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横浜市

映画の未来を担う学生たちによる研究成果上映会を、横浜・渋谷で開催!~東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 第十期修了制作展~

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映像文化都市づくりを推進する横浜市は、東京藝術大学大学院映像研究科と連携・協力して、同大学院の有する高度な映像表現知識・技術を活用した地域貢献事業を実施しています。
このたび、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 第十期修了制作展を開催します。
東京藝術大学大学院映像研究科10周年という節目の今年度。今回の修了作品も多種多様な力強い4本が揃いました。昨年度同様、映画専攻修了展は馬車道校舎(無料)と、渋谷ユーロスペースにて開催されます。ぜひみなさまのお越しをお待ちしております。

《 東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 第十期修了制作展 》
  公式ウェブサイト:http://geidai-film.jp

●横浜会場
【会期】2016年1月30日(土)~1月31日(日)
【会場】東京藝術大学横浜校地 馬車道校舎 3階大視聴覚室(103席)
    横浜市中区本町4-44(みなとみらい線「馬車道」駅 5、7番 出口すぐ)
【料金】入場無料・予約不要
【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
【連携】フォト・ヨコハマ2016
【お問い合わせ】geidaifilm2016@gmail.com

1月30日(土)
13:00 『タクシー野郎 昇天御免(※)』
14:20 『ブンデスリーガ』
15:40 『湖底の蛇』
17:00 『魔法』

1月31日(日)
13:00 『魔法』
15:20 『湖底の蛇』
16:40 『ブンデスリーガ』
18:00 『タクシー野郎 昇天御免(※)』
※『タクシー野郎 昇天御免』は性的な表現を含むため、未成年の方のご鑑賞はご遠慮ください。

●渋谷会場
【会期】2016年2月20日(土)~26日(金)
【会場】渋谷 ユーロスペース
    渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F(渋谷・文化村前交差点左折)
【料金】前売券:1日券 700円(税込) 当日券:1日券 900円(税込) フリーパス券 1500円(税込)
【主催】東京藝術大学大学院映像研究科
【会場HP】http://www.eurospace.co.jp
【お問い合わせ】03-3461-0211

2月20日(土)21:00~ 『ブンデスリーガ』『湖底の蛇』
2月21日(日)21:00~ 『魔法』
2月22日(月)21:00~ 『タクシー野郎 昇天御免(※)』上映後イベントあり
2月23日(火)21:00~ 『湖底の蛇』『タクシー野郎 昇天御免(※)』
2月24日(水)21:00~ 『魔法』
2月25日(木)21:00~ 『ブンデスリーガ』『タクシー野郎 昇天御免(※)』
2月26日(金)21:00~ 『湖底の蛇』『ブンデスリーガ』
※作品の間に休憩はありません。
※イベント内容は追ってHP等で告知いたします。
※『タクシー野郎 昇天御免』は性的な表現を含むため、未成年の方のご鑑賞はご遠慮ください。

東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 第十期修了制作展
公式ウェブサイト:http://geidai-film.jp
Facebook:www.facebook.com/TUA.graduationfilm2016
Twitter:@OPENTheater2014

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■作品紹介

『魔法』
2016年/120分/アメリカンビスタ/LCR/カラー/DCP
監督:児玉龍太郎 構成:児玉龍太郎 岡田和音 上田望園 プロデューサー:竹中佐織 撮影:井前隆一朗 照明:堅木直之 美術:美崎玲奈 菊地綾子 サウンドデザイン:坂元就 編集:馬雅欣 助監督:上田望園 衣裳:美崎玲奈
出演:児玉龍太郎 服部由 坂元就 児玉章代 伏見陵

あらすじ
芸術大学の大学院に通っていた主人公Aは、在学中に体調を崩し、 修了制作で撮るはずだった映画が未完成に終わり、大学院を中退。 5年後の2020年。結婚して妻と娘と3人で藤沢の団地に暮らしているAだが、今も過去を内心引きずっている。仕事はなかなか続かない。夫として父として前向きに生活する一方、かつてやっていたバンド活動を再開してみたりするのだが……。

監督コメント
2015年、様々な「未来」を想像した。その想像する未来は「映画が撮れた未来」「映画が撮れなかった未来」と、目の前の「映画」が基準になり大別されていることに気づいた。 そして、同時に自分だけでなく出演者・スタッフ、皆にも想像する未来があることにも気づいた。ひとつの映画を皆の想像する未来で形作ることを目標にした。

監督プロフィール
1988年東京都生まれ。青山学院大学社会情報学部卒業。同校在学中、音楽に没頭し卒業論文が何も書けないことに気づき、ビデオカメラを回し始める。それがきっかけで映画制作を開始。他の作品に中国の南京藝術学院の協力を得て撮った『凹』(くぼみ)や、MONSTER Exhibition 2014(東京・ニューヨーク)で展示された『小僧枯』などがある。

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『タクシー野郎 昇天御免』
2016年/60分/シネマスコープ/5.1ch/カラー/DCP
監督:川田真理 脚本:野頭雄一郎 加藤良太 プロデューサー:木戸大地 撮影・照明・視覚効果:森田亮 美術:柴田正太郎 サウンドデザイン:伊東俊平 編集:小林望 助監督:野頭雄一郎 衣裳:山下幸一郎 ヘアメイク:堀川貴世 擬斗:遊木康剛 音楽:今村左悶
出演:折笠慎也 範田紗々 新井秀幸 宮田佳典 藤田尚弘

