若者たちが世界の女の子の問題、ジェンダー・ギャップ指数111位の日本について発信
国際NGOプラン・インターナショナルは、「世界子どもの日」の11月20日に、国際連合広報センターとの共催で「世界を動かす、ユースの声。~読書感想文コンクール2016表彰式」を開催します。全国25都道府県の中高生による1935応募作品のなかから選ばれた読書感想文コンクール入賞者たちの声に耳を傾け、2030年までのグローバル目標として国連で採択された「持続可能な開発目標」(以下、SDGs)、ジェンダー平等の達成に向けて、私たち一人ひとりに何ができるかを考えるイベントです。

途上国も先進国も同じ国際目標の達成を目指すSDGs
国連では2015年9月に、2030年までに先進国も含めた全世界が達成すべき17の目標を定めたSDGsを採択。「誰ひとり取り残さない」という合言葉のもと、貧困や飢餓、教育、保健、ジェンダー、エネルギー、気候変動などの分野での目標が記されています。目標5には、「ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女の子のエンパワーメントを図る」と掲げられ、女性と女の子への差別、暴力、搾取、早婚をなくし、家事労働への評価、リーダーシップの機会などの推進が盛り込まれました。
世界を動かそうと願う若者たちの声を発信
読書感想文コンクールでは、ジェンダー平等と女性と女の子のエンパワーメントに焦点があてられ、より良い世界への思いにあふれた応募作品が寄せられました。イベントでは、最終的に審査員長角田光代さんにより選考された入賞者(中学生3人、高校生3人)らが表彰を受けるほか、最優秀賞2名による作品の発表、入賞者へのインタビュー、角田さんによる講評、プランと活動するユースからのメッセージ、交流会などが予定されています。
2016年のジェンダーギャップ指数が144カ国中111位とジェンダー平等において低迷している日本でのあり方、世界の女性と女の子のエンパワーメントについて、世界を動かそうと願う若者たちの声をお聴きください。
[表1: http://prtimes.jp/data/corp/12939/table/38_1.jpg ]