InsurTechSaaSを提供する株式会社hokan（本社：東京都千代田区、代表取締役 小坂直之、尾花政篤 、以下、hokan）はこの度、無償でInsurTechの商標を一般開放することをお知らせいたします。
InsurTechの現況
InsurTech（インシュアテック）とは、保険（Insurance）×テクノロジー（Technology）を掛け合わせた造語で、「保険分野における FinTech」と定義されています。
InsurTechに対する日本での認知度はFinTechに比べてまだまだ低く、国内InsurTechは黎明期にあります。
世界のInsurTech企業は、2014年から2018年の間に9350億円以上を調達しました。 2018年の調達額は前年の約1760億円超から倍増し、約3520億円に上っています。
（※1ドル=110円換算）
（参考：https://fintech.global/global-insurtech-funding-tops-3bn-in-2018/）
現時点で資金調達に成功した国内InsurTech企業は4社、合計約5億円です（弊社調べ）。資金調達ラウンドはSeed～Pre Aのフェーズで、まだまだ発展途上と言わざるをえません。
InsurTech企業としてのhokan
hokanは、2017年8月に国内InsurTechのリーディングカンパニーを目指し、創業しました。InsurTech分野で主に次のような活動をしています。
▶保険契約管理ツール「hokan」の開発・提供
昨年末の調達で、hokanの累計調達額は2億円となり、国内InsurTechスタートアップで最高額となりました（弊社調べ）。
▶国内唯一のInsurTechに関する専門メディア「InsurTechJapan」(https://insurtechjapan.com/)の運営
海外主要InsurTechメディア4社、世界最大規模のInsurTechイベントであるDIAのメディアパートナーとして提携しています。
▶InsurTech Startup Meetupの企画・運営
FINOLAB InsurTech Working Groupの一社として企画・運営をしています。2018年4月に第1回を開催し、今月で計8回開催致しました。第8回目は、過去最高参加者100名を超え満員御礼となりました。今後も毎月定期的に開催致します。
▶InsurTech新規参入のコンサルティング
InsurTechへの参入をご検討されている皆さまへ「InsurTechConsultingDesk」を開設しています。2018年には10社以上へのコンサルティングを行いました。
InsurTech商標登録の背景と一般開放について
当商標は、昨今問題となっている悪意のある商標出願への対策を目的に2017年11月に申請致しました。
※InsurTech(R)（登録第6098992号）
hokanはInsurTechの商標を幅広い指定商品で登録しています。これにより、悪意のある第三者が業界の成長を阻害するリスクの軽減が期待できます。
我々は国内InsurTechの今後の発展が揺るぎないことを確信しています。一方で、InsurTech先進国の諸外国との比較においてその競争力に大きな見劣りがあることも同時に実感しています。そこで、我々hokanは国内InsurTechの更なる発展のためにInsurTechの商標を一般開放することを決断しました。InsurTechの幅広い普及、業界を超えた一般社会への定着を期待し、その利用は無償としライセンス契約も不要とします。
なお、クオリティコントロールが必要だと弊社が判断した場合には、商標の利用について適切な措置を取る意向です。
hokanは ”保険業界をアップデートする” というミッションを掲げています。これからも、国内InsurTechの発展と普及に貢献していく所存です。
会社概要
会社名：株式会社hokan
代表者：代表取締役 小坂直之、尾花政篤
所在地： 東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル4階 FINOLAB
ホームページ：https://www.corp.hkn.jp
事業内容：InsurTechSaaSの開発・提供
InsurTech新規参入コンサルティング「InsurTechConsultingDesk」の提供
メディア「InsurTechJapan」(https://insurtechjapan.com/)運営
メディア「保険代理店開業.com」(https://hokendairiten-kaigyou.com/)運営
サービス：hokan(R)（https://hkn.jp/）
公式フェイスブックページ