2016年、横浜で開催される邦楽のコンサートは、異色のコラボ、新作の発表、新たな試みなど、革新にあふれた注目の公演が目白押し!
その中で1月から3月に開催される選りすぐりの3公演を紹介します。
1月 若き作曲家が邦楽のために作った新しいしらべ。
横浜岩間市民ホールで8年続いている「邦楽いろはにほ~」シリーズ。
尺八の米澤浩、箏の熊沢栄利子が、いろいろなゲストとコラボレーションする現代邦楽のコンサートです。
新年第1回目は、邦楽だけでなくCMやアニメの劇中曲など幅広いジャンルで活躍する新進作曲家、篠田大介の新作披露が行われます。
これからの邦楽の可能性を感じさせてくれる新しいしらべに触れてみませんか?
[表1: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/58_1.jpg ]
2月 横浜能楽堂がプロデュースする革命的な邦楽とタンゴの新しい出会い!
「新日本音楽」を推進して数々の名曲を残した宮城道雄、その弟子で「現代邦楽」を代表する作曲家・唯是震一、そして唯是の盟友・山本邦山。
彼らは、邦楽の世界に「革命」をもたらしました。
時を同じくして、アルゼンチンではアストル・ピアソラが、「ヌエボタンゴ(新しいタンゴ)」を確立しました。
それまで常識 だった「踊るためのタンゴ」ではなく、「聴くためのタンゴ」が生まれたのです。
今回のコンサートは、日本とアルゼンチンで伝統の殻を破った「音楽革命」を引き継ぐアーティストたちの世界初の熱い共演です。
[表2: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/58_2.jpg ]
3月 Just Composed 2016 in Yokohama で宮内康乃、池田拓実の新作を発表!
新進気鋭の作曲家による新作を発表するこのシリーズは、1999年より毎年異なるテーマで音楽を紹介しています。
今回は日本の現代作曲家として海外からも注目を集める作曲家・三輪眞弘がコーディネート。
そのテーマ(司令)は「接続せよ!」。
弦楽合奏というクラシックの伝統に現代音楽の挑戦を“接続”します。
新作を発表するのは、音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」主宰の宮内康乃と、コンピューター音楽家の池田拓実。
出演者はヴァイオリン亀井庸州を中心とした、三輪氏が信頼を寄せる演奏家が集結。
ソプラノが入るシェーンベルクの弦楽四重奏曲など、この公演でしか聴くことのできないラインナップをどうぞお楽しみに!
[表3: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/58_3.jpg ]
これも注目!!
Just Composed 2016 in Yokohama で新作を発表する、音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」主宰の宮内康乃。1月30・31日と横浜赤レンガ倉庫で開催される、横浜ダンスコレクション2016のプログラムの1つ、
「Works-M Vol.7 クオリアの庭」(三浦宏之振付作品)の音楽を担当。こちらも必見です。
横浜ダンスコレクション2016
アジア・セレクション [日本]
Works-M Vol.7 クオリアの庭 Garden of qualia
【日 時】2016年1月30日(土) 18:00
31日(日) 15:00
【会 場】横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール