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株式会社二見書房

重版7刷!! 美しい少女『蛍』が線路に身を投じる。彼女の死が生み出す後悔と悲劇の連鎖。少女たちの心を繊細な筆致で描き出す木爾チレンのミステリー「みんな蛍を殺したかった」

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みんな誰かを殺したいほど羨ましい。

京都の女子校に通うオタク女子三人。スクールカースト底辺の彼女たちの前に、突如息を呑むほど美しい少女・蛍が転校してきた。そのときからオタク女子三人は…

京都の底辺高校と呼ばれる女子校に通うオタク女子三人、校内でもスクールカースト底辺の扱いを受けてきた。そんなある日、東京から息を呑むほど美しい少女・蛍が転校してきた。生物部とは名ばかりのオタク部に三人は集まり、それぞれの趣味に没頭していると、蛍が現れ入部希望だという。やがて蛍は「私もね、オタクなの」と告白する。次第に友人として絆を深める四人だったが、ある日、蛍が線路に飛び込んで死んでしまう。真相がわからぬまま、やがて年月が経つが、大人になった友人三人は、蛍がのこした悲劇の歪みに絡みとられていく。

        <WEBサイト>https://www.futami.co.jp/book/pickup.php?pid=1043

【編集者のおすすめポイント】
少女たちの心を繊細に紡ぎだす筆致で、R-18文学賞で優秀賞を受賞された木爾チレン先生。
本作でも少女たちの内側にあるドロっとした歪み、そして葛藤を見事に描きだしていただきました。主人公「蛍」の転校からはじまる止まらない悲劇の連鎖、次第にあかされる絡み合った人々の業(ごう)の深さを読んでいただきたいです。

なお、秋頃の刊行を目指して新作を準備中です。こちらも是非楽しみにしていただければ幸いです。

【著者紹介】
木爾チレン( きなちれん)
1987年生まれ。京都府出身。京都府在住。
大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。
美しい少女の失恋と成長を描いた『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。
その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる。
近著に、引きこもりの少女の部屋と京都が舞台の恋愛ミステリ『これは花子による花子の為の花物語』(宝島社)がある。

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