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東芝エネルギーシステムズ株式会社

ミャンマー・セダウジ水力発電所改修プロジェクト向け発電設備を受注

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― 既設発電所の改修により同国の電力供給力の改善に貢献 ―

 当社は、ミャンマー電力エネルギー省 電力発電公社が改修を実施するセダウジ水力発電所向けに、約14MWの水車2台および制御装置1式を、主契約者である豊田通商株式会社から受注しました。水車は既存発電所の機器の一部を流用しながら改修し、制御装置は最新鋭の機種を納入します。本プロジェクトは、日本政府が独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて実施する有償資金協力による水力発電所改修事業の一環で、機器の出荷は2022年春の開始を予定しています。
 セダウジ水力発電所は、ミャンマー第2の都市であるマンダレーの北東へ約100キロメートルに位置し、同市の電力需要の約10~15%を担っている重要な発電所で、当社製の約14MWの水車2台が採用されています。1989年に運転を開始してからこれまで一度も改修されないまま利用されており、設備の老朽化によって出力低下が発生し、定常的に計画的な発電停止を実施しなくてはならない状況です。  
 当社は本プロジェクト向けの機器の改修・供給を通して、同国の電力供給力の改善と持続的な経済発展に貢献します。 
 当社グループは、これまでアジアをはじめ世界各国に累計2,300台以上、61GWを超える水車の納入実績があります。水力発電は、運転コストが低いことやCO2排出量が非常に少ないことから、その有効利用が世界的に見直されています。当社は今後も水力発電を重要な事業として位置づけ、顧客のニーズに応じた最適な発電ソリューションの提供に取り組んでいきます。

【発電所外観】

【プロジェクトの概要】
発電所名:セダウジ水力発電所
所在地:ミャンマー連邦共和国 マンダレー管区 セダウジ村
発電所オーナー:ミャンマー 電力エネルギー省 電力発電公社
当社供給範囲:約14MWの水車2台の改修および制御装置1式の供給

※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.toshiba-energy.com/

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