国立がん研究センターの医師が科学的根拠をもとに徹底解説!
青春出版社(東京都・新宿区)は『知らないと怖い がん検診の真実』(中山富雄/著)を8月3日に発売いたしました。

日本人は「2人に1人ががんになる」といわれています。しかし、実は日本のがん検診受診率は先進国の中でも最低レベル。さらに、コロナ禍による自粛で2020年度のがん検診受診率は前年より3割も減っています。がん検診はがんの早期発見にもつながるため、受診するに越したことはないでしょう。
一方で、検査内容、年齢、タイミングなど、検診を受けすぎている人も問題です。がん検診には、放射線による身体へのダメージや、偽陽性だったときの精神的な負担など、デメリットもあるからです。
そこで本書では、国立がん研究センターで「がん検診」を専門とする医師が、科学的根拠をもとに「受けたほうがいい」「受けなくてもいい」がん検診について解説します。本書を読めば、今の自分は何を受ければいいのかが明確になります!
本書の内容
◆日本人が知らないがん検診の真実
◆がん検診も「受け方」次第で害になる!?
◆9割の人が誤解しているがん検診
◆検診の前に知っておきたい、がんの基礎知識
◆それでも、この検査だけは受けたほうがいい!
著者プロフィール
中山富雄(なかやま・とみお)
1964年生まれ。大阪大学医学部卒。大阪府立成人病センター調査部疫学課課長、大阪国際がんセンター疫学統計部部長を経て、2018年から国立がん研究センター検診研究部部長。NHK「クローズアップ現代」「きょうの健康」、CBCテレビ「ゲンキの時間」などのテレビ番組や雑誌などを通じて、がん予防、検診に関する情報をわかりやすく伝える活動を行っている。
書籍情報
『知らないと怖い がん検診の真実』
著者:中山富雄
発売日:2021年8月3日
定価:1,133円(税込)
ISBN:978-4-413-04628-2