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NABLAS株式会社

【セミナーレポート】現場の実例から、製造業のAI人材育成を90分で学ぶ 製造業でのAIスキル育成セミナー

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製造業におけるAI人材育成を進めるヒントを共有し、各企業が具体的にAI人材育成に動き出せるきっかけを作る。

AI総合研究所として活動するNABLAS株式会社(本社 : 東京都文京区本郷、 代表取締役 所長 : 中山 浩太郎、 以下「当社」)が提供する実課題の解決を目的としたAI人材育成サービス iLect は、2026年3月17日、「現場の実例から、製造業のAI人材育成を90分で学ぶ 製造業でのAIスキル育成セミナー」を開催しました。

生成AIの台頭によりAI活用は一部の先進企業だけでなく、多くの企業の現場力や競争力を左右する重要なテーマとなっています。製造業においてもAI人材の確保が急がれるなか、AI技術の理解だけでなく現場で実践できる教育が不可欠となりました。
本セミナーは、
- AI人材育成を支援するNABLAS株式会社
- 実際にAI講座を受講した若手社員(株式会社ソミックトランスフォーメーション)

2つの視点から製造業におけるAI人材育成を進めるヒントを共有し、各企業が具体的にAI人材育成に動き出せるきっかけを作ることを目的として開催されました。

【開催概要】
主催 株式会社浜名湖国際頭脳センター
共催 NABLAS株式会社
協力 株式会社ソミックマネージメントホールディングス

内容
(1) 若手社員が語るAI講座の受講と業務への活用 (株)ソミックトランスフォーメーション
(2) 支援先からみた製造業でのAI教育のポイント NABLAS(株)
(3) 浜松地域でのAI教育の取組みと講座の紹介 (株)浜名湖国際頭脳センター
(4) クロストーク:製造業でAI教育を成功させるには (株)ソミックトランスフォーメーション×NABLAS(株)

(1) 若手社員が語るAI講座の受講と業務への活用(安田 匠氏 / 株式会社ソミックトランスフォーメーション)

- 講座受講体験:動画形式の講座「DS4Me_iLectAcademy」を受講し、Pythonの基礎(NumPy、Pandas等)から機械学習までを自身のペースで学習。多様な学習モデルの利点・欠点を明確に把握しました。
- 業務への応用:外観検査機のロボットアームのログデータを可視化し、動作サイクルタイムの短縮を実現。また、OpenCVを用いた画像処理(2値化や製品画像の切り抜き)にも生成AIを活用しながら挑戦しました。
- AIの実践的活用法:コーディング時に生成AIを活用する際、単に指示するだけでなく、自分で考えたプロンプトを入力し、具体的な実装内容を含めた複数案を提示させています。実装のしやすさやPCへの負荷を基準に最適なものを選択しており、AIを手抜きではなく「自身の能力を拡張するツール」として活用しています。

(2) 支援先からみた製造業でのAI教育のポイント(佐野 まふゆ氏 / NABLAS株式会社)

- AI導入を成功に導く3つの並行ステップ:
- - 自分事化:生成AIなど導入しやすい環境を整備し、まずは触れてみるマインドセットを形成。
- - エヴァンジェリストの育成:自発的にAIを活用し周囲に波及させる推進者を育成し、その活動を肯定し温かく見守るマネジメント層の改革。
- - データ基盤の整備:手書き日報などの製造業独自のデータを、AIが学習できる状態に整理(教育と両輪で進める泥臭い作業)。

NABLAS株式会社では、経営層向けの「AIリテラシー講座」と現場向けの「実践型AI講座」を通じ、両輪での育成をサポートしています。
(3) 浜松地域でのAI教育の取組みと講座の紹介(米良 直樹氏 / 株式会社浜名湖国際頭脳センター)

- 地域の現状:高い技術力と現場力を持つ製造業の集積地である一方、人材不足や属人化が課題となっています。
- AI活用のステップ:AIは専門家の技術から会社全体で使うツールへと変化しています。いきなり実践を目指すのではなく、自社の状況を客観視し、まずはリテラシー教育から段階的に進めることが重要。
- 教育の展開:エンジニアに限らず、事務や管理部門など幅広い社員を対象に講座を企画・開催しています。
- 結論:AIは企業が生き残る手段であり、導入以上に「AIを使える人材をどう育てるか」が今後の重要な鍵となります。

(4) クロストーク:製造業でAI教育を成功させるには】
クロストークでは、参加者からの質問も交えながらどう製造業で具体的にどうAIツールを活用しているか、AI人材教育を成功させるか意見を重ねました。(以下クロストークから抜粋)

(米良さん) 様々な企業をご支援される中で、AI教育が浸透していく企業とそうでない企業の違いは何でしょうか?
(佐野さん) やはり「文化」の違いが大きいと思います。「どんどん使っていこう」という文化があればチャレンジする気持ちが生まれますし、挑戦を否定されないことでネガティブな感情が薄れます。まずはAI活用を後押しする前向きな雰囲気が不可欠です。

(米良さん) 企業が持つ文化がAI活用を進める上で重要ということですね。次に、5年後を想像した時に「AIを使える人」と「使えない人」でどのような差が出てくると思われますか?
(安田さん) もはやAI活用マインドは「義務教育レベル」の必須スキルになってくると思います。個人的には、AIを使えるかどうかが個人のキャリアや出世などにも大きく関わってくるのではないかと思っています。
(佐野さん) 「AIを使うことを前提に業務を構築する」ことが求められてくると思います。「今ある業務にAIをどう使うか」を考え、業務フロー自体を変革していく力が求められます。他社が進める中で自社が取り組まなければ、生産性で大きく後れを取ってしまいます。

(参加者) 「AIでどこまでできるのか」が漠然としていて分かりません。理解を深める具体的な方法はありますか?
(佐野さん) 業務課題の解決に対し、実はAIではなく従来の手法で解決した方が良い結果が出る場合も多々あります。実際に使いながら調整を重ねることで限界も分かってくるので、使い始めの段階では研修などで少しアシストさせていただき、リテラシーを養っていただくことが大切です。

(参加者) 「生成AIがコーディングできれば、エンジニアはいなくなるのではないか」という声を聞きますが、どうお考えでしょうか?
(安田さん) AIが生成したプログラムが正しいものか確認するためには、やはり専門知識を持った人がしっかりとレビューしなければなりません。そのため、エンジニアの仕事が減ることはないと思います。むしろAIをツールとして使う上で、実務を担うエンジニアの必要性は増してくるのではないでしょうか。
NABLAS株式会社について
当社は東大発のベンチャーであり、AI人材教育・育成機関、そして最先端のAI技術、特にDeep Learning技術を活用したソリューションを提供するAI総合研究所です。AI人材育成事業である iLect では、東京大学で開発したAI人材教育コンテンツを当社でアップデートしたコンテンツを独自開発した学習環境である iLect System と共に、AI人材育成サービスとして提供しています。AIコンサル・R&D事業では、AI技術の導入・研究・開発について技術面でのコンサルティング業務を展開し、クライアントの状況に応じてAI技術の導入・開発など技術面でのサービス提供を行っています。AI技術の社会実装を様々な形で実現し、より良い未来を創造するための技術やサービスを探索・創造し続ける存在として、「Discover the gradients, Towards the future」のミッションのもと次世代を支える技術やサービスの開発に取り組んでいきます。

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