株式会社新昭和(本社:君津市、代表取締役会長 松田 芳彦、以下 新昭和)と株式会社ホテル三日月(本社:木更津市、代表取締役 小高 芳宗、以下 ホテル三日月)、株式会社京葉銀行(本店:千葉市、代表取締役頭取 藤田 剛、以下 京葉銀行)は、不動産アセットマネジメント業務の開始に向けた共同出資者となり、今般、新会社を設立いたしました。
千葉県に本社を構える事業会社と金融機関が共同出資し、不動産アセットマネジメント 会社を設立するのは、千葉県内では初めての取り組みとなります。

【新会社ロゴ】
1.新会社設立の背景
千葉県は、人口の転入超過が継続していることや交通インフラの整備が一段と進んでいることに加え、海などの豊かな自然に恵まれており、住まい・物流・観光のいずれにおいても、今後さらなる発展、成長が見込まれる高いポテンシャルを有しております。
金利環境やインフレ動向のほか、物流施設・ホテル・オフィスなどの需要構造が大きく変化する中でも、千葉県のポテンシャルを最大限に引き出し、持続可能な地域・経済の発展を推し進めることが地元企業に課せられた使命だと認識しております。
こうした認識のもと、千葉県内において各分野に精通する3社が、それぞれの強みである「不動産開発、不動産運営、金融ノウハウ」を融合させ、不動産アセットマネジメント事業に参入することで、投資機会の創出と地域課題の解決が両立するファンド 運用を実現してまいります。
2.事業開始スケジュール
必要な各種許認可取得を前提に、2026年9月の事業開始を見込んでおります。
3.事業開始後の展開
新昭和、ホテル三日月、京葉銀行の3社が営業基盤とする千葉県に近い首都圏エリアを中心に、商業施設・オフィスビル・レジデンス・ホテル・物流施設等を投資対象とする予定です。投資対象物件の地域への影響・貢献といった目線を持つとともに、中長期で安定したキャッシュフローと資産価値の向上の両立を目指してまいります。
また、遊休地の有効活用や老朽化した施設のリニューアルなどを通じ、新たな雇用や交流の場を創出するとともに、防災機能や環境性能に優れた建物への投資を通じて、災害に強く、脱炭素にも貢献する地域インフラを整備してまいります。
不動産の開発や建物の設計・建築、リーシング、プロパティマネジメントに精通する新昭和と、ホテル事業に関する開発・運営ノウハウを擁するホテル三日月、そして、金融ノウハウの提供やレンダーとしての役割も担う京葉銀行が協働することで、地域の持続的な発展に貢献してまいります。
4.新会社概要

5.事業スキーム

《参考》各社概要

以 上