衛星データ×AIによる防災デジタルツインの国際展開へ

国連宇宙部アーティ・ホラ=マイニ部長(中央)、スペースデータ・三菱電機の出席者による集合写真
株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤航陽、以下 スペースデータ)は、国連宇宙部(United Nations Office for Outer Space Affairs:UNOOSA、以下「国連宇宙部」)および三菱電機株式会社(以下 三菱電機)と、宇宙データとAIを活用した防災分野の国際連携に関する会合を2026年2月26日(木)に実施しました。
本会合には、国連宇宙部のアーティ・ホラ=マイニ部長をはじめ、国連宇宙部の幹部、スペースデータおよび三菱電機の関係者が出席しました。会合では、衛星データとAIを活用した「地球デジタルツイン」技術を用い、自然災害のリスク把握や防災対策の高度化を支援する国際的な取り組みについて協議しました。
近年、気候変動の影響などにより世界各地で自然災害が激甚化しており、衛星データやAIを活用した災害リスクの可視化や早期対応の重要性が高まっています。今回の会合では、防災・レジリエンス分野における宇宙データ活用の国際展開を見据え、国際機関と民間企業が連携した取り組みの可能性について意見交換が行われました。
■ 会合の背景
スペースデータはこれまで、国連宇宙部と連携し、衛星データとAIを活用した「地球デジタルツイン」の構築を推進しています。太平洋島嶼国のトンガ、アフリカのガーナ、中南米のトリニダード・トバゴなどにおいて、洪水や海面上昇などの災害リスクを三次元的に可視化し、防災対策の検討に活用されてきました。(*1)
また2025年6月には、国連宇宙部および英連邦と共同で、宇宙技術を活用した防災分野の国際協力に関する共同宣言を発表し、スペースデータが技術パートナーとして参画しています。(*2)
これらの取り組みは、2026年2月に内閣府が主催する「第7回宇宙開発利用大賞」において、国際的な防災支援への貢献が評価され、「外務大臣賞」を受賞しました。(*3)
今回の会合は、こうした実績を踏まえ、国際機関および民間企業との協力体制をさらに強化し、宇宙データとAIを活用した防災支援の国際展開を加速させることを目的として開催されたものです。
(*1)デジタルツインを活用した災害対策支援事例 https://spacedata.jp/case/disaster_response
(*2)2025年6月プレスリリース https://spacedata.jp/news/202506_Marlborough
(*3)2026年2月プレスリリース https://spacedata.jp/news/202602_space_prize
■ 出席者
【国連宇宙部(United Nations Office for Outer Space Affairs:UNOOSA)】
・ 国連宇宙部長 アーティ・ホラ=マイニ(Aarti Holla-Maini)
・ 国連宇宙部専門官 笹村 舞実
・ 国連宇宙部専門官 高見 純平
【三菱電機株式会社】
・ 防衛・宇宙システム事業本部 主席技監 小山 浩
・ 防衛・宇宙ソリューション事業部 ビジネスデベロップメント部 課長代理 栗原 康平
【株式会社スペースデータ】
・ 執行役員 安全保障事業本部長 薮下 成仁
・ 執行役員 アライアンス戦略室長 高田 敦

三菱電機による「衛星AIオーケストレーション」に関するプレゼンテーションの様子
■ 今後の展望
スペースデータは今後、国連宇宙部および三菱電機との協力を通じて、衛星データとAIを活用した統合デジタルツインの国際展開を進めていきます。各国の防災機関や政府機関との連携を視野に、災害リスクの可視化や意思決定支援に活用できる技術の導入を目指します。
また、国際会議や国際機関との協議を通じて、宇宙データを活用した防災ソリューションの国際標準化や国連宇宙部が主導する技術アドバイザリーミッションを含む技術研修への統合、各国のニーズ調査にも取り組みます。
スペースデータは、国際機関や各国政府と連携した新たな国際協力モデルの構築に挑戦するとともに、日本発の宇宙データ技術とデジタル技術を組み合わせることで、世界各地の災害対応やレジリエンス強化に貢献していきます。
株式会社スペースデータについて
株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。
地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。
スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。
詳細は https://spacedata.jp/news をご覧ください。
社名:株式会社スペースデータ
代表:佐藤 航陽
所在地:東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究
HP:https://spacedata.jp
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