自⾝2年ぶりの世界大会個人表彰台に
現地時間2020年3月7日(土)にアテネ(ギリシャ)で開催された、フェンシング女子サーブル ワールドカップ個人戦にて、江村美咲選手(中央大学)が見事、銅メダルを獲得しました。江村選手のワールドカップ個人戦メダル獲得は、2018年のワールドカップアメリカ大会での銀メダル獲得以来、2年ぶりとなります。
なお女子サーブルのワールドカップ個人戦メダル獲得は5回目、複数回のメダル獲得は初となります。


世界ランキング32位で今大会を迎えた江村選手は、ベスト32で世界ランキング2位のVELIKAYA選手(ロシア)を15-11で破る大金星。ベスト16では世界ランク57位のPUDA選手(ポーランド)に15-3と圧勝すると、準々決勝で世界ランキング11位のPOZDNIAKOVA選手(ロシア)を15-13で下し、準決勝で世界ランキング16位のZAGUNIS選手(アメリカ)に惜しくも8対15で敗退しましたが、見事銅メダルを手にしました。



【江村選手コメント】
今回は身体が良い状態では無かったので、次の大会に向けて調整のつもりで挑みました。それが逆に欲の出ない冷静な試合ができてメダルに繋がりました。いつもより柔らかい動きができて、"この柔らかい動作がいつもできるようにすればもっと上達できる"と感じました。
課題も多く見えましたが、久しぶりにメダルを取れたのでオリンピックに向けて良い経験ができたと思います。
とにかく怪我だけはしないよう団体戦と次の試合に向けてしっかり調整していきます。
日本の皆さん、遅くまで応援ありがとうございました。
東京2020オリンピックに向けた選考レースも残すところあとわずかとなりました。フェンシング日本代表選手たちへのご声援、引き続きどうぞよろしくお願い致します。
【参考:今後の大会スケジュール】
男子・女子フルーレ 3月13~15日 グランプリ アナハイム大会
男子エペ 3月20~22日 ワールドカップ ブエノスアイレス大会
女子エペ 3月20~22日 ワールドカップ タシュケント大会(成都より変更)
男子サーブル 3月20~22日 ワールドカップ ブダペスト大会
女子サーブル 3月20~22日 ワールドカップ シントニクラス大会