3つのキャンパスの学生が多世代交流イベントを開催
11月26日(土)に島根県立大学の「みんなのいえ(松江キャンパス)」、「地球食堂(出雲キャンパス)」、「BBSサークル(浜田キャンパス)」の学生が、大田市にある「ほっとスペースゆきみーる」が実施する「多世代交流食堂みーる堂」の開催に合わせ、イベントを企画・実施しました。

実施概要
イベント名:『多世代交流食堂「みーる堂」+島根県立大学』
開催日:2022年11月26日(土)
場所:ほっとスペースゆきみーる(島根県大田市大田イ376-1)
地域のニーズに合わせた企画を思考する
大田市にある多世代交流スペース「ほっとスペースゆきみーる」が定期開催するイベント「多世代交流食堂みーる堂」の開催に合わせ、本学の3キャンパス「みんなのいえ(松江キャンパス)」、「地球食堂(出雲キャンパス)」、「BBSサークル(浜田キャンパス)」の学生がそれぞれの特徴を生かしながら合同で企画を実施しました。3キャンパスの学生団体が共同で企画実施するのは初めての動きです。

内容は、「ほっとスペースゆきみーる」が把握している地域ニーズ(こどもが安全に遊べる場所、週末祝日に保護者が子どもと少し離れてほっとできる場所、多世代がくつろげる場所)を念頭に企画を考え、
〇体を動かす運動
・・・ペットボトルボウリング、風船バレーなど
〇少人数でできるゲーム
・・・ボードゲーム、カードゲーム
〇軽食
・・・ピザ90食、ポトフ80食、焼き芋50食
を立案しました。
また、保育教育や健康栄養、地域政策を学ぶ学生らが、それぞれの学びから得たアイデアを地域のニーズに落とし込み、子どもが安全に遊べ、多世代が楽しめる企画を考えました。

活動の中からつながった企画
島根県の浜田市、出雲市、松江市に3キャンパスが立地する本学は、地理的に他キャンパスの学生同士の交流が少なく、これまで学生の活動はそれぞれのキャンパスを中心に行うことが慣例。しかし今回、各団体が県内をフィールドに活動を広げる中で学生同士のつながりができ始め、松江キャンパス宮下教授(社会福祉学)の声掛けに呼応した松江キャンパスの学生が主体となり実現しました。団体の垣根をこえ、企画ごとにチームをつくり、アイデアを出し合い、準備しました。
「このつながりを下級生へ受け継いで、ずっと続いてくれると嬉しい」
松江キャンパス「みんなのいえ」代表の大越秋香さんは語ります。

ローカルをフィールドに仲間と実践
本学では地域活動へ主体的に取り組む学生を支援しています。地域課題に自分なりの仮説を設け、課題にあった手法を実践し、課題解決能力を養い、将来、課題発見・課題解決へ主体的に関わることができる人材を育成しています。
