~生体反応を起点とした人状態データ基盤の構築を本格化、体制強化に向け開発・事業両面での人員採用を強化、海外展開も開始~
Olive株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:竹内精治)は、表情解析ではなく、生体反応を起点に人の感情・覚醒・集中・ストレスなどの「状態」を非接触で可視化するHuman State Platform「LaCause(ラクーズ)」を提供する企業です。
当社はこのたび、感情推定AI基盤「LaCause」の社会インフラ化をさらに加速するため、第三者割当増資による資金調達を完了しました。
本資金調達を通じて、プロダクト開発および事業展開の拡張を一層推進するとともに、開発・事業の両面で人員採用を強化し、あわせて海外展開を開始します。
本ラウンドでは、以下の企業・ファンドを引受先として資金調達を実施しました。
【引受先】
・Canon Marketing Japan MIRAI Fund(運営:グローバル・ブレイン株式会社)
・愛知キャピタル株式会社
・紀陽キャピタルマネジメント株式会社
・株式会社広島ベンチャーキャピタル
・シン・インフラ ファンド by TOHO GAS
(東邦ガス株式会社とイグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ株式会社が共同運営)
■なぜOliveはこの領域に取り組むのか:
現在の社会や産業では、「感情」「集中」「ストレス」「疲労」といった人の状態を、アンケート・表情・行動ログなどの間接的な指標で推測するしかないという限界がありました。
しかし実際には、人の感情や覚醒、緊張や回復といった多くの状態変化は、表情に現れない、あるいは本人が意図的にコントロールできてしまうことも多く、本質的な変化は十分に捉えられていません。
この「人の状態が測れない」という制約は、
・本当に快適な空間設計ができない
・サービス改善が勘と経験に依存してしまう
・ウェルビーイングや生産性が定義・最適化できない
といった構造課題を社会に生んでいます。
Oliveは、人が意図的に操作できない「生体反応」こそが、人の状態を理解するための基盤情報であると考え、感情・状態データを社会が利用可能な基盤へと引き上げる取り組みを進めています。
■Oliveのソリューション:Human State Platform「LaCause」:
「LaCause」は、日常空間に設置されたカメラ等の映像情報から心拍変動・体動・皮膚変化などの生体反応を推定し、AI解析によって人の状態を非接触で可視化する感情推定AI基盤です。
本技術は、笑顔・怒りといった表情分類を目的とするものではなく、以下のような「状態指標」を中心に提供します。
・覚醒度(Arousal)
・集中・注意状態(Attention)
・ストレス・安定状態
・感情状態(複数カテゴリ)
・状態遷移・揺らぎ・回復傾向
これにより、「どの空間で」「誰が」「いつ」「どのような内的状態に変化したか」を、連続データとして定量化することが可能になります。
■実装が行われている領域・ユースケース:
「LaCause」はすでに、以下の領域で実環境への実装および事業導入が進んでいます。
商業施設・小売店舗
来店客の興味・迷い・没入・快適度を可視化し、売場設計・導線・演出改善に活用
観光・MaaS・エンターテインメント施設
体験前後における感情・覚醒・回復状態の変化を計測し、体験価値設計・演出評価に活用
オフィス・研修・会議空間
集中度・疲労・活性度を可視化し、空間設計・研修効果測定・組織改善に活用
教育分野
学習中の注意・理解状態を推定し、教材設計・指導改善の基礎データとして活用
ヘルスケア・ウェルビーイング領域
覚醒・ストレス・回復傾向を可視化し、生活環境・サービス評価に活用
■本資金調達で強化する取り組み:
本資金調達を通じて、Oliveは以下を重点的に推進します。
・実装領域の拡張
・海外市場に向けた展開の開始
・開発・事業両面での組織体制強化(人員採用の強化)
■採用強化・海外展開について:
現在Oliveでは、プロダクト開発、アルゴリズム、事業開発、社会実装推進を中心に人員採用を強化しています。
あわせて、これまで日本国内で蓄積してきた実装知見をもとに、海外市場への展開を開始し、人状態データ基盤のグローバルな実装を進めていきます。
■Oliveのビジョン:
Oliveは、
「人の状態を理解することで、空間・サービス・社会の在り方を変えていく」
というミッションのもと、感情・人状態データが社会にとって不可欠な基盤となる世界の実現を目指しています。
今後も、企業・自治体・研究機関との共創を通じて、「LaCause」を社会に実装し、人と環境のより良い関係性の構築に貢献してまいります。
【会社概要】
会社名 Olive株式会社
所在地 愛知県名古屋市中区錦二丁目4番15号
代表者 竹内 精治
設立日 2022年8月
事業内容 生体反応データを用いた人の状態推定および感情可視化基盤「LaCause」の開発・提供
URL https://www.01ive.co.jp/