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IDPパワーランチvol.8「多様性を形にする『ブレない軸』」開催レポート

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元スキージャンプ選手・小林諭果氏がゲスト。高所恐怖症の選手が「ブレない軸」を築けた理由とは?

アイデンティティー・パートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中野広介)は、2026年8月27日、IDPパワーランチ第8回「多様性を形にする『ブレない軸』」を開催しました。

「ランチタイムの50分で、一線のプロから本音が聞ける」場を目指して立ち上げたオンライン勉強会「IDPパワーランチ」。各界の専門家を招き、ビジネスパーソンが本質的な知見に直接触れる機会を提供しています。

第8回目は、元スキージャンプ選手で、現在は株式会社CHINTAI社長室広報担当を務める小林諭果氏をお招きし、「多様性を形にする『ブレない軸』」についてお話しいただきました。

本レポートでは、天候や風という自分でコントロールできない条件と向き合い続けてきた小林氏の思考法から、ビジネスパーソンが明日から活かせるヒントを凝縮してご紹介します。

高いところが怖いまま、なぜ続けられたのか

写真左から、加井夕子(アイデンティティー・パートナーズ取締役)、小林諭果氏(株式会社CHINTAI社長室広報担当)、佐藤悠平氏(株式会社lazy style代表取締役)

小林氏がスキージャンプを始めたのは、小学5年生の頃。きっかけは兄弟の影響でした。しかし、競技への入り口は「怖さ」そのものだったといいます。

「もともと高いところが嫌いです。暑いし、つらいし、怖いし。こんな年までやると思っていなかったぐらい、ずっと泣きっぱなしで、スタートするのも嫌で、という感じでした」

それでも競技を続けられた理由のひとつが、地元の大会で女子選手として表彰される経験だったと振り返ります。
当時、女子のジャンプ競技はまだマイナーで、男女一緒に表彰されることも珍しくなかった時代。そんななか、地元に近い大会では女子だけの表彰が用意されており、褒められる嬉しさが競技を続ける原動力になっていきました。

高所への苦手意識は、引退間際まで変わらなかったといいます。

「私、高所恐怖症で。ジャンプもあまり向いていないのかなとは思いつつ。この歳までやらせていただいたのは本当にありがたいことなんです」
天候という「コントロールできないもの」との向き合い方

今回のテーマである「ブレない軸」を象徴していたのが、天候や風との向き合い方でした。スキージャンプは、風向きや待ち時間によって結果が大きく左右される競技です。

「風に関しては本当に、自分が一番いいときに出してもらえると思って信じて出てましたし、(中略)天候はもうみんな同じ条件なので、そのなかでも自分がスタートするときは絶対いい条件だと思って飛んでました」

対談相手を務めたIDP取締役・加井は、この考え方について「どんな天候であっても、今の自分にとってはいい環境だと思って飛ぶ」という受け止め方に驚いたと語ります。

小林氏は、自分にとって都合の良かったジャンプばかりを覚えている、という独自の捉え方も明かしました。

「いいジャンプって風もいいし、条件もいいし、自分のジャンプもいい、しか覚えてないんです。悪かったことを忘れちゃう」

さらに、風向きについては意外な事実も語られました。てっきり追い風の方が飛距離が出ると思われがちですが、実際は逆だといいます。

「向かい風のほうが良い。こう、ふわっとなるといいますか」

自分の力だけではどうにもならない環境をコントロールしようとするのではなく、「今の状況こそが自分にとってベストだ」と捉え直す。
この発想の転換こそが、天候に左右される競技を長く続けてこられた土台だったようです。

受け身ではなく、やってみる姿勢
引退後株式会社CHINTAIの社長室広報として新しいキャリアを歩み始めた小林氏。
入社して間もない頃に任されたのが、会社創立50周年を記念する社内外向けイベントの運営でした。

「わからないことだらけで本当に皆様にご迷惑をおかけしながらも、楽しくやらせていただきました」

慣れない業務を「楽しかった」と語る背景には、まずやってみるという姿勢がありました。

「まずやってみないとわからないなっていう感覚。体育会系の思考なのかもしれないんですけど。(中略)競技のときも言われたことをやってみて、ダメだったらやめればいいし、と考えていました。『まずやってみよう』というのは、いまも変わらないですね」

周囲からの意見やアドバイスに対しても、素直に受け入れる姿勢を大切にしていると言います。年齢を重ねると意見を聞き入れにくくなりがちななかで、小林氏は「チャンスをもらったらやってみる」ことを意識してきたと振り返ります。
出来事をそのまま受け止める

