
Gridless Earth 日本語版表紙
再生可能エネルギー事業および耐震補強事業を展開する株式会社ほくたい(本社:東京都港区、代表取締役:高崎 智央)の代表取締役を務める高崎 智央が、現代文明の脆弱性と依存構造を解体し、自律型社会への転換を説いた新刊『Gridless Earth(グリッドレス・アース) ― 揺るぎない文明の条件 ―』を2026年3月13日にKindleストアにて発売いたしました。本書は英語版を皮切りに、日本語・スペイン語・フランス語の4か国語で展開され、国境を越えた文明の共通課題を扱っています。
■ なぜ今、この本が必要なのか:議論の「前提」を疑う
これまでの再生可能エネルギー論は、「脱炭素」や「環境保護」といった「正しさ」の対立に終始し、本質的な議論が停滞してきました。本書はその前提を一度脇に置き、「人や社会がどこに、どのくらいの距離で依存しているか」という構造的一点に焦点を当てます。執筆を通じて著者が辿り着いた結論は、再エネ議論が進まない理由は技術やコストではなく、その「前提」にあるという点です。ESG投資や脱炭素政策が進む一方で、災害や地政学リスクが顕在化しているのは、「中央に集めて成立させる構造」が維持されたままであることに起因しています。本書はエネルギー問題を、環境対策ではなく、集中による停止の広がりを「分散」によって断ち切るための文明設計として再定義しています。
■ Gridless Earth(グリッドレス・アース)とは何か
電力が止まれば、社会は停止します。問題は技術ではなく、構造そのものです。「Gridless Earth(グリッドレス・アース)」は、その構造を再設計しようとする試みです。本書が提唱する「Gridless Earth」は、単なるオフグリッド生活の推奨ではありません。それは、「依存の距離」を縮めることで、文明のレジリエンス(回復力)を取り戻すための構造的枠組みです。
- 「依存の距離」を縮める:消費地の近くでエネルギーを生産することで、巨大な中央集権システムへの過度な依存を脱します。
- 「単一障害点」からの解放:一箇所の停止が全体を麻痺させる構造を分散させ、中断しても「部分的・回復可能」な社会へ転換します。
- 尊厳ある判断力を守る:システム崩壊時の恐怖に支配されず、自らの意志で大切な人を守り抜くための「正気」を保つ土台をつくります。
■ 本書のハイライト:現代社会を捉え直すための「3つの視点」
本書は全10章におよぶ文明構造の解体プロセスを扱っていますが、読者がまず手に取るべき、特に重要なメッセージが込められた3つの章を紹介します。
- 【再エネを再定義する】 第2章「再生可能エネルギーを捉え直す」再エネを「環境のための正しい選択」という文脈から外し、私たちがエネルギーをどう集めているかという構造問題として扱います。「脱炭素という前提に依存している構造」をも内包する再エネの本質に切り込みます。
- 【国家のリスクを知る】 第3章「戦争はどこから始まるのか」エネルギーの集中がそのまま国家の安全保障、つまり「戦争のリスク」に直結している現実を扱います。インフラの設計そのものが、国家が抱えるリスクの形を決定づけている実態を明らかにします。
- 【個人の自由を問い直す】 第7章「自立の力学」個人の選択や行動が、能力や意志の強さではなく、社会構造によっていかに制約されているかを解き明かします。文明のあり方から個人の生き方までが、一つの「構造」で繋がっていることに気づくための重要な一章です。
■ 目次
第1章 Gridless Earthとは何か
第2章 再生可能エネルギーを捉え直す
第3章 戦争はどこから始まるのか
第4章 「正義」という名のバグ
第5章 なぜ議論は前に進まないのか
第6章 国家の到達限界
第7章 自立の力学
第8章 止めにくい社会
第9章 Gridless Earthへの疑問
終章 構造の転換
■ 理想を先に掲げ、ビジネスで正解にする
一般的なビジネス書は成功者が手法を後追いするものが多い中、本書は、代表の高崎が描く「本来あるべき社会の姿」を先に提示し、そこに向かってビジネスを適合させていくという逆転のアプローチをとっています。高崎は「私は社会学者ではなく、ビジネスマンである」という立場から、本書の理念を以下の事業を通じて社会実装しています。
- 携帯用太陽光デバイス: マンションでも使用可能な「個人の自律」
- ソーラーカーポート: 災害時にも機能する「拠点の自律」
- ビニールハウス用太陽光: 食の基盤を守る「生産の自律」
利益を出し、事業を成長させることこそが、本書で描いた「壊れない文明」への最短距離であると信じ、挑戦を続けてまいります。
■ 著者プロフィール
株式会社ほくたい
代表取締役 高崎 智央(たかさき ともたか)

北海道全域停電(ブラックアウト)の際、家族と連絡が途絶えた実体験が活動の原点。巨大インフラへの過度な依存が「大切な人を守れないリスク」に直結することを痛感し、エネルギーの自給自足による「依存の距離を縮める」社会を提唱。「家そのものを最強の避難所に変える」をミッションに掲げ、地震大国・日本において耐震補強と再生可能エネルギーを組み合わせた独自の安心設計を提案。単なる太陽光パネルの設置に留まらず、構造の安全性とエネルギーの自律を両立させることで、家族の尊厳と安心を守る「壊れない文明」の基盤づくりに奔走している。
<コメント>
電気が止まったとき、消えるのは光だけではありません。医療も金融も止まり、人は判断する能力さえ失ってしまいます。本書は何かを勧めるものでも、解決策を提示するものでもありません。エネルギーを単なるインフラとしてではなく、人間が人間らしく生きるための『構造的枠組み』として捉え直した私の試みです。読者が無意識に前提としていた『社会の土台』に気づき、見えていなかった構造を捉え直すための座標となることを願っています。
■ 書籍概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/35193/table/6_1_6ab40f40fec4f4578eeb70623eab4da3.jpg?v=202604101145 ]
■ 株式会社ほくたいについて
再生可能エネルギー事業および耐震補強事業を展開。これまでに全国で約600件を超える「産業用太陽光発電所」の設計・施工・販売・保守を手がけてきました。エネルギーの地産地消を通じ、依存の距離を縮めることで、社会のレジリエンス向上に寄与することを目指しています。
会社名: 株式会社ほくたい
所在地: 東京都港区西新橋三丁目24番8号 山内ビル4階
代表者: 代表取締役 高崎 智央
設立: 2013 年 4 月
事業内容: 再生エネルギー事業(産業用・住宅用)
URL: https://www.hokutai.jp/