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豊田通商株式会社

リチウムイオン電池部材の銅箔を製造するSK nexilis Malaysia社に出資

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 豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、韓国SKグループのSK nexilis Co., Ltd(エスケイ・ネックシリス、以下:SKNX)と、その子会社であるSK nexilis Malaysia Sdn. Bhd.(エスケイ・ネックシリス・マレーシア、以下:SKNM)の株式譲渡契約を締結しました。出資金額は1億1,000万米ドル(約160億円)です。

1.出資の背景

 リチウムイオン電池は、電動車の普及に伴い、今後もさらなる需要の増加が見込まれています。豊田通商は、車載用電池関連ビジネスを次世代に向けた成長の柱として位置づけ、銅箔をはじめとした車載用電池部材のサプライチェーン構築に注力しています。
 SKNXは、主にリチウムイオン電池の負極材である銅箔を世界各地で製造しており、世界最高水準の製造技術と世界有数の市場シェアを有しています。 


SKNXにおける銅箔製造工程の様子

2.出資の目的

 今回のSKNMへの出資は、豊田通商が、車載用電池製造に欠かせない高品質の銅箔を安定的に調達・供給することを目的としています。

 SKNMは、マレーシアに年間57,000トンの生産能力を持つ工場を有し、豊富な水資源で発電された100%再生可能エネルギー由来の電力を利用しています。豊田通商は、同工場で製造された低炭素かつ価格競争力のある銅箔製品を、日本や北米を中心とする電池メーカーに供給していく予定です。
 また将来的には、豊田通商のグローバルなネットワークを活かし、迅速に市場ニーズを取り込みつつ、SKNMと連携し、次世代の車載用電池開発に必要な銅箔の開発も検討していきます。 

 豊田通商は、SKNMへの出資を通じて、電動車の普及に不可欠な銅箔の安定供給に貢献するとともに、グローバルでの車載用電池サプライチェーンの構築を推進していきます。


豊田通商 今井斗志光社長(左)とSKC パク・ウォンチョル代表理事(右)

豊田通商 佐合昭弘 サーキュラーエコノミー本部CEO(左)とSKNX リュウ・クァンミン代表理事(右)

SKNX概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/769/table/12_1_ed1c78c2333ae9ea15625b9532114fdf.jpg?v=202506201046 ]

SKNM 概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/769/table/12_2_2b78b13585abe0dcdb07dc18fa795f2e.jpg?v=202506201046 ]

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