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三菱UFJ信託銀行株式会社

「ミドルシニアキャリア拡張コンソーシアム」における実証実験開始について

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三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 長島 巌)と株式会社オースタンス(代表取締役社長 菊川 諒人)は本年4月に設立した「ミドルシニアキャリア拡張コンソーシアム」(略称 MSCE)において実証実験を開始しました。
*1 2023年4月27日付 「ミドルシニアキャリア拡張コンソーシアム」の設立について https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/230427_2.pdf

1.MSCEについて
本年4月に参画企業13社(事務局2社を含む)で設立したMSCEは、2023年8月31日時点で参画企業23社に拡大しました。企業における人手不足が深刻になる一方で、「人生100年時代」を迎えミドルシニア層のキャリア観も多様化しており、各社におけるミドルシニア関連の課題が顕在化し始めています。
MSCEでは月次で全体会を開催し、取組み事例の紹介や実証実験の状況を共有しながら、課題解決に向けた施策の検討を進めていきます。なお、今後も参画企業の追加を随時募っていますので、参画ご希望の方はご連絡ください。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/36656/table/96_1_a937312662d2e432f90667bb1c96a0ab.jpg ]

2.実証実験について
MSCEでは事務局である株式会社オースタンスが運営主体となり、本年9月から12月にかけて実証実験を行う予定です。また、三菱UFJ信託銀行は参加企業として当実証実験に参加します。
なお、実証実験の進捗や検証結果は、MSCE内で共有予定です。
【実証実験の概要】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/36656/table/96_2_5d7407d0c7a0fa60ab671525bad328f7.jpg ]

*2 仕事で培った専門的なスキル・経験等をボランティアとして提供し社会課題の解決に成果をもたらすこと

越境体験先である「株式会社つじ農園」は、稲作を中心とした農作物生産・加工販売する農園です。代表の辻氏は機械メーカー勤務の経験を持ち、ドローンを使った農作業のシェアリング体系の実証や新事業の検討など、農園というフィールドと辻氏の経歴を掛け合わせて広く活躍されています。越境体験のプログラムにおいては、参加者が多様なキャリア観に触れご自身のセカンドキャリアについて考えるきっかけを得ることを目的に、辻氏にご自身のキャリアについて講話いただくパートも設けます。

3.ミドルシニア従業員のキャリア拡張について
コンソーシアムにおいて各社現状の取り組みを確認したところ、半数近くの企業では社内でライフプラン研修やセカンドキャリア研修を実施しておりました。しかし、座学研修だけでは社員の行動変容が起こりにくいという課題もあり、次の一手として「社外交流」がキーワードとして上がっております。
こうした状況を踏まえ、今回の実証実験では座学研修に越境体験を組み合わせ、新たな研修のあり方によるキャリア拡張の可能性を検証していきます。

【実証実験の仮説I】新たな研修のあり方によるキャリア拡張

また、キャリア自律の重要性が高まる中、多くの会社が副業を解禁していますが、大企業において実際に副業に取り組んでいる方はまだ非常に少ないのが現状です。これは社外交流の機会が限定的であり、自身のスキルや経験を他者と比較したことが無く自信が持てないため、副業等を通じて社外で活動することにまだ抵抗がある方が多いためと思われます。
コンソーシアムでは、セカンドキャリアを切り開くまでのステップを4つに分けた上で、まずは社外に目を向け、社外人脈を形成することを狙いとした越境体験から始めることが重要と考えています。
今回の実証実験においては、研修・越境体験ともに各社合同形式で行い、また越境体験の企画も農業体験や空き家再生PJ等、スキル・経験が問われない内容とし、参加ハードルを下げることにより、社外交流の効果を検証します。
なお、社外交流の効果を検証するため、実証実験は年明け以降にも実施予定です。

【実証実験の仮説II】自らセカンドキャリアを切り開くまでのステップ

実証実験を通じてキャリア拡張に必要な施策を検討し、企業における人材育成施策の一つの道筋を具体化することで、人的資本経営の支援を進めてまいります。

MSCEに関するご質問や、参画のご希望につきましては、以下までお問合せください。
MSCE事務局窓口:msce_post@tr.mufg.jp

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