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「睡眠は足りているのに耐えられない眠気」睡眠時無呼吸症候群(SAS)当事者の約9割が日中の強い眠気を経験

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仕事中の眠気や「家族の指摘」が受診のきっかけに。当事者117名への実態調査

「しっかり寝ているはずなのに、日中の強烈な眠気がどうしても我慢できない」。そんな自覚症状の裏に隠れていることが多いのが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。一般社団法人 いびき無呼吸改善協会は、睡眠時無呼吸症候群と診断された経験のある117名を対象に「日常生活への影響」に関する調査を実施しました。その結果、診断を受ける前から日中に強い眠気を感じていたという当事者は約9割にのぼり、仕事のパフォーマンス低下やミスの増加、さらには「日常生活がつらい」と感じるほど深刻な影響を受けていた実態が浮き彫りになりました。

調査背景

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まり、深い睡眠が妨げられる病気です。本人は眠っているつもりでも脳や身体が十分に休まっていないため、日中に耐えがたい眠気に襲われることが少なくありません。しかし、その眠気が「病気」によるものだと気づかず、気合不足や疲れのせいだと自分を責めてしまうケースも多く見受けられます。SASが単なる睡眠トラブルに留まらず、社会生活や安全にどれほどの影響を及ぼしているのか、当事者の声を通じてその実態を明らかにすべく本調査を実施しました。

調査サマリー

- 診断前の自覚症状:約9割(90.6%)が日中に強い眠気を経験。「よくあった」という回答も3割を超える
- 眠気を感じる場面:1位「仕事中(会議・デスクワーク)」、2位「食後」、3位「テレビ視聴中」
- 生活への影響:最多は「仕事や学業の集中力が続かない(31.9%)」。ミス増加や精神的な落ち込みも
- 受診のきっかけ:33.9%が「家族・同居人の勧め」と回答。身近な人の指摘が早期発見のカギ
- 現在の対策:生活習慣の改善(27.7%)や睡眠姿勢の意識(24.9%)など、セルフケアを併用する傾向

詳細データ

Q1. 診断前、日中に強い眠気を感じたことはありますか?

- ときどきあった:59.8%
- よくあった:30.8%
- あまりなかった:6.8%
- ほとんどなかった:2.6%

→ 合計で90%以上の方が、診断前から異常な眠気を感じていました。睡眠時間を確保していても解消されない眠気が、SASの代表的なサインであることが裏付けられています。
Q2. どのような場面で眠気を感じましたか?

- 仕事中(会議・デスクワークなど):27.8%
- 食後:18.8%
- テレビや動画を見ているとき:14.4%
- 電車・バスなど移動中:11.9%
- 運転中:7.9%
- その他:19.2%

→ 集中すべき「仕事中」の眠気が最も多く、パフォーマンスへの直接的な悪影響が懸念されます。また、「運転中」に眠気を感じるという回答も一定数あり、安全面でのリスクも浮き彫りになりました。
Q3. その眠気は、生活にどのような影響を与えていましたか?

- 仕事や学業の集中力が続かなかった:31.9%
- 日常生活がつらいと感じた:17.6%
- ミスが増えたと感じた:13.0%
- 周囲から注意・指摘を受けた:10.6%
- 気分の落ち込み・イライラがあった:8.8%
- その他:18.1%

→ 集中力の欠如やミスの増加だけでなく、約2割の方が「日常生活がつらい」と感じていました。精神的な落ち込みやイライラなど、メンタル面への影響も無視できない状況です。
Q4. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診察を受けたきっかけは何でしたか?

- 家族・同居人に勧められた:33.9%
- 日中の眠気がつらくなった:21.8%
- 医師に指摘された:10.9%
- 自分で調べて受診した:10.3%
- 仕事や生活に支障が出た:9.7%
- その他:13.4%

→ 自分自身のつらさよりも、「家族や周囲からの指摘」で受診を決める人が最多となりました。本人は寝ている間の無呼吸に気づけないため、周囲の気づきが受診の最大のハードルとなっているようです。
Q5. どのような対策・治療を行いましたか?

- 生活習慣の改善(減量・禁酒など):27.7%
- 睡眠姿勢を意識している:24.9%
- 定期的に経過観察をしている:12.7%
- マウスピースを使用している:11.3%
- CPAP(シーパップ)療法を行っている:8.5%
- その他:14.9%

→ 専門的な治療と並行して、減量などの「生活習慣の改善」や、横向きに寝るなどの「睡眠姿勢の工夫」を自ら取り入れている当事者が多いことがわかります。

調査結果のまとめ

今回の調査から、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は単なる「寝不足」の範疇を超え、仕事の集中力低下や日常生活の質の著しい低下を招く深刻な課題であることが再確認されました。特に、自分では眠っているつもりでも、実際には脳が覚醒を繰り返しているため、本人が気づかないうちに社会的・身体的リスクを抱えている実態があります。また、受診のきっかけとして「家族の指摘」が非常に重要であることから、周囲の人がいびきや呼吸の停止に気づき、受診を促すことが健康維持の第一歩になると言えます。

一般社団法人 いびき無呼吸改善協会のコメント

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の怖さは、当事者が「しっかり寝ているはずなのに」と、自分の眠気を“単なる疲れ”や“怠け”と誤解してしまう点にあります。今回の調査でも、仕事中のミスや日常生活のつらさを訴える声が多く上がりましたが、これらは適切な診断と治療、そして生活習慣の見直しによって劇的に改善する可能性があるものです。もし、家族にいびきや呼吸の停止を指摘されたり、昼間にどうしても耐えられない眠気が続く場合は、我慢せずに専門機関に相談してください。SASの改善は、仕事のパフォーマンスアップだけでなく、心身の健康と安全を守ることにつながります。私たちは今後も、当事者やそのご家族がより良い睡眠を取り戻せるよう、情報発信と支援を続けてまいります。

調査概要

- 調査主体:一般社団法人 いびき無呼吸改善協会
- 調査期間:2026年4月9日~2026年4月14日
- 調査対象:睡眠時無呼吸症候群と診断された経験のある全国の男女
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 有効回答数:117名

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