朝ドラ誘致の立役者・西形吉和氏が福島市の「エール観光」を盛り上げる。
現在放映中のNHK朝ドラ「エール」の舞台・福島市。市内には窪田正孝さん演じる主人公「古山裕一」のモデル古関裕而氏の生家跡や功績を伝える施設、ドラマ関係の展示場所がたくさんあり、周遊バスも通るほど、「エール観光」に町をあげて力を入れている。
しかしこのコロナ禍で、福島に行ってみたいという願いが、かなわない方がたくさんいるのではないでだろうか。
創業110年の老舗企業「福島ガス」の6代目社長西形吉和さん(42才)は、そのような方々の思いを少しでも叶えるために今年5月にオンラインショップ「エールギフト西形商店」を立ち上げた。

西形吉和さんが運営する「エールギフト西形商店」では、オリジナル商品「ユージの応援歌」のほか、「エール」のロゴ入り商品やドラマの撮影で使われたお菓子、朝ドラ「エール」にちなんだコラボセット、福島市や福島県内の名産品など魅力的な商品を取り扱っている。
コンセプトは『すべての人にエールを贈るネットショップ』。福島市に行かないと手に入らない商品も、このオンラインショップなら簡単に探して手に入れることができるのだ。
一般的には『お堅い』と考えられているインフラ企業社長の西形さんが、なぜ畑違いのオンラインショップを立ち上げようとしたのか、それは朝ドラ「エール」の誘致活動ぬきには考えられないという。
その活動は2014年度、西形さんが所属する福島商工会議所⻘年部の活動の中で、福島市出⾝の名作曲家・古関裕⽽氏を盛り上げ直すことはできないかと考えて、当時の福島市長に「福島市役所と青年団体で共に朝の連続テレビ小説の誘致活動を始めませんか」と政策提言をしたところから始まった。その後、前例のない活動であったため手探りで署名活動や音楽イベント、豊橋市との交流などに力を注いだ。
そして朝ドラ「エール」の放送が決定した後、西形さんは、福島市にある古関裕⽽氏の足跡を伝える施設「古関裕⽽記念館」に、きっと大勢のお客様が訪れるだろうと考え、記念館の周辺にはなかった福島市のものを扱う土産物店を開店する予定で準備を進めていた。しかし新型コロナウィルス感染症蔓延のため断念。
ネットを利用すれば商品を売ることはできるけれど、それぞれの事業者が個別に売ったのでは買いたい人にとっては探しにくいのではないか?小さい事業者だと独自のネット事業を立ち上げるにも難しいのではないか、そういう事業者の方はどうすればいいのだろうか?そんな買いたい人・売りたい人どちらも応援しようと立ち上げたのが、オンラインショップ「エールギフト西形商店」なのだ。

「どれもおススメしたいのですが、強いて言えば、パティスリーエクロールさんの「クレ・ドゥ・ソル」のようにこれから新しい福島銘菓になっていきそうなものや、菊屋さんの『一空地』『最中』のように昔からある銘菓の紹介に力を注ぎたいです。」と語る西形氏。今後も取扱商品を増やして、「福島のセレクトショップ」のようになりたい、と考えているという。
※「エールギフト西形商店」では、現在送料無料キャンペーンを実施中。
《オンラインショップ関連》
■エールギフト西形商店
https://www.nishi-kata.shop
■「ユージの応援歌」福島×世田谷コラボキャンディ
https://www.nishi-kata.shop/shopdetail/000000000001/
■【福島エール三羽ガラスセット】「ユージの応援歌」2個とむぎせんべいと玄米ほうじ茶セット
https://www.nishi-kata.shop/shopdetail/000000000061/
《朝ドラ『エール』のまち福島市関連》
◆福島市観光ノート(県内初の観光WEBメディア。福島にちなんだ記事配信中)
https://www.f-kankou.jp/
◆古関裕而ドットコム(朝ドラのモデル古関裕而さんに関する観光・グルメ・特産品情報)
https://kosekiyuji.com/