~8割以上が今年“無駄遣い”を経験。最も支出を減らしたい項目TOP3を食費関連が独占~
AI家計簿アプリ「ワンバンク」広報事務局は、家計を管理している方1,425名を対象に実施した「2025年の“無駄遣い”に関する調査」と、AI家計簿アプリ「ワンバンク」ユーザーの2025年の支出を分析しました。これらの結果を踏まえ、2025年の支出実態に関するニュースレターをお届けします。
<支出実態サマリー>
1. 今年“無駄遣い”をしたと回答した人は82.0%
“無駄遣い”の主な原因1位は「イライラやストレス解消のため」
2. 2026年最も支出を減らしたい項目TOP3は、1位「食品・飲料(お酒を除く)」2位「外食」3位「お酒」
3. <「ワンバンク」のAI支出チェッカー機能で見る>
“無駄になりがちな出費カテゴリー”ランキング、1位「ゲーム」2位「コンビニ」3位「アプリ」4位「ファストフード」5位「レストラン」で、TOP5のうち3つが食費関連
4. <「ワンバンク」の家計簿データで見る>
2025年食費関連支出 都道府県ランキング、コンビニでは「北海道」、ファストフードでは「沖縄県」、レストランでは「東京都」が1位に
■番外編
5. <「ワンバンク」の家計簿データで見る>
2025年その他の食費関連支出 都道府県ランキング、スーパーでは「東京」、居酒屋・バーでは「青森県」が1位に
■ 調査概要(支出実態1~2)
調査名 :2025年の“無駄遣い”※1に関する調査
調査期間 :2025年11月28日(金)~2025年12月2日(火)
調査対象 :家計を管理している20代~50代までの男女1,425名
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社スマートバンク
留意事項 :小数点第二位以下四捨五入
※1:次のどちらかに当てはまる「役に立っていない支出」を“無駄遣い”と定義する。1.購入や利用する前に十分な検討を行ったものの役に立っていない支出2.購入や利用する前の検討が不十分で、役に立っていない支出
■分析データについて(支出実態3~5)
分析対象:AI家計簿「ワンバンク」ユーザーのうち約40万人分の家計簿データ
対象期間:2025年1月1日~2025年11月14日
2025年、“無駄遣い”をしたと回答した人は82.0%
“無駄遣い”の主な原因1位は「イライラやストレス解消のため」
今年(2025年)1年間の“無駄遣い”について質問したところ、「たくさん無駄遣いをした」と回答した人が18.5%、「何度か(月1回以上)無駄遣いをした」が38.3%、「ごく稀に(数ヶ月に1回程度)無駄遣いをした」が25.2%と回答し、合わせて82.0%が、2025年に“無駄遣い”をしたと回答しました。

また、2025年“無駄遣い”をしたと回答した人に、“無駄遣い”の原因を質問したところ、最も多かった回答は、「イライラやストレスを解消するため(自分へのご褒美含む)」で35.7%となりました。次いで、2位「特に理由なく、我慢できずに買ってしまったため」(28.5%)、3位「セールや期間限定といった『今買わないと損』という焦りを感じたため」(28.0%)という結果になり、ストレス解消や衝動買い、限定商品への誘惑や焦りで“無駄遣い”をしてしまう人が多いことがわかりました。

2026年最も支出を減らしたい項目TOP3は、
1位「食品・飲料(お酒を除く)」2位「外食」3位「お酒」
来年(2026年)に最も支出を減らしたい項目を質問したところ、最も多かった回答は、「食品・飲料(お酒を除く)」で29.6%となりました。次いで、2位「外食」(26.9%)、3位「お酒」(15.6%)という結果になり、5位の「テイクアウト・デリバリー」(9.8%)も含めると、食費に関連した支出を減らしたいと思う人が多い傾向がわかりました。
実際、帝国データバンクによると、2025年通年の食品の値上げは累計2万580品目となっており、前年の実績(1万2520品目)を64.4%上回り、2023年(3万2396品目)以来、2年ぶりに2万品目を超えました。※2こうした食品の値上げ増加が、人々の食費を減らしたいという意識に繋がっていると考えられます。
※2:帝国データバンク【「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年11月」】(https://www.tdb.co.jp/report/economic/20251031-neage25y10/)

次に、ワンバンクユーザーにおける2025年の支出を分析しました。
<「ワンバンク」のAI支出チェッカー機能で見る>
“無駄になりがちな出費カテゴリー”ランキング、
1位「ゲーム」2位「コンビニ」3位「アプリ」4位「ファストフード」5位「レストラン」で、
TOP5のうち3つが食費関連
自分自身の支出を振り返りながら、「自分にとって大切なもの(Goodな支出)」と「必要でないものや後悔したもの(Badな支出)」に分類できる、「ワンバンク」のAI支出チェッカー機能。
この機能で振り分けられた出費の中で、「Badな支出」と判断された割合(Bad率)が高かったカテゴリーとして、1位は「ゲーム」(25.6%)、2位は「コンビニ」(22.1%)、3位は「アプリ」(19.9%)という結果になりました。4位の「ファストフード」、5位の「レストラン」を含めると、TOP5のうち3つが食費関連の支出となっており、多くのユーザーが、日々の食品の購入や外食の利用に対して「無駄な出費であった」と後悔する傾向が高い実態が明らかになりました。

