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メタジェンセラピューティクス株式会社

メタジェンセラピューティクス、シリーズB総額で約35億円調達、 累計調達額54億円以上に

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~日本発「腸内細菌医薬品」を世界の患者さんに~

腸内細菌研究に基づいた医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:中原拓)は、2025年12月から2026年2月に実施されたシリーズBラウンド3rdクローズにおいて、あすか製薬株式会社、Canon Marketing Japan MIRAI Fund、株式会社マツキヨココカラ&カンパニー、株式会社メディパルホールディングス等のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を含む計7社を引受先とする総額11.9億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

今回の調達により、シリーズBラウンド総額35.2億円の調達を完了し、弊社の累計調達額は54.6億円となりました。

弊社は、2026年4~6月を目途に、潰瘍性大腸炎を対象とした「腸内細菌医薬品」の第1相/第2相国際共同治験を開始予定です。本資金調達により、腸内細菌医薬品ならびに医療技術の開発を加速してまいります。

◆資金調達の背景
メタジェンセラピューティクスでは、「腸内細菌叢移植(FMT:Fecal Microbiota Transplantation)」の社会実装を通じて、日本や世界の患者さんに腸内細菌医療を届けるために事業を推進しています。医療技術開発では、潰瘍性大腸炎を対象とした「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」の先進医療Bにおいて寛解導入率45.9%を達成、重篤な有害事象は認められず、有効性と安全性を示す結果が得られました。また、食道がん・胃がんを対象とした臨床研究や、パーキンソン病を対象とした臨床研究も進んでいます。

医薬品開発では、2026年4~6月を目途に、潰瘍性大腸炎を対象とした経口FMT医薬品の第1相/第2相臨床試験の日米同時開始を予定しています。「献便ルーム」のある山形県庄内地方では、腸内細菌ドナーの認定および、同医薬品に活用される便の調達が進んでおり、これまでに受領した便は800便以上にのぼります。

◆調達資金の使途
1. FMT医薬品の開発推進
・潰瘍性大腸炎治療薬MGT-006の臨床開発推進(第1相/第2相臨床試験の実施)

2. FMT医療技術の開発推進
・腸内細菌医療技術(FMT医療技術)の臨床開発推進
 ◦潰瘍性大腸炎を対象とした腸内細菌叢移植療法MGT-001の社会実装に向けた新たな臨床試験の実施
 ◦消化器がんを対象とした免疫チェックポイント阻害薬と腸内細菌叢移植併用療法MGT-007の推進
 ◦パーキンソン病を対象とした腸内細菌叢移植療法MGT-008の推進

3. 腸内細菌ドナーからの便調達、治験薬製造等のサプライチェーンの最適化
・山形県庄内地方での腸内細菌ドナーの獲得を目的とした継続的なプロモーション
・治験薬製造プロセスの効率化および安定化組織体制の強化および人材拡充
・IPOに向けた組織体制準備
 ◦研究開発・事業開発・コーポレートの全ての部門における人材拡充
                              など
◆シリーズB 3rd資金調達の概要
・調達額:11.9億円

・引受先(アルファベット順):
あすか製薬株式会社・ミライドア株式会社
Canon Marketing Japan MIRAI Fund (キヤノンマーケティングジャパン株式会社がグローバル・ブレイン株式会社と共同設立)
株式会社フジタ・イノベーション・キャピタル ・東海東京インベストメント株式会社
グリーンコインベスト投資事業有限責任組合
株式会社マツキヨココカラ&カンパニー
株式会社メディパルホールディングス
日本ベンチャーキャピタル株式会社

・調達方法:第三者割当増資

◆これまでの資金調達
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75935/table/47_1_c92c46250010ca3d10dc58f9c811fe6a.jpg?v=202602260845 ]

■代表取締役社長CEO 中原拓 より

この度、私たちのシリーズBラウンドにて、約35億円の資金調達を完了し、これまでの総調達額は54億円以上となりました。シリーズBにおいては、ベンチャーキャピタルに加え、多くの事業会社の皆様にも御参画いただきました。

「腸内細菌医療」の事業としてのポテンシャルを、多くの投資家や事業会社の皆様に高く評価いただいていることを嬉しく思います。2026年はFMT医薬品の臨床開発がついに始まります。また、医療技術の開発も、社会実装に向けて大きな前進の1年になると考えています。昨年、我々にとって要である「献便」という新たな社会貢献活動の認知は大きく広まり、山形県庄内地方の皆様との連携も順調に進んでいます。

投資家の皆様、そして腸内細菌ドナーの皆様、私たちの事業を支えてくださるすべての皆様の期待に必ずお答えすべく、日本や世界の患者さんに1日でも早く日本発の腸内細菌医療を届けるため、さらに邁進してまいります。

