1996年に「新進振付家の発掘・発信・育成」を目的にスタートし、国内では唯一、毎年開催される国際的なコンテンポラリーダンス・フェスティバル「横浜ダンスコレクション」。メインプログラムであり、アジアに門戸を開く「コンペティション」の出場振付家が決定しました。
今年は、15カ国176組の応募があり、「コンペティションI」からは10組(日本・韓国・マレーシア)、「コンペティションII」は12名が本選へ出場します。新たな才能が発掘される本選は、2016年2月4日(木)~7日(日)に横浜赤レンガ倉庫1号館にて開催します。
1 コンペティションI(過去に公演実績があり、初作品を発表してから15年未満の振付家対象)
15カ国133組からの応募がありました。既存のダンスの概念から一歩踏み出し、新しい身体表現への挑戦を試みる振付家10組が本選に臨みます。
■本選出場者(五十音順、出身地、年齢=2015年7月20日応募締切時点):
伊東歌織(千葉県 34歳)、尾花藍子(東京都 30歳)、高橋萌登(長野県 26歳)、浜田純平(北海道 23歳)、渡辺はるか(神奈川県 21歳)、飯森沙百合・西山友貴(神奈川県 29歳 / 茨城県 29歳)、大園康司・橋本規靖(東京都 29歳 / 北海道 28歳)、Aokid×橋本匠(東京都 27歳 / 東京都26歳)、Chee Lai YEOW・Fung Ing HII(両名ともサラワク州・マレーシア 35歳 / 36歳)、Cheol In JEONG(浦項市・韓国 27歳)
□審査員(五十音順): 小野晋司(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団チーフプロデューサー)、新藤弘子(舞踊評論家)、多田淳之介(東京デスロック主宰 / 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)、浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)、前田圭蔵(東京芸術劇場プロデューサー)、ディアーヌ・ジョス(在日フランス大使館 文化担当官)
海外より提供される各賞の審査員は、当該国のダンス専門家が務めます。
2 コンペティションII(25歳以下。これから本格的に振付家としての活動を志す人)
平均年齢22.5歳、最年少20歳から合計43名の応募がありました。本格的に振付家を目指す新人アーティスト12名が身体での表現に焦点をあて、チャレンジ精神ある作品を上演します。
■本選出場者(五十音順、出身地、年齢=2015年7月20日応募締切時点):
内田恭太(神奈川県21歳)、江上真子(埼玉県23歳)、大北悟(徳島県22歳)、栗原千亜紀(東京都24歳)、栗屋瑞葵(鹿児島県22歳)、酒井直之(埼玉県24歳)、坂藤加菜(東京都22歳)、柴田菜々子(静岡県25歳)、下島礼紗(鹿児島県22歳)、田村興一郎(新潟県23歳)、山口将太朗(鹿児島県23歳)、涌田悠(東京都24歳)
□審査員(五十音順): 柴幸男(劇作家・演出家・ままごと主宰)、住吉智恵(アートプロデューサー・ライター)、浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)、森下真樹(振付家・ダンサー)、ヴィヴィアン佐藤(美術家)
横浜ダンスコレクション2016公式ウェブページ
http://www.yokohama-dance-collection-r.jp/
【問合せ先】
横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
電話:045-211-1515