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株式会社日刊工業新聞社

若手材料研究者・開発者必見! 高品質な結晶を得るプロセスをやさしく手ほどき 書籍『液相からの結晶成長入門』発売

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株式会社日刊工業新聞社
2021年12月8日

PRESS RELEASE
書籍『液相からの結晶成長入門』発売
2021年12月9日
株式会社日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『液相からの結晶成長入門』を発売しました。結晶の材料応用に興味を持つ学生や企業の技術者を対象に、結晶育成のメカニズムと技法などをやさしく解説しています。

結晶材料の開発は日本がリードしてきた

さまざまな工業製品に応用される結晶材料の製造技術において、わが国は世界をリードしてきました。ノーベル物理学賞を受賞した青色LEDの発明では、窒化ガリウムの結晶成長が基盤技術になっていたことはよく知られています。
そうした中、諸外国の結晶材料開発の進展が目覚ましくなっています。特に、5G時代を迎えて材料開発が活気づいてきています。

大きな結晶を得られやすいのが液相法の特徴

結晶を得るにはいくつかの方法があります。結晶の育成は大きく分けて液相法、気相法、固相法に分類できます。
大型で高品質な結晶をつくるには、構成原子などの再配列のしやすさから液相が有利とされています。液相からの結晶育成によりエネルギーや電池、通信デバイスなど現代社会に必要不可欠な材料が生み出され、用途開発が急激に進んでいます。

育成技術と評価方法が平易に体得できる

本書は、目的物質がそのまま融解した融液や、無機化合物・金属などのフラックスあるいは水などの溶媒に目的物やその原料が溶解した溶液から、微結晶、(大型)単結晶、結晶性薄膜を得る技術を紹介します。結晶の材料応用に興味を持つ学生や企業研究者を対象に、結晶の育成技術と評価方法を平易に説きます。
代表的な結晶育成技術および近年研究・開発が進められている技術や材料について、専門家が実例を挙げて解説します。

目次

Introduction 結晶の魅力(カラーグラビア)
第1章 結晶のつくり方
第2章 溶液成長
第3章 融液成長
第4章 育成した結晶の評価

書籍情報

定価3,520円(本体3,200円+税10%)
仕様:A5判、並製、232頁
ISBN:978-4-526-08177-4
発行:日刊工業新聞社
発行日:2021年12月9日

編者紹介

日本フラックス成長研究会
日本フラックス成長研究会(The Flux Growth Society of Japan)は、フラックス成長とそれに関連する科学(他の育成法、無機材料、有機材料など)に携わる研究者・技術者により、2006年に設立された。2021年現在、信州大学工学部物質科学科内に事務局を設置。フラックス成長に関わる研究者・技術者の交流活性化や、関連科学の技術向上に向け、会誌「Journal of Flux Growth」の発行(年間2冊)や日本フラックス成長研究発表会(毎年)の開催を行う。

【問い合わせ】
日刊工業新聞社
書籍編集部  03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7410

日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan Book Store」
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003620

Amazon 商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4526081779

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