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MPower Partners、ベリリウム製造販売を手掛けるMiRESSOに出資

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グローバルベンチャーキャピタルファンドのMPower Partners Fund II(以下、MPower)はこのたび、ベリリウムの安定供給を通じてフュージョン(核融合)エネルギーの社会実装に貢献する株式会社MiRESSO(以下、MiRESSO)に出資しました。

地球温暖化が深刻化する一方で、AI開発を支えるデータセンターや半導体工場の新増設などによってグローバルな電力需要は右肩上がりで増加する見通しです。その一方で、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、「究極のエネルギー源」としてフュージョン(核融合)エネルギーに期待が集まっています。

フュージョンエネルギー発電の運転には中性子倍増材であるベリリウム(Be)が必要ですが、現時点では高価であり、生産量も圧倒的に足りません。こうした課題がフュージョンエネルギー発電普及のボトルネックになると予想されるなか、ベリリウムを低コストかつ省エネルギーな方法で精製する技術を開発したのがMiRESSOです。

MiRESSOは、量子科学技術研究開発機構(QST)の中道勝氏が技術をスピンアウトして立ち上げたQST認定スタートアップです。従来、ベリリウム鉱石の溶解には約2,000°Cの高温・高圧下での処理が必要だったところ、同社は独自の化学処理とマイクロ波加熱を組み合わせた低温精製技術により、300°Cかつ常圧での溶解を実現しました。創業者の中道氏は近畿大学理工学部原子炉工学科を卒業後、日本原子力研究開発機構にて核融合ブランケット工学および照射・計装技術の研究に従事し、その後QSTで量子エネルギー部門増殖機能材料開発グループリーダーを務めた人物です。約30年にわたる研究の成果をもとにベリリウムの安定供給を目指して、2023年に青森県三沢市でMiRESSOを創業しました。

MPowerは、MiRESSOの低温精製技術に加え、スピード感のある製造計画を高く評価し、今回の投資を実行しました。MiRESSOは創業翌年の2024年秋に大平洋金属株式会社と包括的業務提携契約を締結し、パイロットプラント「BETA(Beryllium Testing plant in Aomori)」の整備に着手しています。今後MPowerは、工場の安全対策やガバナンス整備などのESG支援に加え、グローバル事業戦略の策定・推進を通じて、MiRESSOの成長を全力で支援してまいります。

株式会社MiRESSOによる本ラウンドに関するリリース
https://miresso.co.jp/2026/02/27/miresso、総額約42-3億円でシリーズaラウンドの資金調達/

■ 株式会社MiRESSO 概要
代表者:代表取締役CEO 中道 勝
設立:2023年5月
所在地:青森県三沢市
企業URL:https://miresso.co.jp/

■ MPower Partners Fund II 概要
MPower Partnersは、次世代を切り拓く起業家の支援をミッションとする日本発のグローバル・ベンチャー・キャピタル・ファンドです。多様なバックグラウンドを有する投資チームが、グローバルなネットワークを生かして国内外のスタートアップを発掘し、独自のESGフレームワークを通じて長期的かつ持続可能な成長を後押ししています。また日本のスタートアップエコシステムがよりグローバルで多様性に富み、イノベーションが継続的に生まれる環境となるよう、スタートアップと社会の橋渡し役として、起業家や多様なステークホルダーとともに取り組んでいます。
ファンドHP:https://www.mpower-partners.com

本件に対する問い合わせ先
info@mpower-partners.com

*本プレスリリースは、適格機関投資家及びファンドの投資先候補となる企業の皆様への情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではなく、また、本ファンドへの買付けの申込みを勧誘・推奨するものではありません。

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