地域の保育士も参加。笑顔あふれるディスカッションから、日々の保育を見つめ直す
2026年9月1日、社会福祉法人絆友会は、向陽保育園が主催する「不適切保育防止研修」および「メンタルヘルス研修」に講師として登壇しました。
今回の開催は、向陽保育園の園長が、以前、別の保育園を会場に社会福祉法人絆友会が実施した同研修に参加されたことがきっかけです。研修を通して、不適切保育の防止や保育者自身のメンタルヘルスについて継続的に学ぶことの大切さを感じていただき、今回、向陽保育園で初めての開催が実現しました。
当日は、同園の職員の皆さまに加え、近隣の保育施設で働く保育士の方々にもご参加いただき、園の垣根を越えて学び合う機会となりました。
研修では、不適切保育の定義や子どもの人権を尊重した関わり、日常の保育に潜むグレーゾーンについて考えるとともに、保育という「感情労働」の特徴やストレスへの気づきなど、保育者自身の心を守るためのメンタルヘルスについても学びました。

東京都国立市にある社会福祉法人向陽学園 向陽保育園
研修の概要
今回の研修では、「不適切保育とは何か」という基本に立ち返り、子どもの人権や人格を尊重した関わりについて学びました。具体的な事例を用いたケーススタディでは、「その関わりを保護者の前でも堂々とできるか」という視点から、日々の保育を振り返りました。
ディスカッションでは、先生方が明るい笑顔で積極的に意見を交わす姿が印象的でした。相手の話に丁寧にうなずきながら耳を傾け、それぞれの事例について自身の考えをしっかりと言葉にするなど、互いの保育観に触れながら学びを深める、充実した時間となりました。
後半のメンタルヘルス研修では、保育という「感情労働」の特徴を踏まえ、自分自身の疲れやストレスに気づくことの大切さを学びました。「心のバケツ」やスマートフォンのバッテリー残量に例えたセルフチェックを通して、自分の心の状態を客観的に振り返り、無理を重ねる前に休息を取ることや、周囲に助けを求めることの重要性についても考えました。
子どもの人権を守ること、そして保育者自身の心を守ること。
参加者同士の対話を大切にしながら、これからのより良い保育について一緒に考える第1回研修となりました。

各テーブルごとのディスカッションも盛り上がっていました
新城講師の話に頷きながら、メモをとる先生たち
「相手を褒める」アイスブレイクでは、先生たちの笑顔が多く見られました
向陽保育園について
東京都国立市にある社会福祉法人向陽学園 向陽保育園は、「いきいきした子をめざして」を掲げ、子どもたちが健康で安全に、安心して生活しながら、自分らしさを十分に発揮できる保育環境づくりを大切にしています。
園の周辺には田畑や清水の湧き出る川があり、少し足を延ばせば多摩川にも出られるなど、豊かな自然に恵まれています。園庭には農園も設けられ、草花や野菜を育てたり、小さな生き物と出会ったりと、四季折々の自然を身近に感じながら、子どもたちの好奇心や感性を育んでいます。
また、園庭の畑で野菜を苗から育て、収穫した野菜を調理して味わうなど、実体験を大切にした食育にも取り組んでいます。家庭や地域とのつながりも大切にしながら、子どもたちがさまざまな経験や人との関わりを通して、のびのびと成長できる環境づくりを進めています。
第1回に続き、向陽保育園主催にて第2回 2026年9月15日(火)に1回目と同じ内容の研修を実施予定です。時間は、前回と同様13時45分から14時45分までです。近隣の園にお勤めの保育士の方も参加可能となっています。保育現場での学びを深めたい方、ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

春になると、園庭にある桜の木が満開になります
講師コメント(新城講師)
近隣の園の皆さまと一緒に、22名で研修を進めてまいりました。不適切保育防止研修では、現在「虐待」という点に焦点が当たりやすい状況の中で、日常の大切なポイントを見失わないようにするために、あえて「不適切保育」という名称で研修を行っていることをお伝えしました。 また、不適切保育の定義は非常に難しく、保育への熱意があっても、気づかないうちに不適切な関わりになってしまう可能性があることについても学びを深めていただけたのではと思います。
続いてメンタルヘルス研修では、自分の状態を理解することの大切さや、ほんの小さな幸せでも心の充電につながることをお伝えしました。帰りにコンビニでシュークリームを買って食べるだけでも、心がふっと軽くなることがある--そんな例をお話ししたところ、研修後に受講者の方から「自分のストレス解消法はこれでよかったんだ」と安心された声をいただき、私自身も嬉しく思いました。
次回は、同園の別の先生方とも同じ内容の研修を進めてまいりたいと思います。

自身も現在担任を持つ新城講師。自園のエピソードを交えつつ、保育現場ならではのリアルな視点で講義を進めました。
社会福祉法人絆友会による研修実施支援
社会福祉法人絆友会は、東京都内にて保育施設等を運営するとともに、保育士等キャリアアップ研修、不適切保育防止研修、メンタルヘルス研修、防災研修など、保育現場に向けた実践型研修事業を行っています。
現場の課題や悩みに寄り添いながら、“聞いて終わり”ではない、対話と実践を重視した研修を実施しています。
多様なテーマでの研修を実施しております。ご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
不適切保育防止研修・メンタルヘルス研修の委託について
法人概要
法人名: 社会福祉法人絆友会
本部所在地: 埼玉県さいたま市桜区田島三丁目13番4号
代表者: 理事長 川名 美雄
主な事業: 保育園運営、児童発達支援事業、保育士等キャリアアップ研修事業、子育て支援関連研修
公式サイト: https://www.honbu.hanyuukai.biz/
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
社会福祉法人絆友会 事務局
office@kizuna-info.com
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