食品由来の手術トレーニング用模擬臓器、VTT(Verstile Training Tissue)の開発・製造を行うKOTOBUKI Medical株式会社(本社:埼玉県八潮市、代表取締役:高山成一郎)は、検体採取時や気管挿管中に、医療従事者の顔を患者から効果的に遮蔽しながら腕を自由に動かして必要な作業を行えるようにする『エアロゾルボックスR500』及び『エアロゾルボックスR600』の有償版販売開始に合わせて、『エアロゾルボックスR500』の設計図を無償公開致します。
オリジナルの『エアロゾル・ボックス』の開発者である台湾のDr. Hsien Yung Lai(賴賢勇医師)の理念を引き継ぎ、多くの地域や企業でエアロゾルボックスが製作されることを願い、設計図の無償公開を決定致しました。
無償提供へのご反響
2020年4月27日にプレスリリースした『エアロゾルボックスRタイプ』の無償提供につき大きなご反響を頂き誠にありがとうございました。お受取になった医療施設や医療従事者の皆さまから沢山のお喜びの声が届き、また救急や歯科医療の現場からも「是非別バージョンのエアロゾルボックスを開発してほしい」とのお問合せを頂き、社員一同大変嬉しく思っております。




台湾のDr. Hsien Yung Lai(賴賢勇医師)発信で世界中に広がったエアロゾルボックスですが、賴医師の理念に共感した弊社もまた、現場で使いやすいようラウンド形状を加えたりサイズを調整したりと、微力ながら医療の最前線にいらっしゃる医療従事者の皆さまや、新型コロナウイルスに罹患し闘病されている患者様のお役に立てたのではないかと嬉しく思います。
無償提供お申し込み
さて、4月末より行っている埼玉県内の医療施設への無償提供でございますが、まだ数台在庫がございますので、ご希望の方は是非下記URLよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/c2dGvakqgdtKJJAF9
有償販売開始
また、4月27日のプレスリリースでもご案内した有償版の準備が整いました。弊社代表高山が実際に埼玉県内の幾つかの医療現場に足を運び、医師や看護師の皆さま立会いのもと、使い勝手や改善点などのフィードバックを頂いた結果を反映させ、有償版として『R500』と『R600』の2種類のエアロゾルボックスRタイプを製作致しました。

『エアロゾルボックスR500』(28,000円/税抜)は高さ500mmの比較的コンパクトなサイズで、患者様の搬送時や日常のケアの際に幅広くお使い頂けます。付属のスペーサーをご利用頂くと高さを上げられ、気管挿管や人工呼吸器使用の際にも、器具との干渉を避けられます。

『エアロゾルボックスR600』(30,000円/税抜)は気管挿管や人工呼吸器の使用を考慮し、あらかじめ器具が干渉しない高さ600mmで製作致しました。また、ストレッチャーや手術台に乗せた時に安定するよう、オリジナルデザインの幅500mmを変更し、幅450mmに致しました。
『エアロゾルボックスR500』設計図の無償公開
有償版完成と併せて、弊社では対応することができない地域等の医療機関の方々にこの製品を届けるために、『エアロゾルボックスR500』の設計図を無償公開致します。ぜひ多くの地域・企業で、エアロゾルボックスが製作されることを願っています。
■設計図のダウンロードはこちら
https://sites.google.com/kotobukimedical.com/aerosolbox-r500/
[表: https://prtimes.jp/data/corp/50581/table/8_1.jpg ]
ご購入はこちら
『エアロゾルボックスR500』と『エアロゾルボックスR600』は、弊社直営のネットショップ『腹腔鏡トレーニングボックスのお店』でご購入頂けます。
■エアロゾルボックスR500
https://www.tech-kg-shop.com/SHOP/ASB-R500.html
■エアロゾルボックスR600
https://www.tech-kg-shop.com/SHOP/ASB-R600.html
商社様や代理店様はお見積もり等、sales@kotobukimedical.comまでご連絡をお願い致します。
【KOTOBUKI Medical株式会社について】
KOTOBUKI Medical株式会社(https://kotobukimedical.com/)は、「すべての人が安心して手術に臨める社会をつくる」という理念のもと、エネルギーデバイスでの手技練習も可能にしたコンニャク由来の模擬臓器・VTTや、持運びに便利な腹腔鏡トレーニングボックスなど、市場のニーズを汲み、そして市場のニーズ自体を創造する、手術トレーニング用品等の医療関連機器を製造するメーカーです。
