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株式会社S'UIMIN

自宅での睡眠脳波測定と即時確認が可能に!臨床レベルの計測サービス「InSomnograf」が大幅アップデート

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株式会社S'UIMINは、睡眠脳波計測サービスInSomnografを大幅にアップデートし、自宅等で測定した睡眠脳波の解析結果を即時に確認できる、世界的にも画期的なシステムを実現しました。アップデートでは、【1】無線通信機能を実装した新デバイスの開発、【2】脳波解析AIシステムのクラウド化、【3】解析結果を確認できるウェブアプリケーションの開発を行い、それぞれを連動させました。InSomnografは、従来からの臨床レベルの「精度」と、誰でも場所を選ばず測定できる「使いやすさ」に加え、起床後すぐに結果を確認できる「速報性」も兼ね備えた睡眠計測サービスとして、医療機関での睡眠検査や、睡眠に関連する製品・サービスの研究開発支援、組織の健康経営等に順次提供していきます。

【アップデートの概要】
「InSomnograf」は2020年9月、臨床レベルの「精度」と、誰でも場所を選ばず測定できる「使いやすさ」を両立した睡眠計測サービスとして、おもに睡眠に関する研究開発を行う企業や研究機関向けに提供を開始しました。

今回のアップデートでは、測定データをクラウドに直接転送する無線通信機能を実装した新デバイス「InSomnograf K2」をリリース。クラウド上の脳波解析AIシステムと、睡眠状態を表示するウェブアプリケーションが一体となったシステムを構築し、解析結果(速報版)の即日オンライン確認を可能にしました(※)。

※電極の装着不良やノイズの混入等によりAI解析の精度が不十分になる可能生がある場合は、臨床検査技師による解析を実施するため、計測結果の提供に多少の時間を要したり、より正確な最終版の結果が速報版と多少異なったりすることがあります。

デバイス本体のみで測定からデータ転送までが完結し、解析もクラウド上で行うため、インターネット回線やスマートフォン等の別専用端末を必要とせず、また被験者のネットインフラに負荷をかけることもなく、大容量の睡眠脳波データを扱うことができます。

転送された脳波データは、熟練の臨床検査技師並みの精度のAI解析システムが瞬時に解析。サービス利用者はパソコンやスマートフォンを通じ、その日の睡眠の「経過図」や「簡易評価」を即時的に確認することができます。複数晩の計測後に作成するウィークリーレポートも、オンラインで確認可能です。

また、解析結果の「速報性」だけでなく、音声案内機能の実装や操作性、デザイン性の更新により、使いやすさの大幅な向上も図りました。

【想定利用シーン】
従来のInSomnografでは、デバイス本体に蓄えた複数晩の計測データを、被験者からS'UIMINへのデバイス返送後に読み出していました。このため、▽毎日の結果を翌朝すぐに確認できない、▽計測状態の把握や操作に誤りがあったときの対応が困難、▽脳波データの集約や総合レポート提供にも時間を要する、などの課題がありました。

今回のアップデートで、データを集約・解析・フィードバックする「速報性」が大幅に高まり、日ごとの結果の即日確認や短期間でのデータ分析等が可能になりました。

研究開発用途では、進行中の試験状況の把握や、試験計画のこまめな修正等が容易になり、健康診断における被験者の計測へのモチベーションや、自己の睡眠状態への理解促進等につながることも期待されます。また、組織の健康管理施策等において、一人ひとりが自らの睡眠状態をモニタリングしながら、いろいろな環境や行動習慣、寝具等を試し、睡眠の改善につなげていくような使い方も想定しやすくなりました。

【利用のお問い合わせ】
法人の場合:研究開発向け及び健康経営向けに試験提供を行います。株式会社S’UIMINのウェブサイトよりお問い合わせください
株式会社S’UIMIN:https://www.suimin.co.jp/

個人の場合:実証実験として重工記念病院(愛知)にて試験提供中です。申込み及び費用等は下記サイトよりお問い合わせください。
重工記念病院:https://juko-kinen.jp/examinationlp/

【InSomnografの概要(アップデート前後で共通)】
InSomnografは、睡眠計測のゴールドスタンダードである終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)並みの精度で脳波データを取得できるウェアラブルデバイスと、熟練の臨床検査技師並みの精度のAI解析システムを組み合わせた、S'UIMIN独自の睡眠計測サービスです。

脳波データを30秒ごとの区間(エポック)に分け、覚醒・ノンレム睡眠1~3・レム睡眠を判定して睡眠経過図を作成するほか、「眠りの深さ」「覚醒反応指数」「睡眠効率」など20種類以上の睡眠指標を自動的に算出します。身体の動きから睡眠を“推定”する活動量計や、被験者の主観に依存するアンケート調査と異なり、睡眠の質を正確かつ客観的に把握することができます。

これまでに研究開発用途を中心に40社以上の利用実績があり、2021年4月からは筑波大学附属病院つくば予防医学研究センターの健康診断の「睡眠ドック」としても導入されています。

【会社概要】
株式会社S’UIMINは、世界トップレベルの睡眠医科学研究所である「筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構」を母体とするスタートアップ企業です。「世界中の睡眠に悩む人々にとっての希望の光となる」をビジョンに、睡眠障害を正しく診断することで効果的な予防、診断および治療を可能とし、一人ひとりが睡眠で悩むことなく幸せに生活を営める社会を実現していきます。

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