当社は、2020年8月14日に開示した中期経営方針「ACSL Accelerate FY20」に基づき、用途特化型機体の1つである閉鎖環境点検ドローンを本格展開すべく、株式会社NJS(以下、「NJS」)と共同出資で株式会社FINDi(以下、「本JV」)を設立することを決議しましたので、お知らせいたします。
設立の背景・目的
当社は、国産の産業用ドローンを開発しており、物流、インフラ点検、災害等、様々な分野で採用されています。ドローンの制御を担うフライトコントローラを自社で開発しており、セキュアで安心なドローンの社会実装を推進してきました。
当社は、中期経営方針「ACSL Accelerate FY20」に基づき、用途に特化した複数のドローン開発を進めております。
国内のインフラは高度経済成長期に整備が進み、現在では老朽化とそれに伴う点検作業の負担が深刻な課題となっています。その社会課題の解決のために、当社は、NJSと共同でドローンを活用した効率的な点検ソリューションを研究開発してきました。NJSと開発した下水道管路等の閉鎖環境点検ドローンについては、2021年後半からの量産販売を見据え、生産体制のみでなくサポートを含めたサービス体制整備を進めています。
本技術の事業化を本格的に推進し、インフラ管理の新たなサービスを創出することを目的とした点検・調査を行う合弁会社をNJSと共同出資で設立することを決議しました。
本JVの主な目的は以下のとおりです。
(1)インフラ点検・調査に対応した技術の開発と販売
(2)ドローン等ロボティクス技術を利用したインスペクションサービスの提供
(3)解析、診断技術者の育成
なお、当社は今後もNJS及び本JVに対してドローンの開発、機体販売の役割を担う予定です。
合弁会社の概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/42802/table/31_1.jpg ]
本件に関する適時開示情報はこちらをご覧ください。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6232/tdnet/1957816/00.pdf
【株式会社自律制御システム研究所】
ACSL は、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。
株式会社自律制御システム研究所会社概要は https://www.acsl.co.jp/company/をご覧下さい。
以 上