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【古湯温泉ONCRI】第4回「床の間アートコンペ」最終審査結果発表

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彫刻家の児玉 真人氏が手掛けた『ワッカ・キオク/ wheel memory』が、最優秀賞を受賞

 古湯温泉 ONCRI(所在地:佐賀県佐賀市富士町古湯、総支配人:伊藤 成彦、客室数:38室)は、2015年7月5日(日)に第4回「床の間アートコンペ」の公開審査会を開催し、一次予選を通過し最終審査に進んだ入選作品12点のなかから、最優秀賞1点、優秀賞4点、一般審査員特別賞1点を選出しました。

 最優秀賞を受賞したのは、彫刻家の児玉 真人氏が手掛けた『ワッカ・キオク/ wheel memory』です。クジラの脊髄の化石を型取りし鋳造にて量産、60のピースを連結した同作品は、床の間を異次元につながる空間として表現し、コンセプトと素材、造形が一致している作品として高く評価されました。

 児玉氏は、「2010年に制作した作品ではありますが、床の間という空間に作品のコンセプトが一致するまでには時間を要しました。今回の受賞は、まさに作品にみる60進法になぞらえた円相の中心に流れている悠久の時間に繋がったということなのだと思います」と受賞の喜びを語りました。

 また、彫刻家の名和 晃平氏や建築家の永山 祐子氏をはじめとする審査員は、「テーマである『とこのまのこと』に対する解釈が実にバラエティー豊富かつユニークな解釈で表現した作品が多く驚かされました。次回も、床の間の精神性を受け継いだ新たな可能性に期待したいと思います」と述べていました。

 なお、本コンペにおける最優秀賞と優秀賞の5作品は、ONCRIフロアの客室、ONCRIスイートとジャパニーズ・アトリエの床の間に1年間設置される他、過去に最優秀賞を受賞した3作品はアライアンス・ホテルのアゴーラ福岡山の上ホテル&スパの客室に展示されています。

古湯温泉「ONCRI」は、コンセプトである「ぬる湯に浸かり時を忘れる、山峡の湯治リゾート」のもと、アートを楽しめる宿として現代における上質な湯治スタイルをご提案してまいります。

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