必要。
個人向けには1ヶ月1万円でコワーキングスペースを自由に使えるようにする。
テナント化
床屋、ヨガ、マッサージなど宿泊施設にあったら嬉しいサービスを対象に月額3万円でパフォーマンススペースを用意する。
更にその他のサービスやフリーランスには3万円で月に何回もワークショップができるワークショップチケットを発行する。

その先に見ている景色
「既に世界ではブランド背景に目を向けている。ただ泊まれるだけではいけない、宿泊施設であってもどの様なビジョンをもって価値を提供しているかが問われている。」と、小山は話す。クリエイティブアミューズメントはあくまでも第一段階でその先にはフェーズ毎に様々なプランが用意されている。
驚いたのはこの状況で二棟目を計画しているということ。どの様な時代でも創造する力が未来を創ってきた。というようにピンチの時だからこそ彼は輝くのかもしれない。
次の時代、そしてまた次の時代へと、どのように姿を変えていくのか。
小山とヤンバルホステルチームの動向から目が離せない。
プラン詳細について
YANBARU HOSTEL
〒905-1411 沖縄県国頭郡国頭村字辺土名1429
TEL:0980-41-2787
MAIL: yanbaruhostel@gmail.com
WEB: https://yanbaru-hostel.jp