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トーマツ

「戦略リスクへのリアルタイムレスポンスサービス」を開始

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マクロ経済情勢や地政学リスクが企業に与える影響を特定し、リスク軽減の対応策を毎月提案

有限責任監査法人トーマツは、2017年1月より、「戦略リスクへのリアルタイムレスポンスサービス」の提供を開始します。グローバルガバナンスの視点で企業の経営の高度化に資するリスクマネジメント活動を支援するため、ストラテジックリスクチームを組成し、本サービスを提供します。

有限責任監査法人トーマツ(東京都港区、包括代表 觀恒平、以下トーマツ)は、2017年1月より、「戦略リスクへのリアルタイムレスポンスサービス」の提供を開始します。適時に把握したマクロ経済情報や地政学リスク等の情報に基づき、企業の事業活動へ影響を及ぼすリスクを特定し、その影響を軽減する対応策を毎月提案することで、経営の高度化への貢献を図ります。グローバルガバナンスの視点で企業の経営の高度化に資するリスクマネジメント活動を支援するため、ストラテジックリスクチームを組成し、本サービスを提供します。

「戦略リスクへのリアルタイムレスポンスサービス」 概要
企業毎のレポートを毎月作成します。「リスク・ヒートマップ」を中心に、トーマツが収集・分析している各種のリスクインテリジェンスを集結させ、世界各地域で顕在化し、あるいは潜在するリスクの影響を特定し、リスク軽減に向けた対応策をまとめたものです。
「リスク・ヒートマップ」は、世界のマクロ経済や市場動向、政治・経済・社会問題をはじめとした地政学リスク情報等を地域毎にコンパクトにまとめ、グローバルな視点でリスクの所在を一覧化したナレッジです。その中から企業が対応すべき事象を抽出します。次に、抽出した事象から企業への影響を特定。そして、影響毎の対応策をチェックリストとして提示し、リスクマネジメント活動において今何をすべきか対応策を明示します。また、企業の事業環境や特性に基づいた形で対応策を示すため、必要に応じて拠点等への現地調査を行います。提供するサービスは、以下の地域とリスクの種類の掛け合わせ(地域×リスクの種類)で収集・分析されるため、グローバルのリスクインテリジェンスとして高い網羅性があります。

【地域】
1.北米、2.欧州、3.日本、4.オーストラリア、5.中国、6.アジア、7.ブラジル/南米、
8.その他(中東、ロシア、アフリカ等)

【リスクの種類(イベント)】
1.実体経済、2.ソブリン・財政、3.金融システム、4.債権市場、5.為替市場、6.株式市場、7.不動産市場、
8.クレジット市場、9.商品市場、10.政治、11.戦争・テロ・社会不安・国家間対立、12.事故自然災害、
13.金融規制・会計・税制、14.リスク管理・ガバナンス・コンダクト関連

図 レポートのイメージ。特定のリストに関する対応策と、リスクマネジメント上押さえておくべきチェックリスト

【同サービスが実現するシナリオ(例)】
・リスクの所在をグループ横断的に把握し、事業に影響のあるリスクに対して、有効な対応策を検討・実行することで、損失の機会を減らし、経営の安定化につなげることができる。
・リスクについて早期発見・早期対応することで、企業グループ全体として抱えるリスクの量を減少させ、新たにリスクを許容できる(リスクテイク)範囲を都度増加させることができる。
・顕在化したリスクが、企業グループ全体へ与える影響を把握し、経営(成績)へのインパクトを最小限にするための対応策を検討・実行できる。

企業がグローバルに事業を展開する中、世界規模での政治・経済・社会問題から受ける影響は拡大しており、企業を取り巻くリスクは多様化・複雑化しています。今後の適切な企業経営のためには、タイムリーな情報の取得と、それに基づいた対応が求められますが、企業が自社の経営に影響のあるリスク情報を見極め、事業活動に活かすことは難しいのが現状です。トーマツは、ミクロ・マクロ双方の各分野の専門家による情報収集、アドバイザリー業務の提供実績に基づくガバナンスやリスクに対応する高い専門性を有しています。それらの知見から優先すべき対応策を提示することにより、適切なリスクマネジメントを促し、企業の持続的成長を支援します。

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