対談の終盤、参加者から寄せられた「ポジティブに変換できるコツは何か」という質問に対し、小林氏はこう答えました。

「変換してるわけではない、変換してないかもしれない。そのまま受け入れてます」

無理にポジティブへ「変換」しているわけではなく、起きたことをそのまま受け止める。この感覚は、天候を受け入れる考え方や、コーチや同僚を信じる姿勢とも重なります。
IDP取締役・加井は、これをIDPが掲げる「自己規定」(自分をどう定義し、どうありたいかを言語化する考え方)と重ね合わせ、「一緒に働く人たちの力を信じる」という組織づくりのヒントにもつながると語りました。

おわりに
高いところが怖いまま競技を続け、天候という不確実な要素と長年向き合ってきた小林氏。今回の対談で繰り返し語られたのは、「コントロールできないものを受け入れ、そのなかで自分にできることを整える」という姿勢でした。

IDP取締役・司会の海野は、対談を振り返りこう述べています。

「遠くまで飛ぶためには向かい風が必要っていうのは、すごく胸に刺さりましたね。(中略)大きな結果を残すためには向かい風があるともっといいんだな」

追い風ばかりを求めがちなビジネスの現場でも、向かい風のような逆境を「悪いもの」と決めつけず、いまの環境をベストだと捉え直す視点は、明日からの仕事に活かせるヒントとなりそうです。
第8回 開催概要
・開催日:2026年8月27日(木)12:00~12:50
・形式:オンライン(配信プラットフォーム:YouTube)
・参加費:無料(事前登録制)
・主催:アイデンティティー・パートナーズ株式会社

【ゲスト】
小林 諭果(こばやし ゆか)
株式会社CHINTAI 社長室広報担当
元スキージャンプ選手
岩手県八幡平市出身。小学5年生頃に兄弟の影響でスキージャンプを始め、早稲田大学スキー部を経て、2017年に株式会社CHINTAIへ入社。CHINTAIスキークラブ所属選手として競技を続けながら、社内ではメディアグループ、情報審査室などを経験。2026年春に現役を引退し、同年4月より社長室広報担当として企業広報業務に携わる。

【対談者】
加井 夕子(かい ゆうこ)
アイデンティティー・パートナーズ株式会社 取締役
CTIジャパン 基礎コース修了
PLAYFOOL認定ファシリテーター

【モデレーター】
佐藤 悠平(さとう ゆうへい)
専門商社に就職後、国会議員公設秘書として4年活躍。在籍中に、大臣政務官のサポートも経験。現在は株式会社lazy style代表取締役として「人生の相関図を誰よりも面白くする。」をモットーに、政治・スポーツ・自治体に関わる活動を行っている。
今後の開催について
第9回は、SASUKEの女性版「KUNOICHI」で史上4人目の完全制覇を達成した、大嶋あやの氏にご登壇いただきます。

何度も折れそうになる心。心が折れそうなとき、モチベーションを保つにはどうすればいいのか。そして、世界の舞台で活躍するに至るまで長い道のりを、どのように乗り越えてきたのか。

当日は、公開コメントでの質問も受け付けます。ぜひ、ふるってご参加ください。

・開催日:2026年9月17日(木)12:00~12:50
・形式:オンライン(配信プラットフォーム:YouTube )
・参加費:無料(事前登録制)

■お申し込み
Peatixイベントページよりチケットをお申し込みください。
・申込URL:https://peatix.com/event/5168605

IDPパワーランチは、ビジネスパーソンが本質に触れ、学びと挑戦を広げていく場を目指し、今後も月1回のペースで開催予定です。
毎回異なるテーマで、ビジネスや各界の最前線で活躍するゲストをお招きし、日本企業の成長を後押しするきっかけを提供していきます。

以上

【アイデンティティー・パートナーズ株式会社 概要】
商号:アイデンティティー・パートナーズ株式会社(IDENTITY PARTNERS CO., LTD,)
所在地:東京都渋谷区神宮前一丁目20番13号ディアテックビル2F
設立:2023年3月
代表者:中野 広介
事業内容:人材育成事業(組織開発、人材開発支援サービス)・ビジネススクール運営事業
URL:https://www.idp-inc.co.jp/

【本プレスリリースのお問い合わせ先】
経営企画部(佐藤)
pr@idp-inc.co.jp

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