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【R-Labor 開発ストーリー 第2回】「なぜ未来の人件費は見えないのか」――開発チームが辿り着いた、業界特性とシステム化の"解"

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ムリなく、予算通り。― オーエムネットワークが挑む、新たな“人件費管理”

本記事では、第1回:現場の「予算が読めない」を変えるために──プロジェクトが始まった背景(https://prtimes.jp/my_c3/action.php?run=mypage&page=pressreleaseedit&release_id=59)に引き続き、R-Laborが開発された背景と、そこに込められた私たちの想いをストーリー形式でお届けしています。 第2回となる今回は、私たち開発チームが直面した業界特有の"構造的な壁"と、その裏に潜む"見えないコスト"の正体に迫ります。

現場の努力では越えられない「情報のタイムラグ」

前回のストーリーでは、小売・サービス業の現場が抱える「情報のタイムラグ」についてお話ししました。「今月、いくら使っているか分からないまま、月末の結果を待つしかない」この恐怖は、多くの現場が抱える深刻な悩みでした。なぜ、このような状況が続くのか──その原因を探ることが、私たちの出発点でした。
なぜ、これほどまでに情報のタイムラグが起きるのか。その原因を深掘りしていくと、私たちは小売・サービス業界が抱える「構造的な二重の壁」が存在していることに突き当たりました。

タイムラグを生む1つ目の壁「流動性」

小売・サービス業の現場は、オフィスワークとは全く異なる力学で動いています。

●早朝から深夜までの長時間営業を大人数で運営するため、頻繁なシフト変更

●天候やイベントで急変動する客数(労働需要)

●多種多様な雇用形態と、人によって異なる時給や勤務条件

この構造的な流動特性が、現状把握を困難にしています。常に状況が動き続けるため、紙や簡易的な計算では「今」を捉えきれないのです。

タイムラグを生む2つ目の壁「情報の分断」

もう一つの壁は、運用の仕組みにありました。多くの企業で、「シフト管理」「勤怠管理」「給与計算」の情報が分断されていたのです。もしくは、情報の一部がExcelや手書きなどのアナログ運用されている場合、データを掛け合わせるためにシステムからデータ出力してExcelで集計せざるを得ない状況になっていることが実態のヒアリングで明らかになりました。


情報があちこちに点在しているため手集計が必要

- シフト管理・勤怠管理・給与計算はそれぞれシステム化したが、予実管理はExcelで行っている
- 正確な時給単価は給与システムにあり、現場から見えない
- 各データがバラバラで、手作業で集計するまで全体像がつかめない
- 手作業での集計・転記に時間がかかり、リアルタイムな把握ができない(転記ミスのリスクも存在)

この「情報の分断」がタイムラグを致し方ないものとあきらめさせていました。目まぐるしい現場の動きを、分断されたツールで追おうとする。これでは、月末まで数字が見えないのは当然の結果でした。

「変えられないもの」と「変えるべきもの」

開発チームにとっての大きな転換点は、ある種の「割り切り」でした。
「業界特性である流動性そのものを変えることはできない」
お客様の来店に合わせて店を開け、スタッフを配置する。天候によって客数が変わる。この小売・サービス業のビジネスモデル自体は、システム会社が変えられるものではありません。多くの現場が苦しんでいたのは、この「変えられない業界特性」に対して、「人の手(Excel管理など)」で立ち向かおうとしていたからでした。複雑なパズルを、毎回手作業で解こうとすれば、時間がかかり、ミスが起きるのは当然です。
では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。「業界特性は変えられない。ならば、システム側でカバーすればよい」
複雑な計算やデータ連携をシステムに任せることで、人間を「集計作業」から解放する。そうすれば、業界特有の流動性を抱えたままでも、リアルタイムに「見える化」が可能になるはずです。

R-Laborが出した答え:システム化による"タイムリー"な見える化

「複雑さはシステムに任せる」──R-Laborは、この発想に基づいて設計されました。複雑な計算を自動化することで、タイムラグなく、現場には「今の数字」をシンプルに見せることを目指しました。
- データ連携の自動化: シフト、勤怠、給与データを自動で突き合わせる
- 翌日朝には確定集計: 前日の確定実績を翌朝には自動で可視化。
- 未来の予測: 過去の実績とシフト予定から、月末の着地見込みを自動算出。

「システム化」という手段によって、長年業界を悩ませてきたタイムラグを解消する。これこそが、R-Laborが提供する価値の本質であり、「見えないコスト」を削減する唯一の方法であると、私たちは確信しています。

次回予告:負担なく「把握できる」仕組みへ

論理的な解決策は見えました。しかし、どんなに理論上正しいシステムでも、多忙を極める店舗スタッフが使いこなせなければ、また元の「手書き・Excel管理」に戻ってしまいます。
第3回では、R-Labor開発チームがこだわった「把握しやすさ」と、予算管理の負担を減らすための設計思想についてお話しします。

【会社概要】

会社名:オーエムネットワーク株式会社
所在地:新潟県新潟市中央区
代表取締役社長:山岸真也
事業内容:業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」
提供Web:https://www.omnetwork.co.jp/

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