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株式会社LITA

コロナ禍で対面コミュニケーションが減少し業務に支障を感じる企業増全社員研修をオンライン実施しチームワーク促進

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~毎月1回2時間半 モニター越しでも絆を強める研修や 朝礼の工夫~

株式会社LITA(東京都文京区、代表取締役:笹木郁乃 従業員数10名 事業内容 PR代行・PR講座主宰)では、withコロナ時代のテレワークなど、多様な働き方に切り替わる中でも生産性を高め、社内の結束を強める施策を推進。コロナ前よりも生産性・業績が向上しています。

(株)LITAではコロナが流行し始めた3月末からは自由出社とし、自己判断で働く場所を選べるようにしました。コロナの流行が本格化し緊急事態宣言が発令された4月以降は原則テレワークに切り替えました。
しかし、テレワークに慣れない社員も多い中、対面で会えないことにより、意思疎通に時間がかかったり、テキストコミュニケーションによる受け取り方の齟齬が生じたりと、テレワーク開始直後は(株)LITA社内でもコミュニケーションがギスギスし、問題になりました。

社会全体としても、テレワーク中は「コミュニケーションの不足が課題」となっており、働き方の多様化が社員に与える影響を調査したラーニングエージェンシーの結果でも、74.9%がコミュニケーションの不足を課題に挙げています。
新型コロナウイルス対策としてテレワークを導入した企業の回答は、「コミュニケーションの不足」(74.9%)が最も多く、次いで、「テレワークに不向きな職種、業務による不平等の発生」(73.0%)、「残業の削減」(48.8%)という結果でした。

働き方の多様化が社員に与える影響(クリックで拡大) 出典:ラーニングエージェンシー

(株)LITAの「コミュニケーション不足」を補うための取り組み

4月入社の社員もいる中で、実際に対面で会ったことのない社員とも交流を深めるため、前職が、サイボウズ株式会社 チームワーク総研で企業の組織開発コンサルティングも手掛け、今は(株)LITAでCHO(Chief Human/Happiness Officer)を務める三木 佳世子が中心となり、いくつかの施策を実施しました。

1.毎朝始業時に全員で行う「いいとも朝礼」
テレワークになり、仕事で関わる人としか話さなくなるため、毎朝全員の顔を見て言葉を交わす時間を作るようにしました。社長や役員から伝えたいことを一方的に話すのではなく、社員一人一人が「うれしかったこと、今悩んでいること」などの“感情の共有”と、「今日予定している業務内容、仕事で相談したいこと」など“業務上の共有”を実施。発言した社員は次の社員を、テレビ番組 笑っていいとものように指名していくというスタイルをとり、このことにより和やかな雰囲気が生まれ、周りのメンバーのことを知るきっかけにもなっています。

2.月1回2時間半の全社員研修を実施
さらに、全社員研修をテレワークでも継続することに。研修は、外部の研修会社に依頼するのではなく、毎回三木が中心となり、社長である笹木と共に内容を作成しています。月1回2時間半、オンライン上での社員研修を継続開催することにより、少しずつ社員に企業理念や行動指針、お互いの強みを生かしてチームを作るという意識が浸透していきました。
研修の一部、画面越しでも繋がっている感覚を得るための工夫を、テレワーク中のコミュニケーションにお悩みの方のヒントとしていただきたく公開いたします。

■一人一人の良い点を、当人以外の全員が順番に発表
 本人は聞いたことを書いていく→自分では思いつかなかった強みに気づく
■当人が自覚する弱みを発表→自己開示、困ったときに助けを求めやすいベースづくり
■その弱みを補える人が挙手→互いに助け合う土壌作成
■画面越しに弱みを持つ人、サポートできる人がハイタッチ、他の人は拍手
■研修後は各人が自分の取り扱い説明書を作成→お互いの理解を深め合う

一般にzoomなどを利用したセミナーや、研修では特定の参加者のみが発言し、会議中何も発言しないで終わるといった事態もあるようです。(株)LITAではPR業務を教える事業も行っているのですが、講座でも、コロナ禍の影響で対面セミナーから、オンラインセミナーに切り替えて開催しています。オンラインでも小グループワークでの話し合いをファシリテートし、参加者間の円滑なコミュニケーションを助けることで、対面の時と変わらずコミュニケーションが行えるというノウハウが多く蓄積されています。

  ※社内研修風景
(株)LITAではこうした時代のニーズにあったセミナー、及び研修運営方法を向上させ、これからも社内外のコミュニケーションの促進に務めてまいります。
まだまだ小さな取り組みではありますが、悩む企業の方たちの参考になれば嬉しいです。

働くスタッフのインタビューなど、取材のご依頼は下記までお願いいたします。

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