静岡県は、7月7日に静岡県総合社会福祉会館シズウエル(静岡県静岡市)で「差別と闘う~ハンセン病とコロナ差別」と題し、今なお偏見や差別が残っているハンセン病問題からコロナに揺れる社会の課題について学ぶための人権講演会を開催します。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講演会場の人数を制限し、WEBを併用して行います。

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、感染に対する不安から、感染者だけではなく治療に当たっている医療従事者やその家族に対し、SNS等での個人の特定や拡散、誹謗中傷等の差別行為や不当な対応が発生しています。
そこで今回は、不安な気持ちに負けず、思いやりを持った行動が取れるよう、今なお偏見や差別が残っているハンセン病問題からコロナに揺れる社会の課題について学ぶための講演会を開催します。
講演会概要
日時:令和3年7月7日(水) 午後2時から午後3時40分まで(午後1時30分開場)
会場:静岡県総合社会福祉会館シズウエル601会議室
講師:藪本 雅子氏(元日本テレビアナウンサー・記者)
テーマ:『差別と闘う~ハンセン病に学ぶコロナ差別』
定員:140名(WEB参加:100名・会場参加40名)
※事前申込制、参加無料、会場・WEB共に先着順
問合せ:静岡県人権啓発センター(静岡県地域福祉課人権同和対策室)
電話:054-221-3330
※本講演会は少人数による講演とその様子をWEB会議用アプリ「Zoom」で配信します。
申込
以下のいずれかの方法でお申込みください。
(1)専用フォーム
https://s-kantan.jp/pref-shizuoka-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=4248
(2)メール
jinken@pref.shizuoka.lg.jp
(3)FAX
054-221-1948
※申込期限:6月30日(水)まで
※必須事項:お名前(ふりがな)、参加人数、電話番号、メールアドレス、参加方法
静岡県人権啓発センターのホームページはこちら
http://www.pref.shizuoka.jp/a_content/1_09/jinken/index.html

注意事項
本講演会は少人数による講演とその様子をWEB会議用アプリ「Zoom」で配信します。
事前申込制です。
Zoomでお申込いただいた方には後日ミーティングID等をメールにてお知らせします。
Zoom初心者の方を対象に事前に接続テストを行います。詳細は後日メールします。
新型コロナウイルス感染症の状況によってはZoomのみの開催に変更する場合がございます。
講師プロフィール
藪本 雅子(やぶもと まさこ)氏
元日本テレビアナウンサー・記者
京都生まれ 早稲田大卒
日本テレビアナウンサーとしてバラエティ番組に多数出演、アナウンサートリオ「DORA」結成で注目される。
ニュース「今日の出来事」サブキャスターを経て、1998年報道局記者へ転向。ハンセン病国家賠償訴訟に合わせてNNNドキュメントを作成。結婚を機に退社、2児の母となる。
2010年、上智大学大学院にて修士号を取得。
研究テーマは「メディアと人権」。
2012年より、人権教育啓発センター発行の冊子「アイユ」にて人権問題の記事を連載中。
著書にハンセン病をテーマにした『女子アナ失格』(新潮社2005)などがある。