新設の生産施設は、インダストリアル、コンシューマ、コンピューティング、およびオートモーティブ市場分野に向けたイノベーションの推進に注力
高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター（本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON）は、チェコ共和国のロジノフ・ポト・ラドホシュチェムの製造拠点で、新たな施設が完成したことを発表しました。 これは、同社の発展にとって非常に重要なステップとなります。過去2年間、オン・セミコンダクターは生産能力を拡大し、研究開発体制を強化し、環境保護目標に向けた取り組みを向上するために、施設の拡張プロジェクトに約1億3000万米ドルを投資してきました。拡張は継続中であり、2019年の年末までにさらに7000万米ドルを投資する予定です。現在、ロジノフ・ポト・ラドホシュチェムは2,000人以上の従業員を雇用しており、その多くは技術的な資格を有するスタッフです。2017～2018年だけで700人以上を採用しています。ロジノフ・ポト・ラドホシュチェムにおける技術の知識と経験は、約70年間にわたり培われてきました。
オン・セミコンダクターの社長兼CEOであるキース・ジャクソン（Keith Jackson）は、次のように述べています。「テクノロジの代名詞と言える早いペースと洗練さを維持するために、 オン・セミコンダクターのロジノフ施設への投資は優先事項のひとつでした。ターゲットを明確にした継続的な投資は、製品需要に対処するだけでなく、会社の成功の鍵であり原動力である従業員の能力開発にも役に立っています」
この施設は、最先端の6インチと8インチファブ、およびシリコンウェハの製造能力を有し、コンピューティング、コンシューマ、インダストリアル、オートモーティブ、ポータブルデバイスなどのエンド市場における、高度な電力関連アプリケーションに対応するデバイスを生産しています。この施設の拡張プロジェクトは、既存市場だけでなく再生エネルギーのような新規市場からのデバイスの需要拡大対処のために重要でした。
オン・セミコンダクターのロジノフ・オペレーション・マネージャであるアレス・キャブ（Ales Cab）は、次のように述べています。「オン・セミコンダクターは、設立当初からロジノフに拠点を確立し、このような歴史的な工業地域に向上と繁栄をもたらしてきたことを誇りにしています。当社は、この地域のあらゆる場所に戦略的に投資することにより、周囲の景観を保護しながら既存の建物で製造能力を拡大できました」
オン・セミコンダクターは、チェコ共和国のロジノフ・ポト・ラドホシュチェムで長い歴史を持っています。この地域の最大の雇用主であるだけでなく、チョコ共和国のブルノにおける拠点も含まれています。チョコ共和国におけるオン・セミコンダクターの拠点は、TESLA SEZAM （半導体チップの生産） とTEROSIL （シリコンの生産）の合併により2003年に設立されました。両社は元の国営企業であるTESLAの継承組織であり、現在も半導体製造の伝統は続いています。デザイン・センターは1994年に設立され、製造と同じ敷地内で運営されています。
オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター（Nasdaq: ON）は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。
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オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。
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