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株式会社博報堂テクノロジーズ

博報堂テクノロジーズの管轄会社である株式会社Spontena、生成系AIとルールベース型AIを掛け合わせた「ハイブリッド型会話エンジン」の研究開発を開始

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生成系AIと、ルールベース型AIの特徴を組み合わせた、より自然で正確な回答を行うチャットボットシステムの実現を目指す。

株式会社博報堂テクノロジーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:米谷修、以下博報堂テクノロジーズ)の管轄会社である株式会社Spontena(本社:東京都港区、代表取締役社長:大堂充久 以下Spontena)は、テキスト生成系AIの基盤技術の一つである大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)を用いた、生成系AIとルールベース型AIの組み合わせである「ハイブリッド型会話エンジン」の実現を目指す研究開発を開始しました。 本研究を通じて、より自然で正確な応答が可能なチャットボットシステムの開発を目指します。

「ChatGPT」をはじめとするテキスト生成系AIは、膨大な量のテキストデータを学習し、複数のニューラルネットワークを組み合わせた大規模言語モデルを利用することによって、文書を自動生成しています。基盤となる自然言語処理技術は、文章の自動要約や翻訳にも活用され、今後の可能性が期待されています。また一方で、AIが過去のデータを基に学習しているため、最新の情報や出来事に関する回答ができず、AIがわからないことを「わからない」と回答するのではなく、文章を生成してしまうことや、文脈に基づいた単語(token)の確率分布を計算するため、数学的処理に弱いことなどが課題となっています。

こういった課題を解決すべく、博報堂テクノロジーズの管轄会社であるSpontenaは、「ハイブリッド型会話エンジン」の研究を通じて、ルールベース型AIとテキスト生成系AIの強みを組み合わせ、より自然で正確な会話を行うチャットボットシステムを実現することを目指します。ルールベース型AIの開発を得意とするSpontenaがこの研究開発に取り組むことにより、AIのハルシネーション(事実とは異なる回答を生成すること)を防いだチャットボットシステムの開発が容易になり、様々な企業においてチャットボットの導入がさらに進展することが期待されます。

図:「ハイブリッド型会話エンジン」の仕組み

株式会社博報堂テクノロジーズ

フルファネルマーケティング・生活者インターフェース市場・メディア・クリエイティブ領域をはじめとした各種テクノロジー戦略の立案・開発を行うテクノロジー専門会社。マーケティング×テクノロジーの力で、社会と生活者に新しい価値や体験を提供するテクノロジー戦略会社として、開発体制を集結し、体制強化・進化を目的として2022年4月に設立。
Webサイト:https://www.hakuhodo-technologies.co.jp/

株式会社Spontena

Spontena社は、チャットボット開発を軸としたコミュニケーションサポート企業です。
近年「24時間・365日対応」「有人対応の自動化によるコスト削減」「同時に多数対応による効率化」といった目的でチャットボットを求められる機会が増えています。このような「守り」に加え、「継続的な顧客接点維持」「自然言語コミュニケーションによる顧客体験向上」「会話データを活用した事業改善」など「攻め」も踏まえた、デジタルコミュニケーションを提供しています。
Webサイト: https://www.spontena.com/

本ソリューションに関するお問い合わせ

株式会社Spontena
info@spontena.com

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博報堂テクノロジーズ問い合わせ窓口
hr-koho@hakuhodo-technologies.co.jp

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