あらすじ
エリート警察官・種野は、歪んだ正義感が高じ、自慰行為をしていた妻・満子をゴーヤで斬りつけてしまう。 刑を終えた種野が乗ったタクシーは、後部座席で性サービスを行う違法風俗タクシーだった。車中にはなんと満子とそっくりの女性・おみつが。彼女は種野の乗車を機に姿を消す。 責任を取らされる形で、種野はタクシーで男娼をする羽目になる。 一方警察では、ポンコツ警官・尾成と新エース・浅舘による捜査が動き始めるのだった……。

監督コメント
「重厚な人間ドラマが織り成す感動巨編 」。 これは本作のイメージともっともかけ離れたフレーズのひとつです。「じゃあコメディ?」と聞かれると、そうとも答えにくい逸品です。 担当教員の「藝大の恥になりなさい」という金言に触発されて企画された本作。 果たして積極的な「恥」となれたのか現時点ではわかりません。監督として、会場の雰囲気がシリアスになればなるほど首が締まるような気持ちになってしまう水物です。 お客さんそれぞれの反応(「!」なり「?」なり「!?」)で映画を充たしてもらいまして初めて完成する作品ですので、どうぞ気楽にお楽しみください。

監督プロフィール
1991年生まれ、東京都出身。成城大学文芸学部芸術学科に入学し、映画に興味を持ち始める。3年時に映画熱が嵩じて映画研究部に入部し、映画制作を始める。そこで得た自信を浮遊力に映画美学校フィクションコースに入校するも見事に挫折。若干の沈黙期間を経て、短編『カップルプレイ』、『悶絶!直希ゼミ』を携え本校に入学。

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『ブンデスリーガ』
2016年/65分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/16mm撮影/DCP
監督:太田達成 脚本:木村孔太朗 太田達成 プロデューサー:勝山侃洋 撮影:深谷祐次 照明:井前隆一朗 美術:岡田明彩子 サウンドデザイン:新井希望 編集:坂本悠花里 助監督:竹林宏之
出演: 金子祐史 青坂匡 圓谷健太 亀井史興 安楽涼 麻野貴士

あらすじ
東京から地元に戻り、廃校になった母校でひとり暮らすカネゴン(28歳)。卓球の本場であるドイツのブンデスリーガで活躍することを目指し、日々練習している。そこに中学校の同級生たちが訪れるようになり、旧友と遊んでいく中でカネゴンの「今」が浮き上がっていく。

監督コメント
この映画を作るにあたって一番重視したことは、まず豊かな撮影現場を作ることでした。 僕の求めていた“豊かさ”とは、現場で試行錯誤する時間が取れる現場のことです。 それを実現するために、撮影場所を熱海の廃校にしぼり、また信頼できるなじみのある役者さんに出てもらうことで、みんなで考えながら1カットずつ丁寧に撮影することができました。その1カット1カットが積み重なってこの映画はできたと思います。 2006年に廃校になってしまった網代中学校、そして役者さんたちが魅力的にみえたら嬉しいです。

監督プロフィール
1989年生まれ、福島県出身。ENBUゼミナールにて映画を学び、初監督作品『海外志向』が京都国際学生映画祭2012にてグランプリを受賞。その後、ラッパーGOMESSを追ったドキュメンタリー映画『遊びのあと』がMOOSICLAB2014にて上映される。

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『湖底の蛇』
2016年/60分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー /DCP
監督・脚本:田中里奈 プロデューサー:原田響 撮影:John Eunhee 照明:森田亮 美術:玉林亜理 サウンドデザイン:小針沙紀子 編集:李嫚倫 助監督:清原惟 廣田耕平 浅野良輔 衣裳:山下幸一郎 ヘアメイク:中麻衣子 音楽:佐立努
出演:黒岩三佳 木村翠 篠田光里 西本竜樹 岡部成司 田村研作 みやべほの 矢島康美

あらすじ
湖のほとり、静かな山間の町。そこにはもうすぐ大きな橋が架かろうとしている――。 娘が結婚し家を出て行き、仕事に忙しい夫との淡々とした生活に息苦しさを感じている弓。自分の死期を悟り、身辺整理に日々を費やしている和子。仕事が段々と減っていく中、理想と現実の差にもどかしさを感じている洋。3人は互いへの隠し事を胸に秘め、一家揃って渡り初めの先頭に立っている。

監督コメント
鯛も鮃も食うた者が知ると言いますが。 去年の冬に実家に帰省した際、母親の同級生の女性たちの集まりに予期せず加わることになりました。そこで一番新鮮だったのは、母親という、まるで継ぎ接ぎだらけの重くてかさばる下着を脱ぎ去って来たかのような方々……!(という表現は大変イマイチですが)様々な経験を重ね、生きてきた背景に大きな違いを出しながらも、学生のように会話を交わす方々、そして自分の母親が、とても印象的でした。わたしは帰り際に、卒業制作の主人公は五十代の女性にしようと決意したのでありました。ところが決意虚しく、その後は自分より歳や経験の多い女性を描くのに大変苦労した日々でした。 鯛も鮃も食うたことのないわたしが、その味を知ろうと思うのはまだまだ早すぎたと痛感しております……。

監督プロフィール
1991年生まれ、熊本県出身。武蔵野美術大学映像学科に進学し、美術と映像全般の制作を学ぶ。在学中に『素数の影の落ちる位置』(13)などを監督。他に自主制作映画『ソワレ』(15)など。

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