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株式会社Best Stage

人手不足が深刻化する建設業界で創業71年の企業が「会社を残す決断」アパート建築のBest Stage初のM&A

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株式会社巴工務店は2026年3月、Best Stageグループに参画。高齢化や人手不足・後継者問題が進む建設業界において、廃業ではなく「会社を残す」選択により、技術・人材・歴史の継承を目指します。

株式会社Best Stage(代表:椿内 学、本社所在地:埼玉県富士見市)は、2026年3月31日に株式会社巴工務店(代表:稲生 奈穂子、本社所在地:東京都品川区)の全株式を取得し、同社をBest Stageグループに迎えました。

これは、Best Stageにとって初のM&Aとなります。現在、両社は事業・人材・技術の承継を見据えた連携を進めており、現場レベルでの具体的な取り組みが動き始めています。

全株式取得の契約締結式(2026年3月31日)

Best Stage「初のM&A」
本リリースは、2026年3月31日に完了した株式取得について、初めてその背景と考え方をお伝えするものです。単なる事業規模の拡大を目的としたM&Aではなく、「会社を残す」という意思のもと、想いと志を共有できるパートナーとして共に未来を創るための事業承継型の取り組みとして位置づけています。
M&Aという選択
Best Stageはこれまで、アパート建築を主軸に事業を展開してきました。その中で、グループとして掲げてきた売上100億円という目標が現実的なものとなり、事業として次の成長フェーズを見据える段階に入っています。

今後、持続的な成長を続けていくためには、アパート建築にとどまらず、非住宅の建築やRC造の建築、公共工事といった分野にも本格的に取り組んでいく必要があると判断しました。一方で、これらの領域は短期間で体制を構築できるものではなく、長年にわたる技術の積み重ねや現場経験、人材の確保が不可欠な分野でもあります。

ゼロから人材や技術を積み上げていく選択肢もありましたが、変化のスピードが求められる環境においては、それだけでは機会を逃してしまうリスクがあると考えました。そこでBest Stageは、すべてを自社だけで担おうとするのではなく、すでに確かな技術力と実績を持つ企業と手を取り合うことが、最も現実的かつ確実な選択であるとの結論に至りました。

またBest Stageは、これまでも現状にとどまることなく、必要だと判断した挑戦には積極的に踏み出してきた会社です。M&Aという選択も、当社にとっては初めての試みであり、決して容易な判断ではありませんでした。それでも、失敗を恐れて立ち止まるのではなく、未来に必要な選択を自ら引き受けて前に進むことこそが、成長を続ける企業としての責任であると考えます。

そして、その際に重視したのは、単に事業領域を広げることではなく、価値観や仕事への向き合い方を共有できるパートナーであるかどうかでした。
巴工務店を選んだ理由
株式会社巴工務店は、創業71年の歴史を持ち、RC建築や公共工事を含む幅広い施工実績を積み重ねてきた建設会社です。高い技術力と地域からの信頼を有する一方で、高齢化や人手不足、後継者問題といった建設業界特有の課題に直面し、このままでは事業の継続が難しくなる可能性を抱えていました。

優れた技術と実績、長年にわたって築かれてきた信頼関係がありながらも「人」と「組織」の問題によって、会社を存続できなくなる可能性がある。その現実は、巴工務店一社の問題にとどまらず、建設業界全体が抱える深刻な課題でもあります。

Best Stageは、この状況を業界構造そのものの課題として受け止め、事業承継型のM&Aという選択をしました。その中で、決め手となったのは「企業文化」と「想い」でした。巴工務店には「建物を造るときは、お客様・協力業者・社員の三者が協力し合い、ともに満足できる和の精神を大切にする」という理念があります。これは、私たちBest Stageの理念である「世のために、人のために、皆のために感動と幸せを届ける」という理念とも一致しています。

対話を重ねる中で「会社を存続させたい」という想いと「これまでの価値を未来につなげたい」という意思が重なり合い、その結果として、今回のパートナーシップが実現しました。

株式会社Best Stage × 株式会社巴工務店

「会社を残す」M&A
このM&Aは、吸収や解体を前提とした統合ではありません。Best Stageが目指したのは、「事業を広げること」以上に、巴工務店という会社が持つ価値を、そのまま未来へつないでいくことでした。

株式会社巴工務店は、社名・拠点・これまで培ってきた事業や取引関係を維持したまま、Best Stageグループの一員として事業を継続します。

全株式を取得したからといって、社員が離れ、技術や現場力が失われてしまっては意味がありません。だからこそ、急激な統合や制度の押し付けは行わず、対話を重ねながら価値観を共有し、信頼関係を築いていくことを最優先としています。こうした考えのもと、両社は現在、現場・人・組織の理解を深めながら進めていく「段階的な連携」に取り組んでいます。
現在進めている取り組み
「会社を残す」M&Aでは、社員との対話が最も重要だと考えております。社員一人ひとりと対話をし、時間をかけて理解と信頼を積み重ねていくことが、このM&Aにおける最も重要な取り組みだと考えています。

