Manhattan Activeソリューションに組み込まれた自律型AIが、サプライチェーンの実行と最適化手法を革新
※ 本リリースは2026年1月8日に米国アトランタで発表された内容の日本語版です
サプライチェーン・コマースのグローバルリーダーで、業界トップクラスのAI技術を有するマンハッタン・アソシエイツ(NASDAQ: MANH)は、当社独自のAIエージェントである「AIエージェント・ワークフォース」を、すべてのManhattan Activeソリューションに組み込む形で提供開始したことを発表しました。
この次世代型のインテリジェントなエンタープライズ向けAIエージェントは、Manhattan Activeプラットフォームに直接統合されているため、アドオン型のソリューションのように従来のデータレイク上に構築する必要がなく、業務全体の状況を即座に把握した上で、リアルタイムにアクションをとることが可能となり、サプライチェーン・コマースの実行力と最適化の水準を引き上げ、ユーザー体験の向上を実現します。
現代の小売・サプライチェーンに特化した2種類のエージェント
現代の小売およびサプライチェーン運用への適用を目的に専用設計されたマンハッタン・アソシエイツのAIエージェントは、導入の初期段階から意思決定の迅速化、生産性の向上、さらには継続的な業務改善を実現します。
● インタラクティブ・エージェント:
デジタル・アシスタントとして、Manhattan Activeソリューションの主要なユーザーロール(役割)をサポートします。タスクの簡素化や意思決定のガイドを通じて、現場スタッフの作業スピードと正確性を高め、日々の生産性を向上させます。
● 自律型エージェント:
バックグラウンドでインテリジェントに機能し、業務を継続的に監視します。反復作業の自動化、運用上の問題の特定、さらには自動的な修復・是正までを行い、サービスレベルを向上させながら手作業を大幅に削減します。
具体的な活用例
● オムニチャネル対応:
「店舗スタッフ・エージェント」がリアルタイムの売上パフォーマンス評価とインサイトを提供します。また「コンタクトセンター・エージェント」は、顧客に関する最適なインサイトを提供し、対応の迅速化と質の向上を支援します。
● サプライチェーン対応:
「労務エージェント」が、残りの作業量に基づいた、各部門への人員配置に関する強力なガイダンスを提供し、「出荷追跡エージェント」により、潜在的な問題が特定され、それに対する代替策を提案します。
独自のエージェント構築を可能にする「Manhattan Agent Foundry(TM)」
さらに、今回のリリースに伴い、Manhattan Active(R)ソリューションをご利用中のお客様は、新たなAI開発プラットフォームである「Manhattan Agent Foundry(TM)」も活用いただけるようになりました。
「AIエージェント・ワークフォース」が自律的なサプライチェーンを推進する実用的なツールであるのに対し、Manhattan Agent Foundryは、お客様独自のニーズに合わせて新しいエージェントを自由に構築することができる開発基盤です 。シンプルな自然言語を用いて新規のエージェントを作成できるだけでなく、豊富なAPIを活用して既存のエージェントを高度にカスタマイズする機能まで備えた新世代のプラットフォームであり、マンハッタン・アソシエイツやパートナー企業と協力して、独自の専門エージェントをゼロから生み出すことも可能にしています。
Manhattan Agent Foundryで構築されたすべてのエージェントは、通信規格である「A2A(Agent to Agent)」および「MCP(Model Context Protocol)」に準拠しており、エージェント同士、あるいは顧客が独自に構築したエンタープライズ・エージェントとのシームレスなインタオペラビリティ(相互運用性)が保証されています。
先行導入事例:イートン(Eaton)社
インテリジェント・パワー・マネジメント企業であるイートン社(本社所在地 アイルランド)は、先行ユーザーとして倉庫管理(WMS)内で複数のAIエージェントを活用しています。同社は「ウェーブ(バッチオーダー処理)コーディネーター」および「労務エージェント」を使用することで、フルフィルメント業務を完了させるために最適なゾーンへ、より機敏に人員を配置できるようになりました。さらに、イートン社とマンハッタン・アソシエイツは共同でManhattan Agent Foundryを活用し、ワークフローの監視と特定タスクの迅速化を行う「ドック(荷受・出荷場)エージェント」を開発しました。
イートン社のITディレクター、スティーブ・シュプレッシャー(Steve Sprecher)氏は次のように述べています。
「当社では、チームがより顧客に集中できるよう、新たなレベルのスピードと自動化を推進しています。Activeエージェントが提供するリアルタイムのインサイトと具体的に行動へ落とし込める推奨事項は、運用効率を向上させています。特にリソースの有効活用は、優れたサービスを提供し、顧客やパートナーから信頼される選択肢であり続けるという当社の戦略において重要なステップとなっています」
AIは「支援」から「実行」の段階へ
マンハッタン・アソシエイツの執行副社長 兼 最高技術責任者(CTO)であるサンジーブ・シオティア(Sanjeev Siotia)は次のように述べています。
「当社のAIエージェントは、小売およびサプライチェーン領域における業務効率を新たな水準へと引き上げます。私たちは深いドメイン知識とエージェントによる自動化を組み合わせ、表層的なチャットボット活用を超えた実用的な価値を提供します。これらのエージェントは運用に即応し、根本原因を診断。単に支援するだけでなく、自ら『実行』することにより、ワークフローを効率的に調整します。変化の激しい現代において、当社のAIエージェント・ワークフォースは、お客様が成功を収めるためのよりシンプルで迅速、かつ効率的な手段を提供します」
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●マンハッタン・アソシエイツについて
マンハッタン・アソシエイツは、サプライチェーンとオムニチャネル分野のテクノロジーリーダー企業です。フロントエンドの販売プロセスとバックエンドのサプライチェーンの統合によって企業内外の情報を集約するとともに、先進のソフトウェア、プラットフォーム技術、および豊富な実績と経験が、お客様の成長と収益の確保を強力に支援します。そして、最先端のクラウドならびにオンプレミス環境をベースに開発されたソリューションを、店舗、流通ネットワーク、物流センターに提供することで、オムニチャネル市場におけるビジネスを成功へと導きます。
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