積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区、社長:阿部 俊則)は16日、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を選定し、発表している「なでしこ銘柄2016」に選定されました。
「なでしこ銘柄2013」「なでしこ銘柄2015」に続き、3度目の選定は住宅・建設業界唯一となります。
積水ハウスでは、住宅を通して社会課題を解決するというビジョンの実現に向け、女性の活躍を重要な経営戦略と位置付けています。2006年に人事基本方針として「人材サステナビリティ」を宣言し、「女性の活躍推進」「多様な人材の活躍」「ワーク・ライフ・バランスの推進」を柱として推進してきました。同年「女性活躍推進グループ」を設置し、2014年2月には「ダイバーシティ推進室」に格上げして女性の活躍推進を更に強化し、「女性のキャリア促進」「両立サポート」「働き方改革」の3つの観点で、全員を当事者とする取り組みを加速させています。
女性管理職がまだまだ少ない業界である中、積水ハウスグループでは女性管理職を2020年までに200名(5%)輩出し、さらに基盤を固めた上で、女性管理職比率10%を目指して取り組んでまいります。
「積水ハウスグループ 女性活躍推進行動計画」 (一部抜粋)
【女性のキャリア促進】
階層別、職種別に応じた育成を行い、女性のキャリア促進の取組を加速
・女性管理職候補者研修 「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」等を実施し、計画的育成を行う
・「全国女性営業交流会」「全国女性現場監督交流会」 等、職種別・階層別・地域別の研修や交流会を継続的に実施し、計画的に育成する
・女性の活躍の職域を広げるため、女性現場監督の計画的な登用・育成(女性現場監督サポートプログラム)と女性専用仮設トイレの設置など職場環境の改善を行う
【両立サポート】
仕事と家庭・育児の両方において男女が共に活躍し、貢献できる職場風土づくり
・育児休業者・復業者、上司を対象とした「仕事と育児の両立いきいきフォーラム」 を定期的に開催し、「育児者の自律」と「上司の意識改革」を行う
・「仕事と育児の両立ガイド」をもとに面談を行いスムーズな復帰と復帰後の活躍に繋げる
・男性の育児休暇「ハローパパ休暇」の取得を促進する
【働き方改革】
ワークライフマネージメントを行い、メリハリをつけて成果がでる働き方改革を推進
・「スマートホリデイ」(自分磨き休暇、孫休暇、ヘルスケア休暇、アニバーサリー休暇、ボランティア休暇など)を設定し、有給休暇取得促進を図る
・育児や介護による休業や短時間勤務など、時間的制約のある従業員の公平な評価に向け、時間生産性を重視した人事評価の考え方について周知し、浸透を図る
当社は今後も、女性や多様な人材がいきいきと働き、キャリアアップできる環境整備に取り組み、共通の目標に向かって力を結集し、事業を通じたイノベーションの実現を目指してまいります。