健康の土台づくりから、妊活・妊娠を含むライフステージ全体を支える新たな取り組み
「女性のライフステージの課題を解決する」をミッションに掲げる株式会社ベルタ(本社:東京都港区/代表取締役社長:武川克己、以下ベルタ)は、2026年2月20日(金)、高知県高知市と「プレコンセプションケアの推進に関する連携協定」の締結記念式を執り行いました。本協定は、妊娠・出産期に限らず、日常の食生活や栄養といった「健康の土台」に目を向けることで、結果として妊活・妊娠を望む方々を含む幅広い市民のライフステージを支えることを目的としています。

厚生労働省が実施した「国民健康・栄養調査」によると、20歳以上の肥満者(BMI25以上)の割合は男性で31.5%、女性で21.1%※1にのぼる一方、やせ(BMI18.5未満)の割合も一定数確認されており、体格に関する課題が「肥満」と「痩せ」の両面で存在している状況が示されています。このことから、特定の層に限らず、幅広い世代において食生活や栄養バランスを起点とした健康づくりが求められていることが明らかになっています。
高知市においても、若年層を含む市民の健康課題として、肥満や痩せといった体格の偏りが見られ、全国調査や高知県の健康・栄養に関するデータからは、食生活や栄養バランスに起因する健康課題が一定割合存在していることが示されています。
また、高知県が実施した県民健康・栄養調査※2では、果物や野菜の摂取量が目標値に届いていない状況が示されるなど、日常の食習慣を健康づくりの土台として捉える重要性が明らかになっています。
こうした背景を踏まえ、高知市とベルタは、食事や栄養といった身近な生活習慣に早期から目を向けることが、将来のライフプランや選択肢を広げるきっかけになると考え、妊娠・出産期に限らないプレコンセプションケアの推進に向け、本協定の締結に至りました。
食とプレコンセプションケアの関係性
プレコンセプションケア(Preconception care)とは、直訳すると「受胎前のケア」を指し、将来の妊娠を望むかどうかに関わらず、男女が自分自身の健康や生活習慣に向き合い、未来を見据えて心身のコンディションを整える取り組みです。
食事・運動・睡眠といった日常の生活習慣の見直しに加え、性と生殖に関する正しい知識の習得や、メンタルヘルスのケアなど、多様な観点から、「将来の選択肢を広げるための健康づくり」を支える考え方として注目が高まっています。
なかでも「食事」や「栄養」は、体調や体格、ホルモンバランスなどに影響を与える健康の土台となる要素であり、日々の生活の中で無理なく取り組むことができる、身近で継続性の高いテーマです。食生活の乱れは、肥満や痩せといった体格の偏りだけでなく、将来の健康リスクにもつながる可能性があることから、特定の世代や状況に限らず、早期から意識することが重要とされています。
このように、食や栄養を切り口としたプレコンセプションケアは、妊娠・出産を希望する方だけでなく、すべての人が自身の将来を主体的に考え、選択肢を広げていくための第一歩として位置づけられています。
プレコンセプションケアの推進等に係る連携協定」内容
<締結日>
令和8年2月20日(金)
<締結先>
高知市(こども未来部 母子保健課)
<連携事項>
本協定に基づき、高知市とベルタは、食と栄養を起点としたプレコンセプションケアの普及啓発を目的に、以下の取り組みを実施してまいります。
(1)プレコンセプションケアの普及啓発に関すること
(2)その他、本協定の目的を達成するために必要な事項
ー 具体的な取り組み
・婚姻届時・結婚新生活支援事業補助金申請時の啓発支援
※ 葉酸サプリメント(5日分)と啓発リーフレットを提供
・母子手帳交付時の情報提供
※ 防災ハンドBOOKの提供
・食事・栄養をテーマとした講習用ハンドブックの制作
締結の背景
高知市では、市民一人ひとりが将来を見据えて主体的に健康と向き合える環境づくりを進める中で、妊娠・出産期に限らず、日常の生活習慣を起点とした早期からの健康支援の重要性が課題となっていました。
特に、「食」や「栄養」は、年齢やライフステージを問わず誰もが取り組みやすいテーマであり、市民の健康づくりを進める上で有効な切り口であると考えられています。
一方、株式会社ベルタは、「女性のライフステージの課題を解決する」というミッションのもと、妊娠・出産期に限らず、日常生活に根ざした健康づくりを起点に、将来の選択肢を広げるためのプレコンセプションケアの啓発・支援に取り組んできました。
高知市とベルタは、こうした課題認識と方向性を共有し、食と栄養という身近なテーマからプレコンセプションケアへの理解を深めることで、市民一人ひとりが将来のライフプランを主体的に考えられる環境づくりを推進することを目的として、本協定を締結しました。
「プレコンセプションケアの推進等に係る連携協定」代表者コメント
2026年2月20日(金)には、高知市役所において締結記念式を執り行いました。
・高知市長 桑名龍吾氏 コメント
この度、ベルタ様と本市との間で、プレコンセプションケアの推進に関する地域連携協定を締結させていただきました。妊娠前から体と心を整える「プレコンセプションケア」は、今まさに社会から強く求められている取り組みであると感じております。
一方で、性や健康、食といったテーマは非常に重要でありながら、これまで十分に踏み込んで発信できてこなかった側面もあります。だからこそ、正しい情報をどのように届けていくかが、私たち行政の大きな使命であると考えております。そのような中で、子どもから大人まで幅広い世代に向けてプレコンセプションケアを推進し、各自治体とも連携しながら実績を積み重ねてこられたベルタ様と協定を締結できたことを、大変心強く感じております。
私自身、市長就任前に県議会議員として活動していた当時、行政としてどこまで性や妊娠に関するテーマに踏み込めるのかという課題に向き合ってまいりました。
卵子の老化といった問題も含め、2013年には議会で質問を行いましたが、結婚や出産といった個人の選択に関わるテーマであるがゆえに、十分に踏み込めない時代背景もありました。例えば、高齢になってから初めて子どもを望まれ、医師から難しいと告げられるケースもあると伺っています。しかし、そのような可能性や選択肢について、十分に知る機会があったとは言い難いのが現状ではないでしょうか。
こうした状況を繰り返さないためにも、行政として一歩踏み込み、子どもの頃から自らのライフステージについて考える機会をつくり、一人ひとりの人生の目標や選択につなげていくために正しい情報の提供が必要があると考えています。本市としても、プレコンセプションケアの推進にしっかりと取り組み、市民の皆様、そして次の世代へとつながる高知市を築いてまいりたいと考えております。
・ベルタ取締役 森谷悠平コメント
ベルタは、『女性のライフステージの課題を解決する』という企業理念のもと、 結婚・妊活・妊娠・出産・産後・育児・更年期といったライフステージ変化に伴う不安や悩みに寄り添う事業を展開する会社でございます。
これまで150万人のお客様にご利用いただくなかで聞こえてくる、「もっと早く知っておけばよかった」という人生を振り返る声から、 将来の健康やライフプランについて、 いまから知ることの大切さを届けるために、 私たちは、「プレコンセプションケア」の取り組みをはじめました。
今回の高知市様とのお取り組みである「食を通したプレコンセプションケア」は、医食同源という言葉が示すように、「日々の食事が将来の健康をつくる」という考えを社会に広げ、「人生の選択肢を広げる大切さ」をお伝えする取り組みです。
近年増加する不妊治療や生活習慣病も、当事者にならなければ自分ごととして捉えにくいテーマかもしれませんが、本来は何か起きた時に突然向き合うものではなく、日々の暮らしの延長線上にあるものだと思います。だからこそ「食」という最も身近な入り口から取り組めることに、大きな意義を感じています。市民一人ひとりが将来の健康とライフプランを主体的に考えられるよう、本協定を通じて新しい健康づくりの形を築いてまいります。
本協定を通じて、高知市とベルタは、市民一人ひとりが将来の選択肢を広げられるよう、食や栄養といった身近な生活習慣を起点に、早い段階から健康やライフプランについて考えられる環境づくりを進めてまいります。
婚姻届提出時や母子健康手帳交付時といった制度を活用した情報提供をはじめ、市民向けの啓発や学びの機会を通じて、妊娠・出産期に限らず、ライフステージ全体を見据えた切れ目のない健康支援を推進します。
こうした取り組みを通じて、高知市とベルタは、誰もが自分らしい未来を主体的に描ける、持続可能な地域社会の実現を目指してまいります。
ベルタの取り組むプレコンセプションケア啓発に向けた活動
女性のライフステージ変化をサポートするベルタでは、妊活中の方の「もっと早くに知りたかった」という声を受けて、様々なステークホルダーと連携し社会に向けたプレコンセプションケア啓発の取り組みを積極的に進めています。
ベルタのプレコンセプションケアの取り組み
https://belta.co.jp/preconceptioncare/