続いて、前述の“無駄になりがちな出費カテゴリー”ランキングで、TOP5に入った「コンビニ」「ファストフード」「レストラン」の食費関連の支出について、都道府県ごとの支出実態を分析しました。
<「ワンバンク」の家計簿データで見る>
2025年食費関連支出 都道府県ランキング、
コンビニでは「北海道」、ファストフードでは「沖縄県」、レストランでは「東京都」が1位に
「ワンバンク」の家計簿データで、年間一人あたりの食費関連支出を都道府県ごとに見ると、コンビニでは「北海道(55,971円)」、ファストフードでは「沖縄県(51,273円)」、レストランでは「東京都(118,443円)」がそれぞれ1位という結果になりました。
コンビニで1位となった北海道は、2020年時点で、人口10万人あたりのコンビニエンスストア店舗数が全国1位※3となっており、北海道地盤のセイコーマートが1,098店舗※4運営していることなどから、地域住民の生活にコンビニが深く浸透しています。日常の調達をコンビニに頼る機会が多いため、自然と支出が多くなっていると考察されます。
ファストフードで1位となった沖縄県は、A&W、ジェフ、キングタコスなど、沖縄独自のローカルファストフード店※5が多く、地元民が多く訪れることが平均支出にも影響していると見られます。
レストランで1位となった東京都は、総務省が公表している消費者物価地域差指数※6でも1位となっており、東京都の高い物価水準がレストランの支出の押し上げにも影響を与えていると考えられます。
※3:都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]「都道府県別コンビニ店舗数」(https://todo-ran.com/t/kiji/10328)
※4:株式会社セコマ(https://secoma.co.jp/aboutus/company.html)
※5:OkinawaTraveler「もう行った?!沖縄のローカルファストフード」(https://www.okinawatraveler.net/feature/0071_sp)
※6:【総務省】消費者物価地域差指数 -小売物価統計調査(構造編)2024年(令和6年)結果-(https://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2024.pdf)

また、“無駄になりがちな出費カテゴリー”で2位となった「コンビニ」をさらに分析すると、1回の来店あたりの支出では、1位「山梨県(1,057円)」、2位「長野県(992円)」、3位「三重県(984円)」という結果になりました。1位の山梨県は唯一1,000円を超える支出となっています。

■番外編
<「ワンバンク」の家計簿データで見る>
2025年その他の食費関連支出 都道府県ランキング、
スーパーでは「東京」、居酒屋・バーでは「青森県」が1位に
番外編として、コンビニ、ファストフード、レストラン以外の食費関連支出について、年間一人あたりの支出を都道府県ごとに分析しました。その結果、スーパーでは、前述のレストランのランキングと同様に、東京都が1位となりました。
また、居酒屋・バーでは青森県が1位という結果になりました。青森県は、総務省の家計調査における「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」※7の酒類支出で青森市が1位となっています。さらに、ユーグレナによる2022年の「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」※8でも1位となっており、青森県民のお酒に対する高い嗜好が居酒屋・バーでの支出にも影響しているかもしれません。
※7:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)」(https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html)
※8:株式会社ユーグレナ「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000283.000036462.html)

■ AI支出チェッカーとは
ユーザーが自分自身の支出を振り返りながら、「あなたにとって大切なもの(Goodな支出)」と「必要でないものや後悔したもの(Badな支出)」を直感的に分類していくことにより、AIがお金の使い方の好みを学習してくれます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000080496.html
■ 家計改善チャレンジレポート第3弾公開中!

スマートバンクでは、応募者の中から抽選で選ばれたユーザーを対象に、お金の専門家のアドバイスを受けながら家計改善に挑戦する「家計改善チャレンジ」を実施しました。
第3弾では、「ワンバンク」を活用した家計管理で、何にいくら使っているのか分からなかった家計簿初心者が、1ヶ月続けて変わった事例をご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://note.com/onebank/n/nb6165012a295?sub_rt=share_pw
■AI家計簿アプリ「ワンバンク」とは
ワンバンク(旧名称:B/43)は、日々の支出をかんたんに記録でき、無理なく続けられる次世代の家計管理アプリです。Visaプリペイドカードを発行するとキャッシュレス決済にも使え、使いすぎを防ぎながら安心してお買い物ができます。シンプルな家計簿にAIが搭載されているため、レシート整理から改善提案まですべて自動でやってくれます。さらに、日々、家計管理をするだけでポイントが獲得でき、続けるほどおトクになります。家族やパートナーとふたりでひとつの口座で家計を一緒に管理したり、子ども用カードで親子の支出をリアルタイムに把握したりと、家族のスタイルに合わせた使い方も可能。支払い・家計簿・共有管理・ポイント獲得まで、これひとつで完結する新しい家計管理体験を提供します。
2021年4月のリリース以降、ユーザーの皆様にご活用いただき、2025年7月時点で累計ダウンロードは200万件にまで拡大しています。(サービスサイト:https://onebank.jp/)
■会社概要
会社名:株式会社スマートバンク
代表者:代表取締役 堀井 翔太
設立:2019年4月9日
URL:https://smartbank.co.jp/
業務内容:家計管理サービス「ワンバンク(旧B/43)」及び決済事業の運営
資金移動業者 関東財務局長第00084号
前払式支払手段 関東財務局長 第00782号