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日世株式会社

中国でフルーツプレパレーション事業を新たに展開

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10月28日に濰坊(いぼう)工場竣工式を行いました

ソフトクリームの総合メーカー、日世株式会社(本社:大阪府茨木市 社長:吉田文治(ふみはる))は、中華人民共和国内に関連会社 日世(濰坊)食品有限公司を設立。新たにフルーツプレパレーション事業を展開します。このたびフルーツプレパレーションの製造工場、濰坊工場を竣工、2022年10月28日に竣工式を行いました。
濰坊工場の稼働は2023年1月の予定です。

   ▲濰坊工場

▲竣工式の様子

フルーツプレパレーション(FP)とは

一般的に、果実の風味や果肉を均質化した調整品のことを示します。
当社では、特に、粘性のある液体(連続相)のなかに果肉が均一に混合されている、果実調整品のことをフルーツプレパレーション(FP)と表現しています。このFPは殺菌済みで、無菌の状態で容器に封入されています。

日世のフルーツプレパレーション(FP)事業について

当社は、日本国内で1983年以来、フルーツプレパレーションの製造実績があり、乳業メーカー各社にフルーツヨーグルトの資材として、また、ソフトクリームやアイスクリームのトッピングソースとして供給している実績があります。今後の、中国、東南アジアに向けての積極的な事業展開を見据えて、中国に拠点工場を建設するに至りました。濰坊工場で製造するフルーツプレパレーションも、日本国内と同等の品質と安全性を確保した製品として、中国国内はもとより、東南アジア諸国に供給する予定です。

日世のフルーツプレパレーション(FP)の特長

1.大きな果肉がしっかり残っている、無菌で、安全なFPです。
当社のFPの最大の特長は、しっかりフルーツが残っていることです。フルーツヨーグルトからスプーンで果肉をすくいあげて咀嚼する食感があります。および、原材料から調合、殺菌、充填、保管、運搬、納入まで、常に安全であること、事故がないことを心掛けています。

2.常に挑戦し続けています。
お取引先のお客様からの要望にお応えするオーダーメイド方式の商品です。お客様の要望にお応えすべく常に挑戦しています。

濰坊工場概況

工場名      日世(濰坊)食品有限公司 濰坊工場
所在地      中華人民共和国山東省濰坊市安丘経済開発区東湖路68号
機能       中国、東南アジア市場向け
         『フルーツプレパレーション生産工場』機能
敷地面積     66000平方メートル
延床面積     22551.78平方メートル (一期)、37180.88平方メートル (将来)
竣工式      2022年10月28日(実行済)
操業開始(予定)  2023年1月
生産品目・能力  フルーツプレパレーション 約36000トン/年

日世株式会社について

1947年に日系二世が貿易商として「株式会社二世商会」を設立。1951年にソフトクリームを初めて日本に紹介した日本のソフトクリームのパイオニアにして総合メーカーです。※1952年に日世株式会社に社名変更。ソフトクリーム液体原料(ミックス)、可食容器のコーン、ソフトクリーム製造機であるフリーザーを製造販売しています。

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