台風30号によって深刻な被害を受けたセブ島北部タボゴンにおいて、ワールド・ビジョンは11月14日、780世帯4000人に対する物資支援を行いました。支援したのは、水、米、豆、魚の缶詰等がセットになった食料キットと、歯ブラシ、歯磨き粉、タオル、石鹸、下着、おむつ等がセットになった衛生キットです。これらの食料により、家族が一週間食べていくことができます。村で働くヘルスワーカーは、「この支援は、私たちの再起のきっかけになるでしょう」と語ります。
国連によるとこの台風で1,000万人以上が被災しており、15日のフィリピン政府の発表によると確認された死者の数は2,357人にのぼります。被害状況が未確認の地域もあるため、この数はまだ増える見通しです。また、食糧不足のため約250万人が栄養不良に陥る危険にさらされています。
ワールド・ビジョンは、フィリピンでの活動史上最大級の緊急支援体制を整え、セブ島以外の被災地でも早急に支援物資の配布を進める予定です。フィリピンにおける55年間の活動実績をもとに500人のスタッフを投入し、8万世帯40万人へ支援物資を届ける計画です。
■「フィリピン台風緊急支援募金」へのご協力をお願いします!■
1. 0120-465-009へお電話いただければ、クレジットカードによる募金をお受けします。
2. 団体ホームページ http://www.worldvision.jp から、クレジットカードによる募金をお受けします。
3. 郵便振替 00140-4-900664 「フィリピン台風」と明記の上、「特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン」宛にご送金ください。
★ワールド・ビジョン・ジャパンとは?
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、国連経済社会理事会に公認・登録されたキリスト教精神に基づく国際NGO、ワールド・ビジョンを構成している日本の民間援助機関です。当団体は国税庁に認定NPO法人として認定されており、皆さまからのご支援金は、寄付金控除の対象となります。 詳しくは http://www.worldvision.jp へ