2026年4月27日に巴工務店の本社にて、今後に向けた本格的な打ち合わせや工事報告など実務的な会議がおこなわれました。また、Best Stage代表の椿内と巴工務店の社員との初となる会食もあり、親睦を深める機会となりました。

株式会社巴工務店の会社前(2026年4月27日)

お客様・お取引先様・社員の皆様へ
このM&Aにより、各ステークホルダーの皆様には以下のとおり、さらなる価値の提供と関係の継続をお約束いたします。
お客様へ:技術の継承による、永続的なサポート体制の実現
「一生おつきあいできるパートナー工務店」それが巴工務店のあるべき姿だと考えています。巴工務店が手がけてきた建築物のメンテナンスやアフターサポートは、引き続き同社が責任を持って継続いたします。さらに、Best Stageのアパート建築のノウハウと、巴工務店の建築技術が組み合わさることで、より幅広いニーズに応えられる総合建築パートナーへと進化してまいります。
お取引先様へ:経営基盤の強化による、持続的なパートナーシップの構築
巴工務店が長年、築いてきた協力会社様との信頼関係は、このM&Aにおいて守るべき財産であると考えております。Best Stageグループの資本力と経営リソースが加わることで、相乗効果(シナジー)が生まれ発注の安定性をより強固なものにし、これまで以上に安心して共に歩んでいただける環境を整えてまいります。
社員の皆様へ:雇用の100%維持と、挑戦できるフィールドの拡大
今回のM&Aにおいて、巴工務店の全社員の雇用を継続いたします。長年培われてきた熟練の技術を尊重しつつ、Best Stageが持つ若さやスピード感、IT活用などのノウハウを融合させることで、ベテランから若手への技術承継がスムーズに進む体制を構築します。両社の交流を通じ、社員一人ひとりがより広い視野でキャリアを描ける環境を提供します。
今後に向けて
建設業界は今、深刻な高齢化や人手不足、後継者問題に加え、長時間労働を前提とした従来の業界構造が成り立たなくなるという「2024年問題」に直面し、大きな転換期を迎えています。これまで地域を支えてきた熟練の技術や歴史を持つ工務店が、後継者不在という理由だけでその幕を閉じようとしている現実に、私たちは強い危機感を抱いています。

今回のM&Aは、単なる資本の移動ではありません。志を同じくする企業が手を取り合い、技術と雇用を「未来に残す」ための攻めの選択です。
領域とエリアを越えた「掛け合わせ」の実現
Best Stageが強みとする「埼玉エリアを中心とした木造アパート建築」と、巴工務店が71年かけて積み上げてきた「東京・品川を拠点とするRC造の建築・公共工事の確かな技術力」。この二つを融合させることで、これまでは成し得なかった非住宅の建築や大規模案件への段階的な展開を加速させてまいります。

埼玉から東京の城南エリア(品川区・目黒区・大田区・世田谷区など)そして神奈川県の川崎方面へと、商圏を拡大します。エリアと領域を相互に補完し合うこのタッグは、両社にとって単なる規模拡大以上の、強固な事業基盤を築くものになると確信しています。
業界の未来を創る「新しい承継」の形
「自社だけで完結する」という従来の考え方を一歩踏み出し、互いの強みを補い合うことで、1社では解決できなかった課題を突破する。この事例が、同じ悩みを抱える建設業界の皆様にとって、大切な会社を次世代へつなぐための一つの希望となり、業界全体の持続的な発展に寄与することを切に願っています。
代表コメント
今回のご縁は、数字や条件だけで決まったものではありません。対話を重ねる中で、巴工務店が大切にしてきた現場への向き合い方や価値観に強く共感しました。「引き継ぐ」というより「託していただいた」という感覚の方が近いです。だからこそ、この会社をどう大きくするかではなく、どうすればこの価値を未来に残せるかを本気で考えています。建設会社として、地域に対して何ができるのか。その答えを、これから両社で一緒に形にしていきたいと思います。
Best Stage

施工事例

埼玉で新築木造3階建てアパートと言えば、Best Stage。アパート建築に特化し、埼玉を中心に千葉・東京など377棟以上の施工実績です。長年、愛されてきた「ベストステージ」をはじめ、お城のような高級感のある「カメリア」やヨーロッパの古き良き伝統的なデザインの「メゾコラール」など、多彩な新築木造3階建てアパートを建築しております。駅から遠くても需要のある「ガレージハウス」や将来の資産形成を考えた賃貸併用住宅の「稼げるマイホーム」など、様々な土地やオーナー様のご要望にお応えできる仕様や商品を取り揃えております。新商品「メゾフラップ」では、カップルやDINKs世帯が暮らしやすい2LDKのアパートも展開しております。

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(会社概要)
社名:株式会社Best Stage
本社所在地:埼玉県富士見市鶴瀬東1-10-28 ベストビルII
代表取締役:椿内 学
事業内容:建設事業・不動産事業・一級建築士事務所
設立:1989年12月7日
Webサイト:https://beststage.co.jp/
電話番号:049-275-3000
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