『家庭画報』創刊700号記念イベント
2016年世界文化社は創立70周年、『家庭画報』は2016年6月号で創刊700号を迎えます。その節目の年に、かつて読者の皆さまから、素敵な手づくり作品をご応募いただき、多くの方にご支持をいただいていた「家庭画報大賞」を復活開催いたします。過去12回にわたって開催された「家庭画報大賞」から、多くの受賞者が生まれました。審査員には『家庭画報』でおなじみの一流の審美眼を持った方々ばかり。受賞をきっかけに、本格的に作品づくりを始められたかたも少なくありません。2016年のテーマは「家族へ友人へ…大切な人へ贈る 手づくりの贈り物 」です。応募締切りは2016年3月31日(木)ぜひ、日ごろの感性を形にして奮ってご応募ください。
■過去の受賞者の方々の作品
● 第5回家庭画報大賞入賞作品より「マンマの誕生日 家庭の太陽元気でね」作/吉川紀代子さん
うろこや焦げ目がリアルなすずきの香草焼き、メリヤス編みのスパゲティ・ペスカトーレ、ぼかし染めをしてワイヤーで成形した生ハムのアンティパストなど6皿の毛糸料理が並ぶ。
京都在住の吉川紀代子さんは、さまざまな料理を毛糸で立体的に表現する作品づくりを楽しんでいます。1998年には、お赤飯や鯛の姿焼きなどを詰め合わせた祝い膳で玉村豊男賞を受賞、2000年には、毛糸でイタリアンの前菜や魚料理、デザートなどを作り、張り子和紙の器にのせて野外での食事を表現した作品で江上栄子賞、帝国ホテル賞をダブル受賞。「玉村さんが名づけてくださった“毛糸料理”。本物よりも本物らしく見せるために、編んではほどき、常に工夫を凝らしながら作っています」と吉川さん。受賞後、家庭画報誌面用に新作を制作したほか、玉村さんや江上さんとの交流が生まれ、玉村さんの著書の表紙用に握りずしを編んだこともあったとか。「愛らしいスイーツのほか、野菜などにもチャレンジしています。2015年はフランスの画廊での五人展のために作りました。受賞をきっかけにさまざまなかたと知り合い、創作の機会が増えたのが嬉しいですね」。
吉川紀代子さん
京都府出身。呉服店に生まれ、グラフィックデザインを学び、友禅作家として活動。毛糸料理の制作は40代になってから。1998年、2000年に家庭画報大賞に入賞。
■応募要項
●テーマ:家族へ友人へ…大切な人へ贈る 手づくりの贈り物
●締め切り:2016年3月31日(木) 当日消印有効
700号記念家庭画報大賞は、テーマに沿った人形作品をはじめ、布あそび、木工、ガラス工芸などのクラフト作品を幅広く募集いたします。生活を豊かに彩る、手づくりの作品をお待ちしております。※審査員につきましては、『家庭画報』2016年3月号(2月1日発売)にてお知らせする予定です。
●各賞のご案内
大賞 1名 賞状と賞金50万円
準大賞 2名 賞状と賞金10万円
優秀賞 最大3名 賞状と賞金5万円
※その他、家庭画報大賞に協賛してくださる協賛社各賞につきましては、追って詳細を発表いたします。
■応募用紙、応募の決まりについては下記サイトで御確認ください。
http://www.kateigaho.com/700/kateigahotaisyo/20151130_986_1.html
『家庭画報』は2016年6月号で創刊700号を迎えます。ご愛読くださっているみなさまへ、700号分の感謝を込めた、家庭画報ならではの記念企画満載の2016年“700号イヤー”にどうぞご期待ください!
『家庭画報』
発行/世界文化社
創刊/1958年2月創刊。1日発売月刊誌。
HP/http://www.kateigaho.com/
「夢と美を楽しむ」をテーマにライフスタイルを提案。伝統文化、衣食住、美容、ジュエリー、旅など、心豊かにする話題を大きく迫力ある誌面で伝える、日本唯一のビジュアルマガジンで。