「SNSプロモーションに対する消費者動向調査」
~公式アカウントと友だちになるのは、「スタンプ」より「お得な情報」~
株式会社ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、15~49歳の男女553名に対し、『SNSプロモーションに対する消費者動向調査』を実施しました。
集計データをまとめた全50ページの調査結果レポートを「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)からダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■企業からの情報収集に使うのは、1位「LINE」、2位「ニュース」、3位「Twitter」
スマホユーザーが、企業がプロモーションなどで発信する情報をスマートフォンで収集する際、最もよく使っているのは「LINE」で(57.7%)、続いて「Webニュース/ニュースアプリ」(36.9%)、「Twitter」(36.5%)でした※1。SNSは企業が発信する情報の収集にもよく活用されているようです。
■LINEの「公式アカウント」と友だちになるのは、「スタンプ」よりも「お得な情報」
「LINE」で企業からの情報を収集する人のうち、何らかの「公式アカウント」と友だちになっている人は74.2%、「LINE@」は49.3%でした。
「公式アカウント」と友だちになった理由は、「お得な情報を手に入れたいから」(57.7%)が最も多く、「スタンプが欲しいから」(52.2%)を上回りました※1。また、「LINE@」と友だちになった理由も「お得な情報を手に入れたいから」(69.6%)が最も多い結果となりました※1。
■「LINE@」の友だちは、「自宅近隣のお店や場所」が4割超
友だちになった「LINE@」は、「自宅近隣にあるお店や場所」(42.9%)が最も多く、次いで「今後、行ってみたいお店・場所」(36.9%)、「勤務先や学校の近隣にあるお店・場所」(31.0%)でした※1。友だちになった「LINE@」を知ったきっかけは、「公式アカウントから『LINE@』一覧を表示」(45.8%)、「ショップ内のPOP、掲示物」(30.4%)、「ショップや店員の名刺、ポイントカード」(29.8%)が多く※1、友だち獲得施策として店頭での積極的なアプローチも有効なようです。
■「公式アカウント」「LINE@」をきっかけに、約8割がアクション
「LINE」で企業からの情報を収集する人のうち、「公式アカウント」「LINE@」の情報をきっかけに何らかの行動を起こしたことがある人は79.2%でした※1。「ホームページにアクセスしたことがある」人の割合は男性47.3%、女性54.9%、「買い物をしたことがある」人の割合は男性28.6%、女性45.7%、「お店に行ったことがある」人の割合は男性30.8%、女性43.9%で、いずれも女性が男性を上回りました※1。
■有名人の公式情報の収集は、1位「Twitter」、2位「LINE」、3位「公式ブログ」
スマホユーザーが、有名人からの情報収集に最も使っているのは「Twitter」(43.9%)、続いて「LINE」(37.6%)、「公式ブログ」(30.7%)でした※1。10代と20代は「Twitter」、30代は「公式ブログ」、40代は「LINE」を最も多く使っており、年代によって好むツールが異なるようです※1。
※1 複数回答あり。
【調査の実施概要】
調査名:『SNSプロモーションに対する消費者動向調査』
調査期間 :2016年1月21日(木)~22日(金)
調査対象 :15~49歳の男女553名
質問項目 :
・「企業」のプロモーション等の情報を、スマートフォンでチェックする際、どのツールを使いますか。
・「有名人」のプロモーション等の情報を、スマートフォンでチェックする際、どのツールを使いますか。
・LINEの「公式アカウント」や「LINE@」を知っていますか。
(LINE公式アカウント/LINE@と友だちになっている人に)
・どんなアカウントと友だちになっていますか。
・友だちになったアカウントを、どこで知りましたか?
・友だちになったアカウントから送られてくる情報を見る頻度を教えてください。
・友だちになる前と後とで、アカウントに対する興味・関心に変化はありましたか。
・友だちから届いた情報をきっかけに、来店や購買などを行ったことがありますか?
(企業や有名人の公式情報をチェックしていない人に)
・企業や有名人から発信される情報を、スマートフォンで確認する際、利用したいSNSは何ですか。