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NEXCO西日本

平成28年熊本地震による高速道路の被災箇所と復旧状況(その2)

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NEXCO西日本(大阪市北区 代表取締役社長:石塚由成)は、平成28年熊本地震により被災を受けた高速道路の復旧状況等についてとりまとめました。
これまで被災箇所の早期復旧に向けて24時間体制で作業を行い、4月14日の前震以降25日ぶりの5月9日に九州支社管内全ての高速道路の通行止めを解除しました。
なお、一部の区間については、交通規制を伴いながらのご利用となり、お客さまにはご迷惑をおかけしますが、
一日も早い本復旧に向け全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

1. 現在の交通規制状況
 ○24時間体制で復旧作業を行い、4月14日の前震以降25日ぶりの5月9日に九州支社管内全ての高速道路の通行  止めを解除しました。

 ○なお、九州自動車道の熊本IC~御船ICと大分自動車道の湯布院IC~日出JCTについては、復旧作業のため一部  の区間において終日対面通行規制(片方向1車線)及び通行制限(速度規制、重量車両通行制限)を実施して  います。

 ○また、今後も復旧作業に伴いその他の区間においても交通規制を予定しています。なお、交通規制の日程が決  まりましたら、改めてお知らせいたします。

2. 被災箇所の復旧状況
 ○今回の地震では震度7の内陸直下型地震が観測史上初めて短期間に2回も記録され、高速道路も大きな損傷を受  けました。その後も度重なる余震が発生する中、点検・被害状況の把握・復旧作業を繰り返し損傷箇所への対  応を進めてきました。

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 ○特に損傷が大きかった盛土のり面崩落箇所・橋梁損傷箇所・切土のり面土砂崩落箇所については、現在、緊急  措置として終日対面通行規制(片方向1車線)による交通運用を実施しています。引き続き、全力で復旧作業  に取り組み通行制限(速度規制、重量車両通行制限)の緩和に努めて参ります。

 
 ○なお、4車線運用(片側2車線)のためには、大規模な工事が必要となり相当な時間を要する見込みです。お客  さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 ○建物損傷等により、一部のSA・PAで営業を休止しております。

3. NEXCO西日本の活動状況
 ○地震発生直後の災害対策本部立ち上げ以降、全ての区間の通行止め解除を行うまでに、延べ48回の本部会議を  開催し早期解除に努めました。

(1)熊本地震対策会議を実施

(2)復旧作業状況

 ○緊急車両への給油支援
  当時通行止め区間であった北熊本SA等において緊急車両等への給油を約1,300台実施し、自衛隊や警察車両  等の被災地への通行をバックアップすることで、「中核給油所」としての機能を果たしました。

 ○災害対応自動販売機の無料開放
  災害後、通行止め区間のパーキングエリアに設置している災害対応自販機を無料開放しました。

詳細な画像は、下記ウェブサイトをご覧ください。
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http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h28/0525c/

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