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株式会社ラーニングエージェンシー

【第2回 管理職1,061人と新入社員3,770人の意識比較調査】 新型コロナの影響も?管理職と新入社員の意識に大きなズレ

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パソコンスキル、時間管理の必要性、理想の上司像においてすれ違いが明らかに

累計13,000社260万人以上に人材育成サービスを提供する株式会社ラーニングエージェンシー(旧トーマツ イノベーション株式会社、本社 東京都千代田区、代表取締役社長 眞崎大輔、以下「LA」)は、管理職1,061人と今年の新入社員3,770人を対象に部下の育成や働き方に関する意識調査を実施しました。今回は、その結果見えてきた、管理職と新入社員の意識のギャップについてまとめ、公表します。

背景
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、約1カ月が経ちました。政府からは継続的なテレワークの実施が推奨され、それに伴い出社とテレワークを使い分ける企業が増加するなど、「新しい働き方」が少しずつ定着しています。当社が5月に実施した調査*1では、テレワークを導入した企業の約70%が「コミュニケーション不足」を感じ、また、2014年から実施している新入社員の意識調査*2では、在宅勤務や自宅待機の影響からか、「上司に相談する機会」を求めている新入社員の割合が過去最高となりました。
このような状況を踏まえ、管理職と新入社員を対象に行った調査をもとに、両者の“意識のズレ”を考察しました。
*1 ラーニングエージェンシー「新型コロナウイルス感染症の影響調査」(5月27日)
*2 ラーニングエージェンシー「2020年度新入社員のキャリアに対する意識調査(速報値)」(4月28日)

調査結果の概要
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・最も大きな意識のズレ、意外な盲点とも言える「パソコンスキル」の必要性。管理職と新入社員で20%以上の差
・「時間管理(タイムマネジメント)力」の必要性の認識にも大きなズレ。管理職の50%近くが新入社員に身につけてほしいと考えるも、必要性を感じている新入社員は30%以下
・「理想の上司像」にも大きなズレ。管理職は「リーダーシップのある上司」を目指すが、新入社員は「優しく指導する上司」を求める
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調査結果の詳細

社会人1年目に身につけたい、身につけてほしいスキルとは?

最も大きな意識のズレ、意外な盲点とも言える「パソコンスキル」の必要性。管理職と新入社員で20%以上の差
管理職に「部下に新入社員時代のうちに身につけてほしい能力」、新入社員に「社会人1年目で身につけたいスキル」について尋ねたところ、最もギャップが大きい項目は「パソコンスキル(管理職12.0%、新入社員33.6%)」で、21.6%差となりました(図1)。これは、管理職が持つ「デジタルネイティブ世代はパソコンスキルは既に持っているもの」という印象と、スマートフォンやタブレットの操作は得意な反面、「ビジネス上で使用するソフト(Excel、Word、PowerPointなど)やキーボード操作に実は慣れていない」という新入社員の実態とのズレが影響していると考えられます。
新型コロナの影響でオンライン化が急速に進み、ITスキルの習得が企業の課題となっています。Web会議など新しいツールの利用においては、ベテラン層よりも若手の方が抵抗がない傾向にありますが、一概に「パソコンを使った業務の地力が若手にはある」と認識してしまうと、その後の若手人材の立ち上がりに思わぬ落とし穴を生む可能性があります。

「時間管理(タイムマネジメント)力」の必要性の認識にも大きなズレ。管理職の50%近くが新入社員に身につけてほしいと考えるも、必要性を感じている新入社員は30%以下
2番目にギャップが大きい項目は「タイムマネジメント力(管理職47.5%、新入社員26.2%)」で21.3%差でした。残業削減、生産性向上といった近年の働き方改革の推進だけでなく、この情勢下によるテレワークや時差出勤などの変則勤務の影響も重なり、管理職は「時間管理(タイムマネジメント)力」の必要性を強く感じています。一方、新入社員は業務経験が少ないため、その重要性をまだ感じきれておらず、お互いの間に大きな意識のズレが生じる結果となりました。新型コロナの影響でそもそもの時間感覚が狂いがちな今年の新入社員に対して、時間管理の重要性を従来よりもしっかりと教えていくことが企業や管理職に求められています。

図1

それぞれが考える「理想の上司像」とは?

「理想の上司像」にも大きなズレ。管理職は「リーダーシップのある上司」を目指すが、新入社員は「優しく指導する上司」を求める
管理職、新入社員それぞれに理想の上司像について尋ねたところ、管理職では「リーダーシップのある上司(51.4%)」、新入社員では「優しく指導する上司(49.1%)」がトップとなりました(図2)。
この数カ月の間に、テレワークの導入やそれに伴うオンライン会議の実施など、働き方や仕事の進め方は大きく変わり、部下のマネジメントスタイルにも大きな変換が求められています。このような状況や上司自身の自覚もあってか、リーダーシップに多くの票が集まっています。
一方新入社員側は、入社早々在宅勤務や自宅待機となったことも影響し、上司に相談する機会を求める傾向が強まっています。「まずは気軽にコミュニケーションを取りたい」という気持ちの表れからか、上司に「優しさ」を求める傾向が強まるなど、管理職の考えとは大きく異なる結果となりました。新型コロナの危機下でリーダーシップを発揮しつつも、こうした新入社員の不安心理に寄り添う細やかな心遣いも、上司には同時に求められることとなり、上司の管理能力の高度化がますます必要となる流れになっています。

図2

まとめ
今回の調査から、管理職と新入社員の間に、身につけてほしい・身につけたいスキル、理想の上司像に大きな差異があることが明らかになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークの実施で、社員間のコミュニケーション不足が懸念される中、こうした意識の大きなズレを企業や管理職が知らずにいると、新入社員の今後の成長にネガティブな影響を及ぼす可能性があります。
今後は、新入社員が気軽に相談できる場を作り、コミュニケーションを取りながらお互いの認識のズレを確認・理解し、適切な関わりやフォローを実施していくことが、企業や管理職により一層求められます。

調査概要
第2回 管理職と新入社員の意識比較調査

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/5749/table/53_1.jpg ]

*各設問において読み取り時にエラーおよびブランクと判断されたものは、欠損データとして分析の対象外としています
*本調査を引用される際は【ラーニングエージェンシー「第2回 管理職と新入社員の意識比較調査」】と明記ください

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/5749/table/53_2.jpg ]

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