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株式会社新潮社

カメラを携え、未知なる世界と出会い続ける。石川直樹、7年間の旅の軌跡『地上に星座をつくる』本日発売

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ヒマラヤ遠征を繰り返し、旅から旅へ。

本日、11月25日(水)、新潮社より写真家・石川直樹さんの最新刊『地上に星座をつくる』を発売いたします。
石川さんの文章からなる本の新刊発売は、2018年3月に刊行された『極北へ』以来となります。

ヒマラヤ遠征を繰り返し、帰国後また新たな旅へ。エベレストに隣接するローツェ、マカルー、K2登頂に挑み、北極圏、南米、アラスカ、知床、沖縄ほか、カメラとともに旅する日常を通して、未知なる世界と出会い続ける石川直樹さん。みずからの身体を通して世界を見つめる、その思考の軌跡を辿るようにして、雑誌「新潮」で7年間にわたり連載された『地上に星座をつくる』が1冊の本になりました。

開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』ほか、数々の著作のある石川直樹さんですが、長期間にわたって日々の旅を記した作品の刊行は初めてです。

作品を通じて浮かびあがる石川さんの姿に、ぜひご注目ください。

【著者からのコメント】
山形、ネパール、バングラディッシュ、ムスタン、国東半島、韓国、ペルー、福島、ヒマラヤ、チベット、岩手、富士山、パリ、斜里、サハリン、ベトナム、アルバータ、パキスタン、新潟、アメリカ、沖縄、オーストラリア、能登、知床、札幌、白老、ノルウェー、富山、鹿児島、シベリア、ユーコン、アラスカ、宮古島……本書に出てくる国や地域をずらずらと挙げてみたが、まったくもってとりとめがない。しかし、そのとりとめのない地名も、そこでの経験も、それらについて紡がれた一文一文も必ず何かと繋がりうる。

それぞれの断章は星として瞬きながら、また別の星と接続して無限の星座を形づくる。見る人によって、時代によって、思いがけない出会いを繰り返しながら、留まることなく宇宙の片隅で変化し続けていってほしい。そのように願ってやまない。
――石川直樹(あとがきより)

【あらすじ】
ヒマラヤ遠征を繰り返し、旅から旅へ。北極海でシロクマと出会い、沖縄で漂着クジラの亡骸に手を合わせ、シベリアで流氷の誕生を見つめ、ユーコン川をカヌーで下りアラスカへ。富士山に海抜0メートルから登り、知床でヒグマと一夜を過ごし、ペルー、チベット、パリ、サハリン、ベトナム、カナダ、オーストラリア、能登、国東、白老、鹿児島、宮古島。カメラを携え未知の世界と出会い続ける7年間の旅の軌跡。

【著者紹介】
石川 直樹(いしかわ・なおき)
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』、『POLAR』で日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞を受賞、11年『CORONA』で土門拳賞、20年『EVEREST』、『まれびと』で日本写真協会賞作家賞を受賞。08年に開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』ほか著書多数。

【タイトル】地上に星座をつくる
【著者名】石川直樹
【発売日】2020年11月25日
【造本】四六版変形ソフトカバー
【本体定価】1750円(税別)
【ISBN】978-4-10-353691-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/353691/

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