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株式会社ダイセル

G7広島サミット、国際メディアセンターに海洋生分解性プラスチック「セルブレン(R)EC」製のカトラリー提供

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株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)は、2023年5月19日より開催されるG7広島サミットの国際メディアセンターに、海洋生分解性を有する当社の酢酸セルロース樹脂「セルブレン(R)EC」を用いたカトラリーを提供しますのでお知らせいたします。

 G7広島サミットの会期中、国際メディアセンター内において、国内外のメディアに向けて県の魅力を発信することを目的として「広島情報センター」が設けられます。
当社はGSHIP(※1)の会員として、広島県において環境負荷軽減のため海洋生分解性を有する当社の酢酸セルロース樹脂「セルブレン(R)EC」を活用した取り組みを推進していることを受け(※2)、「セルブレン(R)EC」製のカトラリーが、「広島情報センター」の試飲・試食コーナーにおいて、環境に配慮した製品として紹介されることになりました。

酢酸セルロース樹脂「セルブレン(R)EC」について
 「セルブレン(R)EC」は、木からできて自然に還る環境にやさしいプラスチックです。生分解の中でも特に難しいとされる海洋中での生分解が可能なため、海洋ゴミ問題の解決に資する素材として注目されています。

※1 GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(GSHIP)
 広島県が官民連携組織体として2021年6月に設立したプラットフォームで、瀬戸内海に新たに流出する海洋プラスチックごみの量を2050年までに「ゼロ」にすることを目指しています。
詳細:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/greenseaplatform.html

※2 プレスリリース:https://www.daicel.com/news/assets/pdf/20220829.pdf
 本事業の一環で、2023年2月より、瀬戸内海における海洋ごみのうち全体の約1割(※3)を占めるカキ養殖用パイプに「セルブレン(R)EC」を用いることができないか、広島県立総合技術研究所水産海洋技術センターと共に実証実験を行っています。

                        試験筏

                      実証実験の様子

※3 出展:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/487683.pdf

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