自動車内装部品の総合メーカーの林テレンプ株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:林 貴夫)は、4月23日に関係会社である西陣織の老舗で工芸帯のトップブランド「泰生織物株式会社」の新社屋を京都新町に完成させました。新社屋は、くろちく総合研究所の監理を受け、京都市より歴史的意匠建造物の認定を受ける京町家となっており、今後は西陣織の伝統と自動車内装の融合を表現する新たな場所として、活用してまいります。新社屋での開業は、2021年6月を予定しています。


泰生織物株式会社の起源は古く、江戸時代より脈々と技術を継承し、明治期に西陣屈指の卓越した織技術の老舗「泰成織物」という屋号の織屋に遡ります。1957年に「新たに生まれる」の意を込め「泰生織物株式会社」を設立し、高級工芸帯地の織元として現在に至ります。その拘りは、「織技術・締めやすさへの工夫」また絹や箔を用いた「意匠力・色付け」などの有形無形の技と品質にあります。
林テレンプ株式会社は今後、自動車シート向け表皮ビジネスを泰生織物ブランドとして順次展開してまいります。
泰生織物が脈々と受け継いできた技術と当社の自動車シート向け表皮メーカーとして長く築いてきた技術の融合により、「新しい価値の追求」を続け、末永く選ばれるブランドとして育成し、表皮メーカーとして一層の成長と顧客への貢献を目指します。
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