■投資家からのコメント
あすか製薬株式会社
ポートフォリオマネジメント部 マネジャー 佐々木 悠人
メタジェンセラピューティクス株式会社は、腸内細菌叢移植の社会実装の実現に向けて、生産体制整備や開発活動など、着実な準備を進められています。近い将来、病気に苦しむ患者様にその価値をお届けできる瞬間を、製薬会社CVCとしての立場からパートナーとしてご一緒できることを、心より期待しております。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
R&B推進本部 本部長 石田 直也
メタジェンセラピューティクスの挑戦は、腸内細菌の科学によって健康に新たな価値を創出するものであり、当社が目指すWell-beingな社会の実現と方向性を同じくするものです。腸内細菌医療の社会実装と、未来の健康社会を切り拓く同社の取り組みを支援させていただけることを、心より楽しみにしています。

株式会社フジタ・イノベーション・キャピタル
代表取締役 牧野 快彦
東海東京インベストメント株式会社
代表取締役 寺門 一彦
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、腸内細菌叢は私たちの健康を支える重要な役割を担っています。
メタジェンセラピューティクス社が取り組むFMT療法およびFMT製剤の開発は、潰瘍性大腸炎をはじめ、がんや神経変性疾患への応用においても大きなポテンシャルを有していると考えております。
私どもの『フジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合』では、同社の今後の臨床開発および事業展開を期待し、そのユニークかつ革新的な治療法の創出を支援してまいります。

株式会社マツキヨココカラ&カンパニー
取締役 グループ事業企画統括 山本 剛
難病に苦しむ方々へ「新たな希望」を届ける取り組みは、美と健康を支える当社にとって非常に意義深いものです。ドナー募集から製造に至る独自のサプライチェーンを構築し、腸内細菌医療の社会実装をリードする同社の実行力を高く評価し、出資を決定いたしました。本出資を通じ、同社のさらなる飛躍と革新を支援してまいります。

株式会社メディパルホールディングス
専務取締役 IR担当 兼 事業開発本部長 依田 俊英
メディパルグループは、「医療と健康、美」を事業フィールドとし、「流通価値の創造を通じて人々の健康と社会の発展に貢献します。」の経営理念のもと、事業活動をおこなっております。
FMT療法の開発推進、物流および販売体制の構築を支援し、新たな治療選択肢を求める患者さんのもとへ、画期的な治療を速やかに届けられる可能性を拡げる活動を支援することは、当社グループの理念にもかない、社会的意義の高いものであると考えております。今回、メタジェンセラピューティクスへの出資の機会を得たことを大変うれしく思います。

日本ベンチャーキャピタル株式会社
シニアパートナー 北岡 侑子
ベンチャーキャピタリスト 岡本 小百合
前回ラウンドに引き続き、追加出資の機会をいただき大変嬉しく思います。これまでの力強い成長を踏まえ、更なる発展に大きな期待を寄せておりますとともに、FMT医療技術・FMT医薬品が革新的な治療選択肢として確立される未来を思い描いています。研究成果が一日も早く多くの患者さんに届くよう、弊社も微力ながら尽力してまいります。

=====

腸内細菌叢移植(FMT)について
腸内細菌叢移植(FMT)は、健康な人の便に含まれている腸内細菌叢を、疾患を持つ患者さんの腸に移植し、バランスのとれた腸内細菌叢を再構築する治療方法です。2023年1月からは、潰瘍性大腸炎を対象とした「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」が先進医療Bとして実施され(2025年8月研究終了) 、2024年8月から消化器がんを対象とした「免疫チェックポイント阻害薬と腸内細菌叢移植併用療法」の臨床試験(特定臨床研究)、2024年9月からパーキンソン病を対象とした「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」の臨床研究が行われています。

メタジェンセラピューティクスでは、潰瘍性大腸炎を対象とし、経口投与による腸内細菌叢移植を可能にする「経口FMT医薬品」の開発を進めています。同開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和6年度 「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」(第4回)に採択されており、AMED の課題番号 JP25qfb1270015(補助課題事業名「潰瘍性大腸炎治療薬 MGT-006 の開発」)の支援を受けています。

メタジェンセラピューティクス株式会社について
メタジェンセラピューティクス株式会社は”マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける”ことをパーパスとして、腸内細菌研究に基づいた医療と創薬でソーシャルインパクトを生み出す、順天堂大学、慶應義塾大学、東京科学大学発ベンチャーです。
「腸内細菌叢バンク」を基盤とし、腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装を目的とした「医療サービス事業」と「創薬事業」を推進しています。現在は、免疫疾患(炎症性腸疾患)、がん、中枢神経系疾患領域の開発に注力しています。

<会社概要>
会社名:メタジェンセラピューティクス株式会社(略称 MGTx)
本社所在地:山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
東京事務所:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル6F Inspired Lab
代表者:代表取締役社長CEO 中原拓
設立日:2020年1月17日
事業内容:マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬・医療事業
URL:https://www.metagentx.com

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