松山市にて婚姻届け時に啓発冊子と葉酸サプリをお渡し
・自治体との活動
自治体と連携し、各自治体が抱えるプレコンセプションケア啓発に向けた課題をもとに独自の取り組みを行っています。

中高生向けにライフプランを考える機会を提供
・教育機関との活動早期から正しい生殖や妊娠の知識を持ってもらうために、中学生や高校生に向けた出張授業の実施や、教育コンテンツの提供を行っています。

NPO団体と連携し保育園での性教育を共同開催
・NPO団体との活動不妊治療や不妊の問題に取り組むNPO団体と連携し、幼児や大学生を対象に、性教育の共同開催や授業コンテンツの制作を行っています。

・プレコン世代との活動女子大生の健康や性の実情とプレコンセプションケアの必要性を伝えるため、女子大生を対象としたアンケート調査「女子大生と考えるプレコンセプションケアのいま」を定期的に実施しています。
ベルタでは、今後も「女性のライフステージ課題を解決する」というミッションのもと、性別や年代を問わず幅広い方々に向けたプレコンセプションケア啓発の活動を進めてまいります。
※1 参照:厚生労働省 令和5年「国民健康・栄養調査」の結果
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45540.html?utm_source=chatgpt.com
※2 参照:令和4年 高知県県民健康・栄養調査報告書の概要
https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/eiyoutyousa/file_contents/file_2023102111637_1.pdf?utm_source=chatgpt.com
■会社概要
会社名称 株式会社ベルタ
所在地 東京都港区北⻘山2-12-28 ⻘山ビル5階
代表者 代表取締役社長 武川克己
事業内容 ライフステージマーケティング事業
URL https://belta.co.jp/
※当社は以下、グループ会社と共にライフステージ産業の拡大に取り組んでいます。
・株式会社ベビレンタ https://babyrenta.com/
・株式会社QOOLキャリア https://newcareer.qo-ol.jp/
・株式会社トラーナ https://torana.co.jp/